「三鷹データセンターEAST」がLEED GOLD認証を取得 ~環境性能に優れたデータセンターとして評価獲得~

お知らせ

2018年11月22日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)が提供するデータセンター「三鷹データセンターEAST」はLEED GOLD認証を取得しました。

LEED(Leadership in Energy&Environmental Design)とは、米国グリーンビルディング協会が開発・運用する、環境に配慮した建物やエリア開発の認証システムで、評価得点に応じて格付けされます。このたび、三鷹データセンターEASTにおける、中水利用や高効率空調機等の環境性能が評価され、LEEDの最新版であるバージョン4で、GOLD認証の取得となりました。データセンター用途の施設としては、日本で初の認証取得注1となります。

今後も、三鷹データセンターEASTを環境に配慮したデータセンターとして、お客さまに高い価値を提供していきます。

【図】

図1

LEED認証について

LEEDは、非営利団体米国グリーンビルディング協会が開発・運用を行っている、ビルト・エンバイロメント(建築や都市の環境)の環境性能評価システムです。
出典:Green Building Japan 一般社団法人グリーンビルディングジャパン

三鷹データセンターEASTについて

三鷹データセンターEASTは、終局延床面積約38,000m2(約5,600ラック相当)を有する国内有数の規模を誇るデータセンター専用建物で、ラック当たり最大20kVAの電力高負荷へ対応する一方で、外気冷房を可能とする壁吹出空調や共用部への自然光取込、ソーラーパネルによる給電などのクリーンエネルギーで環境に配慮しています。

データセンターが立地する東京都三鷹市は、東京都心より約17kmの好立地に加え、水害、地震等の災害リスクが極めて少ない地域に位置しています注2。設備面では完全な冗長構成を実現し、72時間連続運転可能な非常用発電設備に加えて、水平方向および鉛直方向の揺れも軽減する免震構造により、従来のデータセンターよりも更に、ディザスタリカバリ(災害時のデータ復旧)・BCP(事業継続計画)への対応力を強化することで最高水準の安全性を実現しています。

サービス面ではオンプレミス環境やプライベートクラウドだけでなく外部のパブリッククラウドを活用したマルチクラウド接続サービスを提供し、IoTやAIを活用した業務改革、新規ビジネス創出の拠点となるデータセンターとして公共・金融・法人といった幅広いお客さまのデジタルビジネス展開を支援していきます。

注釈

  • 注1米国グリーンビルディング協会公表プロジェクトのカテゴリー「LEED BD+C; Data Centers」において日本初。
  • 注2三鷹市の地震、水害リスクについて
    建設地である三鷹市は都心より約17kmの好立地に加え、地震リスクに対しては東京都発表の「地震に関する地域危険度測定調査」において、「建物倒壊危険度」、「火災危険度」、「総合危険度」の各項目で最も危険度が低いランク1位の評価を得ています。水害リスクに対しても浸水危険度が最も低い評価(0.0m~0.2m)を得ています。また、大地震発生時(震度6弱以上)でも、環状7号線の外側に位置しており、交通規制の対象外となる場所に位置しています。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
ビジネスソリューション事業本部
ファシリティマネジメント事業部
東日本統括部
第一東日本ファシリティマネジメント担当
相原、萬(よろず)
TEL:050-5546-8995