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2018.9.25技術ブログ

VRの浸透するミライのつくり方

VRエヴァンジェリストであるGOROmanこと近藤義仁さんは、2013年からVRを日本に普及させるため、さまざまな活動を行っています。VRによって開かれる未来はどのようなものでしょうか。NTTデータ 技術開発本部の山田達司が、近藤さんのオフィスへ伺いました。

VRデバイスと出会って伝道者に

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VRを普及させる、という強い使命

山田 近藤さんの著書である『ミライのつくり方 2020-2045』(※1)には、「Palm」(※2)が「iPhone」に変わって広まったように、VRをどんどん日本に普及させなければならないと書かれていますね。

山田達司(やまだ・たつし)/株式会社NTTデータ 技術開発本部 エボリューショナルITセンタ サイバーフィジカル技術担当 シニアスペシャリスト。NTTデータでは先進ITデバイス及びセキュリティの専門家として研究開発、製品開発に従事。現在はAR/VRの企業内導入推進に携わる。1996年米国で発表されたモバイルデバイスPalmをいち早く日本に紹介。Palm OSを日本語化するJ-OSの開発、関連書籍の執筆、開発者コミュニティ支援を行う。自称“無認可Palmエバンジェリスト”。Palmユーザーからは"Palmの神様"と呼ばれ、ネット用語「神降臨」の元祖とも言われる。

山田達司(やまだ・たつし)/株式会社NTTデータ 技術開発本部 エボリューショナルITセンタ サイバーフィジカル技術担当 シニアスペシャリスト。NTTデータでは先進ITデバイス及びセキュリティの専門家として研究開発、製品開発に従事。現在はAR/VRの企業内導入推進に携わる。1996年米国で発表されたモバイルデバイスPalmをいち早く日本に紹介。Palm OSを日本語化するJ-OSの開発、関連書籍の執筆、開発者コミュニティ支援を行う。自称“無認可Palmエバンジェリスト”。Palmユーザーからは”Palmの神様”と呼ばれ、ネット用語「神降臨」の元祖とも言われる。

近藤 Palmのアイデアが、後のiPhoneなどに使われていますし、Palmがあったからこそスマートフォンへの流れにつながったと思っています。

山田 Palmは、パソコンに入力したデータを同期して持ち歩けるようにしていましたが、初期のiPhoneもパソコンに入っている音楽などを同期して持ち歩くという使い方がメインでしたね。

近藤 僕は、1996年頃に「PalmPilot」を初めて買って、手のひら(Palm)に乗るデバイスにむちゃくちゃ可能性を感じていました。山田さんは、Palm OSを日本語化する「J-OS(※3)」を作られていますよね。J-OSには僕もお世話になっていました。

近藤義仁(こんどう・よしひと)/株式会社エクシヴィ 代表取締役社長。幼少期にプログラミングを会得。中学1年生からパソコン通信をはじめ、中学2年には自作ホストプログラムでSysopを務める。ゲームプログラマとして大学を中退し上京。PlayStaion1/2/Xbox等のコンシューマタイトル制作に関わり、描画エンジン・アニメーションエンジン等を開発。2012年Oculus Rift DK1に出会い、 自らVRコンテンツの開発を行い、VR普及活動をはじめる。2010年株式会社エクシヴィを立ち上げ代表取締役社長となる。並行して2014年からOculus Japan Teamを立ち上げ、Oculus VR社の親会社であるFacebook Japan株式会社の社員になる。現在はエクシヴィにてVRコンテンツ開発を行っている。個人でも”GOROman”として、VRコンテンツの開発、VRの普及活動を広く行っている。 代表作は Mikulus, Miku Miku Akushu,「初音ミク VR Special LIVE -ALIVE-」ロート デジアイ, DMM GAMES VR × 刀剣乱舞ONLINE 三日月宗近Ver.など多数。2018年配信もできるVRアニメ制作ツールAniCastを発表。東雲めぐ©GugenkaのSHOWROOM生配信に技術提供。

近藤義仁(こんどう・よしひと)/株式会社エクシヴィ 代表取締役社長。幼少期にプログラミングを会得。中学1年生からパソコン通信をはじめ、中学2年には自作ホストプログラムでSysopを務める。ゲームプログラマとして大学を中退し上京。PlayStaion1/2/Xbox等のコンシューマタイトル制作に関わり、描画エンジン・アニメーションエンジン等を開発。2012年Oculus Rift DK1に出会い、 自らVRコンテンツの開発を行い、VR普及活動をはじめる。2010年株式会社エクシヴィを立ち上げ代表取締役社長となる。並行して2014年からOculus Japan Teamを立ち上げ、Oculus VR社の親会社であるFacebook Japan株式会社の社員になる。現在はエクシヴィにてVRコンテンツ開発を行っている。個人でも”GOROman”として、VRコンテンツの開発、VRの普及活動を広く行っている。代表作は Mikulus, Miku Miku Akushu,「初音ミク VR Special LIVE -ALIVE-」ロート デジアイ, DMM GAMES VR × 刀剣乱舞ONLINE 三日月宗近Ver.など多数。2018年配信もできるVRアニメ制作ツールAniCastを発表。東雲めぐ©GugenkaのSHOWROOM生配信に技術提供。

山田 私は、Palmを見た瞬間に、これはすごい、と感じて、何が何でも日本に持って来なきゃと思いました。近藤さんも「Oculus Rift」(※4)を見て、同じようなことを感じたそうですね。

近藤 2012年にクラウドファンディングサイトで「Oculus Rift DK1」を見つけて、2013年に入手し、これは日本に持って来ないと、と思いました。山田さんの活動には、かなり影響を受けていますよ。

山田 当時、なぜあれほど強い意志や使命で行動できたのかは理性的に説明できないですけどね。

近藤 僕も、インタビューとかで「絶対来ると思うんですよ」と答えていましたが、何の根拠もありませんでした(笑)。発表されたばかりの頃は、どうしても一部のマニア向けの機器になっていて、よさを伝えきれなくて、悔しい思いをしましたね。

山田 悔しい思いを何度もされながら、VRは何を見せるかが大事だと気付き、Mikulus(※5)などの試みも行ってきたのですね。

近藤 デバイス自体のことを言っても、人には伝わらないと気付いたわけです。それよりも、デバイスによって人々の生活がどう変わるのか、どう便利になるのか、を具体的に示すことで、理解してもらえるのだと考えました。マニア同士なら「このデバイスはすごい!」とすぐに共感してもらえますが、デバイスに興味がない人へ伝えるには、工夫が必要です。コンテンツ化すればよいのではと考えました。

VR遠隔会議のコミュニケーション力

山田 NTTデータでは、「VR遠隔会議」というシステムを構築していて、先日のテレワーク・デイズ<(※6)の期間中に社内トライアルを行ってみました。実際に、このシステムをお使いいただきながら、ぜひ、近藤さんのご意見をお聞かせください。今、右にいる眼鏡をかけているアバターが私です(笑)。リアルタイムに自分が話した会話がテキストで上に出てきます。

山田によるVRミーティングのデモ

近藤 文字起こしがすごく早くて、いいですね。

山田 起こされた会話文は画面の右側のチャットウィンドウにまとめられます。ブラウザなどで、会議をリアルタイムに見ることもできます。さらに、IDに設定された利用言語に基づいて自動翻訳されるので、異なる言語での会議も行えます。さらに、将来的には、たとえば、経営陣がPCの画面で複数の会議に同時に参加できるようにして、意思決定を飛躍的に早くすることなどを考えています。

国内企業でこのようなシステムを使っているところは少ないので、まずは我々が試しに使っていき、さまざまな企業に広げていきたいと思っています。『ミライのつくり方』には、VRの時代になるとコミュニケーションのあり方が変わり、人の移動がなくなると書かれていました。それを、このシステムで実感できるはずです。

VR遠隔会議を開発していると、これまでのテレビ会議や電話会議よりも、本当に人がいるような感覚が強いと感じています。人との距離感や空気感、パーソナリティなど、これまではネットワークに乗せることが難しかったことが、VRによってある程度乗せていけると思っています。

VRの表現で必要なこと

山田 開発中は、VRだと意思疎通がしやすいことがわかりましが、その理由はわかっていませんでした。『ミライのつくり方』を読んで、VR空間では、視線を合わせることができ、話を聞いていることや理解していることを身振りで示せることで、コミュニケーションがよくなることがわかりました。一方で、今後、このVR遠隔会議を、シンプルにとどめたほうが良いのか、よりリアルを目指すべきなのか、非常に悩んでいます。

近藤 本質的に何を伝えたいか、が重要だと思います。僕は、情報の大部分はノイズだと思っているので、リアリティを出すよりも、眉毛の動きなどだけでも十分だと思います。たとえば、「Facebook Spaces」は、リアルではなく、マンガのようなキャラクターですし、身振りもシンプルで、音の定位で誰が喋っているかがわかります。写実的にリアルにしていっても、ノイズが増えるだけだと思いますね。

Facebookが開発したVRアプリ「Facebook Spaces」。Facebookの友達を3名まで招待してコミュニケーションできる

山田 『ミライのつくり方』には、アバターを自分と違うキャラクターにすると、振る舞いが変わっていくことが書かれていました。たとえば、男性が女性のアバターにすると、女性っぽくなるとか。これをうまく利用すれば、“できるビジネスマン”のアバターに影響されて仕事の効率が上がる可能性もあるのでは。

近藤 そうですね。役員がフレンドリーなアバターを使うと、現場の人からも親しまれるようになることも考えられますね。クマのぬいぐるみを使ってVR出社するシステムを作ったのですが、とある会社の社長がこのシステムで喋りだすと、社員もフレンドリーに話しかけていましたよ。

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VR空間の「Oculus Rooms」で仕事の話をするときに、トイレにいたこともありました(笑)。現実ではありえないことですが、トイレにいても、Oculus Rooms内ではフォーマルな身なりでビジネスミーティングができ、フレンドリーに会話できるのです。VR空間では、人に会うためにわざわざお化粧する必要もなく、ヒゲがボーボーで寝癖があってもビジネスミーティングができます。

山田 せっかくテレワークをやって効率的に働こうとしているのに、女性はテレビ会議の前に頑張って化粧する必要があって面倒という話もありますね。VR空間では、意思疎通できる最低限までノイズをそぎ落としたほうがコミュニケーションは成立するのでしょうね。
我々も、VR遠隔会議のシステムをもっと便利なものにしていき、どのくらいの効果があるかを試していきたいと考えているので、また意見交換できるとうれしいですね。

※1 『ミライのつくり方2020—2045 僕がVRに賭けるわけ』

星海社新書 著:GOROman(近藤義仁)、西田 宗千佳
https://www.seikaisha.co.jp/information/2018/04/18-post-gorovr.html

※2 Palm(パーム)

ジェフ・ホーキンスによって開発され、1996年から販売されたPDA(携帯情報端末)の名称。製造・販売するPalm社は1992年に設立され、Palm OSも開発していた。

※3 J-OS

シェアウェア。発売当初は英語版のみだったため、日本語で表示・入力できるようになるJ-OSは、日本でのPalmの普及に大きな影響を与えた。

※4 Oculus Rift

Oculus社が開発・販売するVR向けのヘッドマウントディスプレイ。
Oculus Riftホームページ

※5 Mikulus

近藤義仁さんがGOROmanという名前で個人として制作したVRコンテンツ。初音ミクと暮らすというコンセプトで、Mikulusと名付けられた。VRクリエイティブアワード2017で、VRCアワード個人部門最優秀賞を受賞している。

※6 テレワーク・デイズ

国主導の働き方改革の国民運動として行われているプロジェクト。2018年は、7月23日(月)〜7月27日(金)の間、7月24日(火)を含む2日間以上がテレワーク・デイズとして実施された。

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VRのミライと今後の普及

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VRのミライと今後の普及

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VRで変わっていくインターフェイス

山田 VR自体はそれほど新しい考え方ではなく、50年くらい前から大学などで作られてきたものですが、高価で一般的に手を出せるものではありませんでした。そこで、パルマー・ラッキーさんがOculus VRを創業して、ごく普通のディスプレイと魚眼レンズを組み合わせて、Oculus Rift DK1を作ったんですよね。その後のデバイスの形がそれほど変わっていないことは、Oculus Rift DK1がいかに優秀かを示していると思いますし、今のVRの流れを作った製品だと思います。

歴代のヘッドマウントディスプレイ(HMD)(近藤さん所有)。右下の赤いHMDは近藤さんのカスタマイズによるシャア専用OculusGo。

歴代のヘッドマウントディスプレイ(HMD)(近藤さん所有)。右下の赤いHMDは近藤さんのカスタマイズによるシャア専用OculusGo。

近藤 今のHMDの浸透レベルは、初期のiPhoneには届いていないと思います。最新のOculus Goもベースは変わっておらず、スタンドアローンでPCに接続しなくてもヘッドマウントディスプレイ(HMD)だけで動作できるようになったことだけが大きく変わった点です。
いまのままでVRが普及するとは思えないですね。女子高生などが使える程にパーソナル化して、「ないと不便」と感じてもらえなければ、と思っています。

山田 ユーザインターフェイスは、やはり現実を模したものになるのでしょうか。

近藤 最初は、何かに模したものにしないと理解しづらいので、現実に近いものになるでしょう。Windowsなども、最初の頃はファイルやフォルダやゴミ箱と呼び、グラフィックデザインも現実のオフィスワークに近づけていました。でも、ユーザーが慣れていくにつれてフラットデザインになり、ノイズとなる余計な情報を削っています。

山田 今のVRでの作業は、大振りで無駄が多く、疲れてしまうと思いますが。

近藤 たとえば、映画の『マイノリティ・リポート』(※1)のような動きはかっこいいですが、疲れてしまうので流行らないと思っています。作業するときは、たとえば机のように、力を受け止めるものが必要です。今のVRは空間に浮いている動きが多く、疲れてしまうので、必ずボタンなどで操作して楽ができるようになっています。
その一方で、彫刻したり、絵を描くアプリは、VR空間で自分の身体を使ったほうが直感的に作業できます。後で体験してもらいますが、便利だけど疲れると思いますよ。VRのデファクトスタンダードなUIはまだありませんが、用途やアプリによってインターフェイスも変わっていくと思います。

エクシヴィデモルームでVR専用のモデリングソフトを体験する山田

エクシヴィデモルームでVR専用のモデリングソフトを体験する山田

山田 VRの中で、PCのファイルのようなものは、どのような扱いになるのでしょうか。

近藤 たとえば、VR空間の中での音楽は球体で表示することもできます。特定の球体をつかんで耳に近づけると曲の試聴ができるようになる。耳に近づければちょっとだけ聴けるというのは、VRならではの操作ですね。また、リアルタイムで行われている会議も一つひとつが球体で表示されていて、役員が目の前に複数の会議を並べて、論戦などで場が荒れたら赤く光り、役員が会議に参加するといったことも考えられます。
ファイルの概念は、コンピューターがDOS(※2)になった時点でファイルシステムという定義ができてしまい、それありきで進んできました。VRでは、ファイルの概念を脱却できると考えていますね。

山田 企業にはたくさんのファイルがあって、ファイルサーバ上でぐちゃぐちゃになっているケースも少なくないと思います、膨大なデータが企業内にある場合、VRのインターフェイスではどのように処理できると思いますか。

近藤 ファイルの概念をやめて、セーブ/ロードの概念もやめれば、時系列に情報を並べて、すべて残すことができると思います。「セーブする」というのは、「救う」ということです。コンピューターリソースが少ない時代の外部記憶装置に退避させるという発想です。クラウドコンピューティングの時代では、結果だけでなく、連続的に作業工程をすべて記録しておいてもいいのです。YouTubeのシークバーのように動かして工程を確認できれば、複数の人や企業でさまざまなコラボができると思いますし、ある段階から派生させたさまざまなモノが作れると思います。

ハイブリッド化していくVR

山田 現在のVRは、特殊なアプリとHMDを使っていて、VR体験が終わればHMDを外してしまいます。将来的には、日常的にVRの中にいる時代が来るのでしょうか。

近藤 ずっとVRの中にいるということはないと思いますが、VRのほうを快適に感じる人は出てくると思っています。現在でも、通勤電車の中はスマホを見て、会社ではずっとPCを操作していて、脳としては現実空間よりもヴァーチャル空間にいるほうが長い人がたくさんいます。

山田 すでに日常的にVR体験しているというわけですね。

近藤 将来的にVR機器は、現実空間とバーチャル空間のハイブリッドなものになると思います。現在は、便宜的にVRやAR、リアルを使い分けていますが、今後はシームレスになり、たとえば、飛行機に乗って離陸したらVRモードになってプライベートシアターを楽しむようになると思います。昔は、HMDがあって狭い空間でVRやっていたね、と話す時代が来るのではないでしょうか。

山田 最近は音のARとも言えるヒアラブルデバイス(※3)も出てきていますね。

近藤 ソニーも「Xperia Ear Duo」というヒアラブルデバイスを出していますが、面白いのは、イヤーパッドに穴が開いていて現実の音も聞こえるところです。ヒアラブルデバイスは、現実の音を聞きながら音楽や情報も聞くというAR的な発想ですが、今後のVRデバイスもAR的な発想で進化していくと思います。すごく治安がよくなって、周りの音さえ聞こえれば目を閉じていても安心という状況になれば、VRが普及すると思うのですけどね。

山田 視覚や聴覚に頼らなくても、危機察知を別の物がやってくれるような仕組みがあればいいですね。

近藤 通勤電車の中は完全なVRモードになって、降りる駅が近づいたらポップアップが表示されたり、ARモードになったりすることが考えられます。日本は、治安がよいので、VR先進国になれると思います。
将来的に、VRに慣れた人は、VR体験できないと怒りだすこともあるのではないでしょうか。たとえば、家を建てるのは人生で最もお金かかるものですが、現在はCDをジャケ買いするように、イメージ図やパース図で買うしかありません。それがVRで体験できれば、建てる前に気に入らないところを直すことができます。大きな金額のモノほど、VRでシミュレーションして意思決定するようになると思いますね。そうなれば、住宅会社はVRを用意することが当たり前になるでしょう。VRで共通の理解がしやすくなることで、トラブルや問題が減り、無駄な会議や書類がなくなる世界となっていけばいいですね。

山田 近藤さんは書籍で、“来る”と思った新技術は7年後に一般化した体験をもとに、2020年まではVRをやると決めていると書かれていました。今後、エクシヴィや近藤さんは、2020年までに何を行っていくのでしょうか。

近藤 僕は、現実でできることはすべてVR化したいと考えています。しかし、確かにVRは便利ですが、失うものもあります。リアルとVRの中間にある「ハーフVR」という概念ができないかなと考えているところですね。

山田 それは、ARとは違うのですか。

近藤 ARとは違っていて、VRとリアルの両方ができるような仕組みにしたいと思っています。ハーフVRという商標は申請中ですが、それが何かを説明するのはなかなか難しいですね。モノはできており、もうすぐ披露できると思いますので、楽しみにしていてください。2020年には、VRがおしゃれで、使っているとモテるようにしていきたいですね(笑)。VRのほうが圧倒的に便利で、効率よく仕事や作業ができることは間違いないですから。

※1 マイノリティ・リポート

2002年に公開された、フィリップ・K・ディックの短編SF小説『マイノリティ・リポート』をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した作品。劇中に、空中に大きく映し出されたディスプレイを、手や指先を上下左右に動かして操作する描写がある。

※2 DOS

ディスクオペレーティングシステム。メインフレーム用のIBM DOS/360およびその後継、パーソナルコンピュータ用のPC DOSおよびMS-DOSなどを指す。

※3 ヒアラブルデバイス

ディスプレイを使わず、耳に装着するデバイスで、スマートフォンやPCなどを介してインターネットに接続し、さまざまなサービスを利用したり、情報を得たりできる。

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