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2012.3.1技術ブログ

開発環境クラウド~ソフトウェア開発を支えるクラウドそしてXaaSへ~

SaaS、IaaS、PaaS、DaaSなど、NTTデータがソフトウェア開発を迅速に行なうために取り組んでいるクラウドを紹介します。

ソフトウェア開発を取り巻く環境

近年ではビジネスのグローバル化やIT化に伴い、ビジネス環境の変化が急速に早まっています。ソフトウェア開発を迅速に行いエンドユーザーに届ける必要性が増しており、変化に対応するため、アジャイル開発や継続的デリバリーなどの技術活用が進んでいます参考1。また、必要なときに必要な分をすぐに使うことができるクラウドは、ソフトウェア開発において欠かせない存在となってきています。
今回のコラムでは、ソフトウェア開発を迅速に行なうためのクラウドを紹介します。現在NTTデータがソフトウェア開発で取り組んでいるクラウドはSaaS、IaaS、PaaS、DaaSなどがあります(図)。

【図】

図:ソフトウェア開発を支えるクラウド

SaaS(Software as a Service)

SaaSはネットワーク経由でソフトウェアを利用する仕組みです。SaaSの代表例としては、Googleが提供しているGmail参考2などがあります。NTTデータでは、プロジェクトマネジメントを支援し品質管理の機能を提供するPMワークベンチや、ソフトウェア開発自体を支援し課題・構成管理の機能を提供するSDワークベンチなどを、グループ会社を含めた社内向にSaaSで提供しています。

IaaS(Infrastructure as a Service)

IaaSはネットワーク経由でコンピュータ基盤を動作させ、サービスとして提供する仕組みです。仮想化基盤と組み合わせることで、同じ環境のコンピュータを簡単に複製することができるため、必要なときに必要な分だけコンピュータを使うことができます。さらにコンピュータをテスト前の状態に簡単に戻せるため、システム開発における検証やテストの際、大量のコンピュータを使った効率的な検証・テストが実現できます。

PaaS(Platform as a Service)

PaaSはOS・アプリケーション実行環境・データベースなどのプラットフォームをサービスとして提供する仕組みです。IaaSと似ていますが、IaaSはコンピュータだけの仕組みの提供が多いのに対し、PaaSはソフトウェアが動作するプラットフォーム全体を提供します。NTTデータでは、PaaSとしてBizXaaSプラットフォームサービス参考3を提供しています。

DaaS(Desktop as a Service)

DaaSは通常のコンピュータのデスクトップをサービスとして提供する仕組みです。Windows系のOSだと、リモートデスクトップ接続で利用します。DaaSはソフトウェア開発において、IDE(統合開発環境)や実行環境・テスト環境などを予めインストールしておき、仮想化基盤技術を使い、開発者の人数分環境を複製し、開発作業を行なう環境として利用します。NTTデータでは、DaaSを開発環境として利用する取り組みにも力を入れています。

まとめ

クラウドはネットワークさえ繋がっていれば、場所に関係なく利用することができます。既にNTTデータのソフトウェア開発においても、複数の国の開発者が、それぞれの場所からクラウドを使って共同で開発をすすめるなど、グローバルでの活用が進んでいます。これからの時代のソフトウェア開発は、よりクラウドの活用が進み、将来的にはXaaS(X(=Everything)as a Service)になっていくでしょう。

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