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2012年3月8日技術ブログ

BABOKの価値と活用

BABOKの価値はまさにビジネスアナリシスの実践に関するグローバルな共通言語を定義したことです。

ビジネスアナリシスとは?

BABOK®(Business Analysis Body Of Knowledge®)というキーワードが最近様々なところで聞かれるようになりました。BABOKとは名前の通りビジネスアナリシス(BA)の知識体系です。では、ビジネスアナリシスとは何でしょうか?BABOKではビジネスアナリシスのことを「組織の目的の達成に役立つソリューションを推進するために、ステークホルダー間の橋渡しとなるタスクとテクニック」と定義されています。

上流プロセスの共通言語

私はもう少し噛み砕いて、ビジネスアナリシスを「要件定義に入る前に開発・導入するソリューションの目的や要求を明確にすること」と解釈しています。こうするとビジネスアナリシスは決して目新しいものではなく通常のプロジェクトの上流プロセスで今までも当たり前に行われきた活動と言えます。一方で、この領域の活動は属人的な内容も多くあるのも事実です。BABOKの価値はまさにビジネスアナリシスの実践に関するグローバルな共通言語を定義したことです。価値観や慣習、母国語が異なるメンバの相互理解・連携の触媒になると考えています。BABOKの認定資格である参考1CBAP®(Certified Business Analysis Professional)の取得者は世界で30か国以上、1500人を超えております。ソリューションのグローバル展開の推進に向けて、NTTデータではBABOKを活用した上流プロセスの方法論・ツールの研究開発・整備を進めています。

【図】

図:BABOKの知識領域

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