先見日記

先見日記とは 先見リメ[ス

2007 Feb 14
赤瀬川原平
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毎日の農作業
自宅にて

 体のトレーニングというのは、農業だな、と思った。
 いや、また自分の体の話だけど、自律神経の立て直しのために、トレーニングジムに通いはじめたわけである。はじめるまでは、ただでさえ仕事が忙しいのに、1日2時間なんてとてもさけないと思っていた。そうしたら、じゃあいいよ、この先鼻づまりはどんどん激しくなるから。知らないよ、と鼻の方から脅迫されて、それはかなわんと、むりやりトレーニングに通いはじめた。

 何ごともやってみればできるもので、はじめてみるとトレーニングが快適で、気分がそちらの方に前向きになり、前向きになってみれば、仕事の方は何とかなるもので、人間の予定なんていいかげんなものだ。
 それにジムの会員になるということは、そこに軽い強制力が働くもので、そう休むわけにはいかないという思いも発生する。
 結果はやはり、体が少しずついい方向に向かっているような気がする。まだ2ヶ月ぐらいのことで何ともいえないが、休むとむしろ体の方が行きたくなる感じになってくる。
 それに何日かあくと体が固くなり、次のトレーニングのとき筋肉が痛い。やはり連日つづけてこそのトレーニングで、体調も乗ってくる。

 というのでふと振り返ると、その日常が何だか野良仕事に見えるのだ。畑に毎日鍬を入れ、草むしりをして、あれこれ手を入れてないと野菜も育たないし、すぐに草ぼうぼうの荒野になる。体の筋肉が縮んで、たちまち荒野になってくる。
 体を維持するには日々の野良仕事が必要なんだ。若いころは畑にも栄養があるから、種を蒔いただけでも実がなるかもしれない。場合によっては二毛作も三毛作も可能となる。でも歳をとるうちには土も枯れてきて、肥料をやってせっせと手入れしないと畑がだめになる。人間はみんな百姓なのだ。

End

















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