別紙:<参考資料>本事業の概要について

サービスインフォメーション

経済産業省を中心に、MRI、日立、NTTデータが連携し、水道事業が抱える諸課題の解決に向け、実証を通してCPS/IoT活用による具体的な効果を検証するとともに、水道事業に限らない社会インフラ分野全般におけるCPS/IoT活用の有効性などを検討します。

事業実施期間は2016年7月~2017年3月末です。

テーマ1:社会インフラCPS/IoT推進マネジメント事業および他の社会インフラへの展開可能性調査

実施主体:MRI

  1. (1)水道CPS/IoT実証事業のとりまとめ・検討などの実施

    水道CPS/IoT実証事業について、実証事業全体のマネジメント・進捗管理・情報共有などを行うとともに、各実証の実施状況・成果をとりまとめ、各実証の効果の横断的な分析を行います。また、他の水道事業体への横展開の方策、応用のしやすさ、標準などのルールなどについての検討などを行います。本年度は以下の内容を中心にとりまとめ・検討を行います。

    • 各実証における横断的な課題の整理と検討
    • 各実証の実施状況のとりまとめ
    • 他の水道事業体への横展開の方策の検討 など
  2. (2)他の社会インフラへの展開可能性調査の実施

    電気・ガスなどの他の社会インフラへのCPS/IoT展開可能性や効果(効率化、省エネ、生産性向上)、他インフラへの展開・相互運用を見据えたルール・標準などについての調査・検討を行います。本年度は主に以下の内容を中心に調査事業を行います。

    • 他の社会インフラへのCPS/IoT展開可能性の検討
    • CPS/IoTによる効果(効率化、省エネ、生産性向上など)の検討
    • 他インフラ横断での相互運用を見据えたルール・標準・セキュリティーなどに関する検討 など
  3. (3)検討委員会の設置・運営

    (1)、(2)の検討に当たって、有識者、企業などからなる検討委員会を設置し、検討を行います。

テーマ2:水道CPS/IoT実証事業

実施主体:日立、NTTデータ

水道事業におけるアセットおよびオペレーションのCPS/IoT活用シナリオについて、実際の水道事業体を対象に、実証事業の実施・効果の検証などを行います。また、併せてセキュリティーなどの課題についても検証などを行います。本年度は以下の内容を中心に実証事業を行います。

  • 実サイトを想定した実証シナリオ、セキュリティーシナリオの具体化
  • 実証事業の仕様検討(使用機器の検討、仕様データの形式検討など)、実証事業の着手
  • 効果の検証方法の検討 など