2012年12月13日

イマ旬キーワード

M2Mクラウド

クラウドと連携することで、ロボットは作業用機械から「サービスを実現するためのシステム要素」へと発展を遂げています。

技術開発本部 加賀谷 豊明

スマートグリッド、スマートシティ

今後の新たな成長分野として、電力の需要・供給を双方向に可能とするスマートグリッドや、社会インフラにICTを可能な限り活用するスマートシティへの期待が高まっています。国や自治体と企業が力を合わせ、スマートシティの開発を実験的に開始している例も多数出てきています。また、電気自動車の普及が広まってきたことや、スマートフォンに代表される小型ネットワーク端末を多数の人が所有するようになった背景を受け、センサーネットワークやM2Mの環境整備が徐々に進みつつあります。ロボットをこれらのスマートな環境と連携させることで、社会やビジネスへ貢献できると考えています。

【図】

サービスロボット

ロボットで社会やビジネスへ貢献する代表例として、「ライフサポート分野」と「社会インフラ保守分野」があります。ライフサポート分野では、ロボットが高齢者の見守りや介護スタッフの補助的な役割を担うことが考えられます。各種のセンサ機器とクラウドで接続することで、健康情報やライフログ情報に基づき、個人ごとの最適な介護を支援します。また、コミュニケーションを図るロボットとして、病院内で対象者の位置まで自律的に移動し、ロボットを通じて医師による診察や家族との会話ができるようなシステムが実際に研究開発された例もあります。社会インフラ保守分野では、建物やライフラインの保守作業を行う際に、センサやロボットを活用することが考えられます。クラウドの地図情報と連携して保守作業の対象位置を特定したり、画像処理による目視検査の代行など、人が作業するには危険な場所での作業をロボットが請け負う時代がもう見えてきています。

必要な技術

サービスロボットの普及と発展に向け、新しいサービスのアイデアも必要ですが、ロボットの保守や運用を行うリモート管理技術が重要になってくると考えられます。例えばロボットの操作ログやエラー情報を取得するインタフェースやミドルウェア、M2Mクラウドと連携する際の効率的な接続規格などに着目しています。

NTTデータでは、ロボットとクラウドの連携を「サービスを実現するためのシステム要素」として捉え、システムインテグレーションのひとつの側面として、付加価値の提供を目指していきます。

著者プロフィール

【写真】

技術開発本部 加賀谷 豊明

2009年にNTTデータへ入社。電気機器、医療機器、ネットワーク機器などの組み込みソフトの研究開発に従事。現在はライフサポート分野等でクラウドとロボットを活用したサービス開拓に取り組み中。

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