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デジタルトランスフォーメーションを成功に導くITインフラの3カ条

株式会社NTTデータ ビジネスソリューション事業本部 データセンタ&クラウドサービス事業部
課長 中里 祥治

デジタルトランスフォーメーションに必要とされることは、ITによる競争力強化、価値創出といったまさに“攻めのIT”である。今後のデジタル社会に向けて、“守りのIT”から“攻めのIT”へいかにシフトしていくべきなのか、その変革を促すために肝となる3カ条を紹介する。

その1.ITインフラ全体集約・最適化

まずはサイロ化したITインフラから脱却し、ITインフラ、特にデータセンターとネットワークを集約します。ポイントとなるのは、システム間連携やデータの利活用を考慮したITインフラ環境を構築することです。デジタルビジネスの拡大とともに、APはますます多様化していきます。用途、コスト、セキュリティ、データ配置先、リードタイムなど様々な観点から検討し、ハイブリッドITの最適なアセットアロケーションを実現していくことが重要です。

ITインフラ全体集約・最適化

図1:ITインフラ全体集約・最適化

その2.“攻めのIT”投資のための、“守りのIT”の効率化

ITインフラ全体の集約・最適化をした後は、"攻めのIT"に投資をするために、“守りのIT”を効率化していきます。各システム基盤を横断的に運用管理し、IT統制していくIT企業を探し、積極的にアウトソースしていきます。そして、余ったリソースを“攻めのIT”に注力していきます。

“攻めのIT”投資のための、“守りのIT”の効率化

図2:“攻めのIT”投資のための、“守りのIT”の効率化

その3.インフラサービスのパートナー選定

“攻めのIT”における重要なインフラサービスとパートナー選定に関するポイントを3点ご紹介します。

インフラサービスのパートナー選定

図2:インフラサービスのパートナー選定

(1)マルチクラウド接続
“攻めのIT”では、IoTのようにエッジ側からパブリッククラウドに対してデータ通信が行われます。様々な用途を想定し、適切なクラウドを活用するために、柔軟性のあるマルチクラウド接続環境が求められます。

(2)データ共有・外部連携
自社内にデータを置くのではなく、デジタル時代では社外のデータセンターにデータを集約し、共有・連携することも重要です。外部連携をうまく活用したエコシステムから新しいビジネスを生み出す可能性を広げましょう。

(3)統合マネジメント
マルチクラウド環境・外部連携等、デジタル時代で扱うコンテンツ・デバイスは多岐にわたります。これらを最適に活用するには、単体ではなく、基盤環境全体で、包括的にマネジメントすることが不可欠です。

この3点をおさえ、インフラ全体を中立的な視点でコントロールできるITパートナーを選択しましょう。

ここまで、デジタルトランスフォーメーションを成功に導くITインフラとしての3カ条をご紹介してきましたが、この3カ条を取り入れ、お客様のデジタルトランスフォーメーションを実現させるのが、2018年4月にオープンする三鷹データセンターEASTです。

OPEN in April 2018

図4:OPEN in April 2018

三鷹データセンターEASTが目指すのは、お客様にデジタルビジネスのサービス拠点として、TraditionalとDigital、“守りのIT”から“攻めのIT”への一連のプロセスをご提供できるデータセンターです。データセンターとしての設備の堅牢性はもちろん、エコシステムデータセンターというコンセプトをもとに、様々なクラウドサービスや、AI・IoTの技術を取り入れ、お客様システムとのシームレスな連携を実現してまいります。

Profile

中里 祥治
株式会社NTTデータ ビジネスソリューション事業本部 データセンタ&クラウドサービス事業部
課長 中里 祥治

2004年NTTデータ入社。金融機関向け基幹系システム開発、OSS共通基盤サービス開発を行う。三鷹データセンターEASTの推進業務に従事。