あなたと、コンビに、Famiポート。ブロードバンドを活用したFamiポート刷新で、ビジネスチャンスの大幅拡大へ

あなたと、コンビに、ファミリーマート。全国約7000店を展開するコンビニエンスストアのファミリーマートは、2005年から3年計画で「次期店舗システム」のプロジェクトを推進中だ。店頭に設置されている緑色のマルチメディアキオスク端末「Famiポート」も一新。ブロードバンドを活用したスマートなWeb端末に生まれ変わった。新型Famiポートは、コンテンツの入れ替えや機能拡張がタイムリーにできる。Famiポートは、ファミリーマートが他社差別化や地域密着型のチェーン戦略を展開するうえで、「重要な切り札」へと存在価値が高まったのである。

株式会社ファミリーマート システム本部 次期店舗システム推進室 プロジェクトマネジメントグループ 長岡 勢二氏

次期店舗システムの最初のステップはネットワークのブロードバンド化

ファミリーマート

ファミリーマート

ファミリーマートは2005年から3年計画で「次期店舗システム」のプロジェクトを推し進めている。
真っ先に行ったのがネットワークのブロードバンド化だ。

従来は、本部から店舗への情報配信には衛星通信を使い、店舗から本部への情報のフィードバックにはISDN回線を用いていた。POSレジも、店頭に設置してあるマルチメディアキオスク端末「Famiポート」も、下りは衛星、上りはISDNであった。これを刷新し、全国約7000店舗すべてのネットワーク環境を上り・下りともに100Mbpsに高速化した。さらに新しいネットワーク環境に合わせて、店舗内のストアコントローラ、POSレジ、Famiポートなど、情報端末もすべて入れ替えた。

コンビニ業界における差別化の武器ともなり得る「Famiポート」

この第1ステップにおいて、マルチメディアキオスク端末「Famiポート」も一新した。
「しくみも、コンセプトも、サービス内容も、外形もすべて変えました。ネットワーク対応の変更ではなく、まったく新規の取り組みです」と、株式会社ファミリーマート システム本部 次期店舗システム推進室の長岡勢二氏は強調する。
完全な作り替えを行ったのは、Famiポートは、ファミリーマートがこれからの店づくりやチェーン戦略を展開していくうえでの切り札ともなる重要な存在であるからだ。
Famiポートでは、チケット・旅行、スポーツ振興くじtoto、グッズショッピングなど、各種エンターテインメントコンテンツを簡単なタッチ操作で購入できる。インターネットショッピング (EC) で使えるプリペイドカードの購入や、JR東日本の電子マネーSuicaのチャージサービスもスタートした。ここまで便利で利用頻度の高い端末を備えているコンビニチェーンはほかにない。
従来、コンビニチェーン業界の競争ポイントは、持ち帰りのできる弁当などのいわゆる「中食」が焦点だった。しかしファミリーマートは、公共機関の窓口端末、保険代行、電子マネーの決済拠点などのサービスコンテンツこそが、「中食以後の差別化ポイント」であると考えている。そして、こうした地元密着型サービスを展開するうえで強い武器となるのが、Famiポートなのである。

使いやすくてデータが一元管理できる「スマートクライアント」を実現

次期店舗システムにおいて、ネットワークとFamiポートの刷新を担当したのが、NTTデータである。
旧型のFamiポートは、クライアント/サーバ型であり、端末側にデータベースを備えて、必要最小限の情報だけを送信するしくみだった。新型は、データベースなどは搭載せず、必要な情報はできるだけブロードバンド経由でダウンロードするWeb端末型のしくみとした。アプリケーションはすべてをJavaで開発することは時間的に間に合わないため、VisualBasicで書かれた既存プログラムをうまく再利用しながら、.NETフレームワークでまとめ上げた。
「Microsoftが提唱するスマートクライアント構想に則り、差分だけをダウンロードする構造にしています。その結果、リッチでもシンでもない、スマートで使いやすい端末を実現することができました」と長岡氏は最新の技術を駆使したことを明かす。

新型Famiポートは「地域の人に喜ばれる店づくり」にも貢献へ

新型Famiポートでは、レスポンスが飛躍的に向上した。たとえば、7秒かかっていた画面遷移が「瞬間表示」に変わったほどだ。
また、全体最適を意識して設計を根本からやり直した結果、Famiポート端末そのもののコストも3分の1程度に削減することに成功した。
保守・運用管理も格段に楽になった。衛星ではなくブロードバンドを使ってコンテンツの更新をタイムリーに行うことができるようになったことで、販売機会の拡大にもつながっている。チケットぴあやJTBなど、パートナー企業との連携も強化していく方針だ。
新型Famiポートの全店展開は、2007年3月、完了する。次期店舗システムは次の第2ステップへと進み、アプリケーションを作り替え、物流の刷新にも取り組んでいく。
「これからは店舗の数ではなく、質が勝負。Famiポートの刷新は、1店1店を強くしていくうえでの大きな前進です」と長岡氏は力強く語った。

次期店舗システムのイメージ

お客様プロフィール

社名

株式会社ファミリーマート

本社

東京都豊島区東池袋4丁目26番10号

設立

1981(昭和56)年9月1日

資本金

166億5,800万円((株)伊藤忠商事31%出資)

売上高

単独1,840億6,500万円、連結2,764億4,200万円(2006年2月期)

事業概要

国内店舗業界3位のコンビニエンスストア。2006年7月、全都道府県進出を達成。海外展開も積極的で、アジア各国に地元企業と合弁を設立。

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