グローバル資金管理中継サービス「GGAPS®」、クラウド型資金管理ソリューション「キリバ・エンタープライズ」に採用 ~GGAPSの採用により国内外銀行口座の統一管理が可能に~

サービスインフォメーション

2017年8月23日

株式会社NTTデータ

クラウド型資金・財務管理ソリューション大手米キリバの日本法人、キリバ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐伯 和聖、以下:キリバ)は、同社のグローバル資金・財務管理ソリューション「キリバ・エンタープライズ」の国内銀行接続機能に株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)が提供するGGAPSサービスの採用を決定しました。

GGAPSサービスは、eBAgent®と連携し、ANSER®やファイル伝送サービスを通して複数銀行から円口座情報を取得し、国際標準フォーマットであるISO20022に変換し提供するゲートウェイサービスです。

NTTデータは、2016年より、グローバル・キャッシュ・マネジメント(GCM)サービスを提供する事業者にGGAPSサービスの提供を開始し、キリバは2社目の採用となります。キリバはGGAPSサービスの採用により、日本国内外・複数金融機関、多通貨にわたる口座残高情報を一元管理するサービスをキリバ・エンタープライズを通して提供することが可能となります。

背景

複数のグループ会社を束ねて経営を行う企業では、グループ全体の現金や資産などを一元的に管理・調整することで、効率的な資金利用を図る必要があります。近年、日本企業のグローバル化に伴い、取引銀行が海外の現地銀行まで広がり、国内外の複数銀行との取引による多通貨にわたる資金をグローバルで一元的に管理するニーズが高まっています。NTTデータは日本の金融市場を支えるさまざまな決済サービスを提供してきた豊富な実績を生かし、海外GCMサービスとの連携を容易に実現するGGAPSサービスを2016年より開始し、この度のクラウド型資金・財務管理ソリューション大手キリバへの採用に至りました。

GGAPSサービスの概要(特長)

  1. 1.円口座のリアルタイム照会

    円口座の照会情報をリアルタイムに確認し、より迅速に資金管理を行うことが可能です。

  2. 2.人手を介さずに円口座情報の見える化を実現

    国内外で取引を行う企業は、国内外の口座情報を一元的に確認するためには、これまで自ら円口座情報を取引銀行から取得し、都度GCMサービスに投入する必要がありましたが、人手を介さずに円口座情報の見える化を実現することができます。

  3. 3.円口座のリアルタイム支払い

    円口座からの支払情報を送信し、リアルタイムでの支払を実現します。

今後について

本サービスは、GCMサービスの連携を実現する決済サービスとして、多くのクラウドサービスベンダーとの連携を目指します。

参考

注釈

  • 「GGAPS」「eBAgent」「ANSER」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第四金融事業本部
e-ビジネス商品企画営業担当
山崎、今
TEL:03-5440-5048