MM総研大賞2025の「スマートソリューション部門 衛星データ分野 最優秀賞」を受賞
第三者評価
2025年6月26日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は2025年6月26日、MM総研大賞2025の「スマートソリューション部門 衛星データ分野 最優秀賞」を受賞しました。なお、本受賞は株式会社Marble Visions(以下、Marble Visions)と共同の受賞です。

受賞背景・理由
MM総研大賞は、ICT分野の市場や産業の発展を促すきっかけとなることを目的に、2004年に創設された表彰制度です。優れたICT技術で積極的に新商品や新市場の開拓に取り組んでいる企業が表彰の対象となります。
これまでNTTデータは、衛星画像を活用した「AW3D全世界デジタル3D地図(以下:AW3D)注1」の提供を通じて、世界130カ国・地域以上で4,000以上の幅広いプロジェクトを支援し、衛星画像を活用した先進的な業務の効率化を推進してきました。また、2024年7月1日には、高頻度かつ高精度な撮影が可能な衛星観測システムによる、現状をリアルに表現したデジタル地図の提供を通じて新たなデジタルツイン市場を創設することをめざし、新会社「Marble Visions」注2を設立しました。
本受賞は、観測衛星の打ち上げも含めた今後のMarble Visionsの可能性が評価されたものです。
NTTデータおよびMarble Visionsは、衛星開発から衛星データの活用までの垂直統合を加速させることにより、国内外の多様な公共・産業で活用可能な衛星観測システムを整備します。さらに、NTTグループ各社等の関連事業を有機的につなげ、お客さまの要望にあったソリューションを提供することで、宇宙ビジネス分野における事業拡大と、さらなる市場開拓を促し、宇宙産業全体の発展に貢献していきます。
関連リンク
- AW3D WEBサイト
http://www.aw3d.jp/ - 株式会社Marble Visions WEBサイト
https://marble-visions.com/jp.html
注釈
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注1
AW3Dについて:2014年2月、NTTデータとRESTECは、JAXAの陸域観測技術衛星「だいち(ALOS)」が撮影した約300万枚の衛星画像を使用し、世界初の5m解像度の数値標高モデル(DEM)で世界中の陸地の起伏を表現した全世界デジタル3D地図のサービス提供を開始しました。2015年5月からは、米国の民間衛星会社MAXARの衛星画像を活用した高精細版3D地図の提供を開始し、最高50cm解像度で都市エリアの「建築物」レベルの詳細な起伏を表現可能にしました。また、AIを用いた地物情報抽出で、お客さま業務の短工期化、低コスト化を支援しています。
AW3Dは、世界130カ国以上、4,000プロジェクト以上で、インフラ整備や防災対策などに活用され、社会および経済発展に貢献しています。AW3D WEBサイト http://www.aw3d.jp/ -
注2
観測衛星サービスを提供する新会社「株式会社Marble Visions」を設立。
https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2024/070102/
- 「AW3D」は、日本国内における株式会社NTTデータと一般財団法人リモート・センシング技術センターの登録商標です。
- その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
社会基盤ソリューション事業本部
ソーシャルイノベーション事業部
松原
E-mail:aw3d_sales@kits.nttdata.co.jp