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2012年9月27日技術ブログ

生産管理技術のグローバル普及とミャンマー最前線

海外拠点に生産管理技術を普及展開する一環として、ミャンマーを現地視察してきた際の様子をご紹介します。

ミャンマーの魅力

ミャンマーは2011年3月頃、長年続いていた軍事政権から新政権に移行し、海外投資を積極的に受け入れ始めた背景があります。この頃から急速に海外拠点としての投資人気が高まり、インフラ整備も加速しています。NTTデータでも早くからミャンマーのポテンシャルに着目し、現地法人の設立を進めてきた経緯があります参考1、2

想像以上に都会化

出張前にミャンマーについて調べていた段階では、まだまだ発展途上という印象が強かったのですが、実際に行ってみると都会化していることに驚きました。車の往来も多く、他の東南アジア諸国と比べて大差無い印象でした。しかし、ATMは未発達で、クレジットカードも普及していないため、現金決済が基本です。宿泊したホテルの支払いも現金でした。

将来の開発拠点「MICTパーク」

MICTパーク入口

ミャンマーのIT企業の工業団地であるMICTパーク(ミャンマーICTパーク)を訪問しました。私が訪問した際は、広大な敷地に多数のビルが建設中で、NTT DATA Myanmar Co., Ltd.が入居予定のビルも建設途中でした。各ビルはバックアップ電源を備え、電力供給に不安のあるミャンマーでも心配は無いそうです。

生産管理技術のグローバル普及~ミャンマー拠点

NTTデータでは、海外拠点への生産管理技術の普及を推進しています。その一環として、ミャンマーの拠点立ち上げにあたり、現地技術者の採用から教育まで、最新のソフトウェア技術や自動化技術に関するエキスパートを集めた専門チームが支援していく予定です。現地技術者採用面談の様子を見て感じたのは、ミャンマーでは控えめで素朴な人が多いことです。自分を飾ったり誇張したりせず、淡々としています。事前に特徴を知って臨んだつもりですが、あらためて文化の違いを感じました。また、ミャンマーではIT業界は女性率が高いようです。

おわりに

ミャンマーは、今、目覚ましい成長を遂げようとしています。しかし、実際にミャンマーの人達と接すると、素朴で礼儀正しい人ばかりで、経済成長とは裏腹にあまり変わっていないような印象を受けました。10年後にミャンマーの人達がどう変わっているのか、気になるところです。

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