2017年3月31日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、民間衛星会社として業界を牽引する米国DigitalGlobe社(以下:DigitalGlobe)と、3D建物地図データの整備に向けたStrategic Partnershipを拡大しました。

今回のStrategic Partnership拡大により、NTTデータはDigitalGlobe社の提供する地理空間情報クラウド「Geospatial Big Data Platform (以下:GBDX)」のディベロッパーとなり、同社の提供する機械学習(ディープラーニング)技術や衛星画像を用いたよりスケーラブルな3D地図の製造が可能となります。この環境を利用することで、建物データを含めたより広範囲・高精細な3D地図整備についての検証を行い、整備範囲を拡張します。

NTTデータは今後、防災・資源・都市計画・電力・通信サービス等、幅広い分野における3D地図サービスの提供を通じて、地理空間情報の利用拡大、市場創出に寄与していきます。

背景

2014年2月よりNTTデータは、共同販売者である一般財団法人リモート・センシング技術センター(以下:RESTEC)とともに、最新の衛星画像技術を駆使した高精細な3D地図である「AW3D®全世界デジタル3D地図提供サービス(以下:AW3D)注1」の国内・海外市場への展開を行ってきました。また、2015年5月からは、DigitalGlobe社の衛星画像を活用し、最高で0.5mの解像度まで精度を高めた世界最高精度のサービスの提供を開始しています。災害対策やインフラ整備などを中心に、これまで300プロジェクト以上で活用されており、アジアなどの新興国を中心に世界70カ国以上での利用実績があります。

また、2014年よりNTTデータはDigitalGlobe社のInformation Partner Program (IPP)のメンバーとして、同社の持つ複数の地球観測衛星を最大限活用し、使いやすい地理空間情報コンテンツへ加工する「付加価値サービス」を提供してきました。

概要

今回のStrategic Partnership拡大により、NTTデータはDigitalGlobe社の提供する地理空間情報クラウド「GBDX」のディベロッパーとなり、同社の提供する機械学習(ディープラーニング)技術や衛星画像を用いたよりスケーラブルな3D地図の製造が可能となります。この環境を利用することで、建物データを含めたより広範囲・高精細な3D地図整備についての検証を行い、整備範囲を拡張します。

今後について

今後NTTデータは、広範囲・高精細な3D地図整備について検証・開発を進め、「AW3D高精細版」および3D建物地図データを含めたその関連製品の整備範囲を拡大します。その後、高精細な3D地図を用いたさらなる短納期で提供できる製品の実現を目指します。

参考

AW3Dについて

「AW3D全世界デジタル3D地図提供サービス」は、世界で初めて5m解像度の数値標高モデル(DEM)で世界中の陸地の起伏を表現する3D地図として2014年2月にサービス提供を開始しました。JAXAの陸域観測技術衛星「だいち(ALOS:エイロス)注2」によって撮影された約300万枚の衛星画像を用いて、RESTECと共同で開発・販売しています。都市計画等の分野において利用を広げるために、2015年5月からは米国の民間衛星会社DigitalGlobeの衛星画像を活用した高精細版3D地図の提供を開始しました。これにより最高0.5m解像度を実現し、都市エリアを中心とした「建築物」レベルの細かな起伏の表現が可能となりました。

2016年3月には、その高い技術力と、世界60カ国にわたる幅広いサービス提供を通じて、世界各国の産業・行政をはじめとする社会基盤の高度化・効率化を支援し、日本の宇宙開発利用の普及啓発に大きく貢献したことが評価され、内閣府主催の「第2回宇宙開発利用大賞」において、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をし、極めて顕著な功績を認められる事例に贈られる内閣総理大臣賞を受賞しました。また、2017年1月4日に発表された株式会社日本経済新聞社主催の「2016年日経優秀製品・サービス賞」では、「優秀賞 日経産業新聞賞」を受賞しました。

DigitalGlobeについて

DigitalGlobeは、商業高解像度衛星画像市場および高度空間ソリューション市場におけるリーディングカンパニーです。世界最先端の衛星ラインナップにより、顧客要求に応えるため、他に類を見ないカバレッジおよびキャパシティーを提供します。

防衛・情報機関、官公庁、地図製作および環境モニタリング、石油・ガス、インフラ管理、ナビゲーション、位置情報サービス等、さまざまな分野における顧客が、意思決定のためにDigitalGlobeのデータ・情報・技術を活用しています。

注釈

  • 注1デジタル3D地図とは、地表の3次元座標値(水平位置と高さ)が記録されたデータで、高さを示す数値標高モデル(Digital Elevation Model, DEM)と、水平位置を示す正射投影(オルソ補正)画像の2種類のデータから構成されます。正射投影画像とは上空から撮影された画像の地形にともなうゆがみを除去し、正しい位置情報を付与した画像です。
  • 注2陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS, エイロス)とは、2006年1月から2011年5月まで運用された日本の地球観測衛星で、高精細な全世界観測を実施し、地図作成・更新、災害状況把握、地域環境観測等に貢献しました。本事業では運用期間中に撮影された約650万枚の画像のうち、パンクロマチック立体視センサー(PRISM, プリズム)が撮影した被雲が少ない約300万枚を活用しています。
  • 「AW3D」は、株式会社NTTデータと一般財団法人リモート・センシング技術センターの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第一公共事業本部
e-コミュニティ事業部
第三営業担当
大竹、白石、エルフィ
TEL:050-5546-2507

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