ニュースリリース/グループ会社

2007年ニュースリリース

【別紙:エクスプウェイ( EXPWAY S.A. )について 】

 エクスプウェイは、モバイル放送、モバイルIPネットワーク、ブロードバンドIPネットワーク上でのコンテンツ流通およびサービスを管理するエンド・トゥ・エンドのソリューションを提供するリーダー企業です。国際標準に準拠したエクスプウェイのソリューションには、DVB-H注1向けDVB-IPDC注2仕様及びOMA-BCAST注3仕様に基づくモバイルTV用の電子サービスガイド( ESG )ソリューションであるFastESG、DVB-IPTV注4仕様およびTV-Anytime注5仕様に基づくIPTV用の電子番組表( EPG )ソリューションであるFastEPGのほか、投票や広告、ゲームなどを提供するための双方向型サービスなどがあります。

 FastESGは世界で初めて商用導入されたDVB-IPDC準拠のソリューションです。エクスプウェイのソリューションは、複数のCAS注6やDRM注7と連携可能で、イタリア、フランス、フィリピン、米国、日本の電気通信事業者や放送事業者よって既に商用導入済みあるいは商用試験中であり、世界各国のメーカがハンドセット、セットトップボックス( STB )、テレビなどに組み込みを行っています。エクスプウェイは、2000年に設立された未公開企業で、本社はフランスのパリにあります。さらに詳しい情報は、同社のウェブサイトをご覧下さい。

  • http://expway.com/

注1 DVB-H( Digital Video Broadcasting for Handheld ):
ヨーロッパにおけるデジタルテレビ放送の標準化団体であるDBV( Digital Video Broadcasting Project )が携帯電話向けデジタルテレビ用に策定し、ETSI(欧州電気通信標準化機構:European Telecommunications Standards Institute)により採用された仕様。
注2 DVB-IPDC( DVB specifications for IP Datacasting ):
DBVによるDVB-HでのIPデータキャスト( IP Datacsting )の仕様。ETSIが採用している。
注3 OMA-BCAST( Open Mobile Alliance Mobile Broadcast Services Enabler Suite ):
モバイルTVやビデオオンデマンドサービスに関するオープン仕様でOMAで規定されている。
注4 DVB-IPTV( DVB Internet Protocol TV ):
2000年に設立されたIPインフラストラクチャ技術モジュール( IPI-TM )が中心になって策定を進めている、双方向通信が可能な固定系ブロードバンドネットワーク上でIPによるデジタルテレビを配信するための標準。
注5 TV-Anytime:
ビデオ・オンデマンドの業界標準化団体であったDAVIC( Digital Audio Visual Council )の後継機関として1999年に設立された通信事業者、放送事業者、家電メーカ、コンテンツ・プロバイダーなど100社余からなる標準化団体、TV-Anytime Forumによるコンテンツ配信のための標準。2006年にETSIの技術仕様となった。
注6 CAS( Conditional Access System ):
許可された特定の受信装置でのみコンテンツの再生を許容するコンテンツ提供方式。限定受信方式とも言う。
注7 DRM( Digital Rights Management ):
デジタル著作権管理。

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