横浜銀行、北陸銀行、北海道銀行との次期システム共同利用の基本契約締結について

ニュースリリース/NTTデータ

2006年3月24日

株式会社NTTデータ

 (株)NTTデータ(代表取締役社長:浜口 友一、本社:東京都江東区、以下NTTデータ)は、平成18年3月24日、(株)横浜銀行、および(株)ほくほくフィナンシャルグループ子会社の(株)北陸銀行、(株)北海道銀行との間で、次期システムの共同利用に関する基本契約を締結しました。

 NTTデータは、昨年11月に横浜銀行、北陸銀行、北海道銀行と次期システムの共同利用の検討について基本合意書を締結後、3行と共に共同利用実現に向けて詳細の検討を進めて参りましたが、この度、対象システム範囲、システム利用期間等、システムの共同利用に関する基本的事項について合意に至りました。

 今回の基本契約は、「地銀共同センター」で使用しているアプリケーションパッケージ(BeSTA®)を適用し、横浜銀行・北陸銀行・北海道銀行向けの共同利用システムとして構築を行い、維持運用も含めて弊社が受託するアウトソーシング契約となります。今後、3行のパートナーとして、共同利用範囲の拡大による共同利用メリットの拡大や先進的機能の実現等、3行のITの戦略的活用に貢献してまいります。

 「BeSTA」は「地銀共同センター」において、すでに4銀行での運用実績を積んでおり、今回の決定はその機能の先進性や運用の安定性が高く評価されたものです。なお、「BeSTA」を使用する銀行数は、「地銀共同センター」参加の10行、及び今回の3行を含めて、13行となりました。

 NTTデータは、このアプリケーションパッケージの拡大を機に、同じパッケージを使用するご利用行間の連携を図り、ご利用行の知恵とノウハウを結集させることにより、日本の金融機関基幹系システムのデファクトスタンダードを目指してまいります。

【概要】
  1. 共同利用するシステムの範囲
     預金・為替・融資・外為等の業務処理機能、及び外部センターとの接続機能などを担う基幹系システム群を共同利用システム対象範囲としております。
     さらに、データの加工・分析等を行うシステムなどへの範囲拡大を継続して検討してまいります。

  2. スケジュール
     平成18年4月よりシステム要件定義に着手し、平成22年1月の横浜銀行ご利用開始を共同利用システムのカットオーバーとして計画しております。その後北陸銀行・北海道銀行が、順次共同利用システムに移行される予定です。

  3. システム利用契約期間
     平成22年1月から14年間を共同利用システム提供の基本期間としております。


※1BeSTA®は、株式会社NTTデータの登録商標です。
BeSTA(Banking application engine for STandard Architecture:ベスタ)は、ベンダを特定しないNTTデータの先進バンキングアプリケーションです。


本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報室 杉本
TEL:03-5546-8051