カーボンニュートラルの実現に向け「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」へ賛同表明

お知らせ

2021年3月30日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、2021年3月30日に、金融安定理事会(FSB)により設置された「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言について賛同を表明しましたので、お知らせいたします。
今後NTTデータグループは、事業および企業活動において気候変動問題への対応をより一層進めることにより、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

背景・概要

NTTデータグループは、中期経営計画(2019年~2021年)の「ESG経営」において、ESG重要課題の1つとして「気候変動問題への対応」を掲げています。これまでもNTTデータグループでは、グリーンイノベーションの推進等により、社会全体の温室効果ガス排出削減と、グリーンデータセンタ®をはじめとした自社での温室効果ガス排出削減を継続的に実施してきました。
2050年の社会全体のカーボンニュートラルへ「グリーンイノベーション」で貢献していくことや、自社での温室効果ガス排出削減については2030年にSBT注1目標(Scope1・2:2030年 炭素排出削減60%減、Scope3:2030年 炭素排出削減55%減注2)の達成を目指しています。
このたびTCFD提言への賛同を行い、気候変動の取組につき、財務に影響のある気候関連情報の開示を求めるTCFD提言に基づき、より一層の積極的な情報開示を進めます。

In English

Achieving Carbon Neutrality Declaration of support for the Recommendations of the Task Force on Climate-related Financial Disclosures(TCFD)

注釈

  • 注1SBT(Science Based Targets):パリ協定に準拠した科学的根拠に基づいた企業の温室効果ガス排出削減目標。国連グローバル・コンパクト(UNGC)、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)による気候変動に関する共同イニシアチブ「SBTイニシアチブ」が目標を認定する。
    2020年6月12日:温室効果ガス排出削減目標がScience Based Targetsの「1.5℃目標」の認定を取得
    https://www.nttdata.com/jp/ja/news/information/2020/061200/
  • 注2Scope1:燃料の燃焼など、事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
    Scope2:他社から供給された電気、熱、蒸気の使用に伴う間接排出
    Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連するサプライチェーンでの排出)

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
総務部
サステナビリティ担当
常見
TEL:050-5547-3322

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