Everest Groupの「Sustainable IT Services PEAK Matrix® Assessment 2025」レポートにおいてリーダーに選出

トピックス

2025年2月17日

株式会社NTTデータグループ

株式会社NTTデータグループ、株式会社NTTデータ、および株式会社NTT DATA, Inc.(以下:NTTデータグループと総称)は、Everest Group発行の「Sustainable IT Services PEAK Matrix® Assessment 2025(PDF:1.7MB)」レポート(以下:本レポート)において、リーダーに選出されました。
本レポートではNTTデータグループの強みとして、クラウドエネルギー管理、グリーンソフトウェア、IT資産ライフサイクル管理といった包括的なポートフォリオを取り上げています。また、軽量で低消費電力の言語モデル開発に対する取り組みも、運用効率の向上と、スケーラブルで持続可能な生成AIソリューションを推進するものとして評価されました。

顧客の声についても言及し、NTTデータグループが持続可能なIT分野において高い専門知識や技術力を有していることに加え、優れたアカウント管理能力でも高い評価を得ており、企業が持続可能性目標を達成するうえで信頼できるパートナーとしての地位を確立している、と紹介しています。

さらにGreen Software Foundation(以下:GSF)注1とのパートナーシップにより、Software Carbon Intensity(SCI)標準注2を策定し、グローバルなグリーンITアジェンダを推進していることをNTTデータグループの際立った功績として挙げ、業界全体で環境に配慮した取り組みを推進するリーダーシップと意義ある貢献の現れだと評しています。

このほか、ハードウェアの持続可能性に関する取り組みについてもレポートで取り上げられました。特にOEMと緊密に連携した電子廃棄物の循環プログラムや、ITハードウェアのカーボンフットプリント管理の取り組みが評価されました。また、ファンクションコールごとに環境に配慮したデータセンターを選択することで、ソフトウェアの持続可能性を高めるGreen Function-as-a-Serviceの導入も、その革新性とインパクトが特筆されています。

Everest Groupは、本レポートで21社のサステナブルITサービスプロバイダーを調査しており、その中でNTTデータグループの強力なビジョン、対応力、市場への影響力を高く評価しています。なお、リーダー評価を受けた企業は、成熟したエンドツーエンドのサステナブルITサービス、環境データモニタリングのための堅牢なソリューション、ハイパースケーラーやグリーンITプロバイダーとの強力な共同GTM(Go-To-Market)戦略、グローバルな持続可能性イニシアティブへの積極的な貢献、サステナブルIT人材の育成への投資を行っていることを示しています。

注釈

  • 注1 GSFは、2021年5月にLinux Foundationの配下に設立された非営利団体です。同団体は、パリ協定で定められた目標「2030年までにICT分野における温室効果ガス排出量を45%削減」への貢献を目標とし、ソフトウェアによるCO2排出量の削減(グリーンなソフトウェア開発)に必要な開発標準や開発ツール・ベストプラクティスの策定と普及展開をミッションとしています。NTTデータグループはソフトウェア/システム開発領域におけるCO2削減の実現を目指した取り組みを進めており、GSFと同じ目標に向かい取り組んでいます。
  • 注2 SCIは、ソフトウェア利用時の炭素排出を構成する電力利用やハードウェア利用、利用する電力の炭素強度をもとに、炭素排出量をスコアとして評価する手法です。SCIを活用することで、同じ機能を持つ複数のソフトウェアを使った際の環境負荷を比較できるほか、ソフトウェアに加えた改修が炭素排出量に与える影響を把握することができます。

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グリーンイノベーション推進室
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技術革新統括本部
Innovation技術部
IOWN推進室
小林、井村
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