法人顧客向けアプリバンキングを提供開始 ～法人顧客におけるインターネットバンキング利便性を向上～

株式会社NTTデータ（以下：NTTデータ）は、法人顧客向けインターネットバンキング「AnserBizSOL^®」ユーザーの金融機関にオプションとして提供する、法人顧客向けのバンキング機能付きスマートフォンアプリ「アプリバンキング」を、2018年8月にファーストユーザーとして株式会社秋田銀行（以下：秋田銀行）に提供します。続いて2019年1月頃に他の大手地銀でも採用が決定しています。

秋田銀行が本サービスを導入することで、その法人顧客は「AnserBizSOL」を通じてスマートフォンからリアルタイムで入出金明細や残高の照会ができるようになるほか、資金移動の承認依頼や入金の通知、金融機関からの各種お知らせを受け取ることが可能となります^注1。これにより、秋田銀行の法人顧客は、場所に縛られることなくスピーディーに業務を進めることが可能となります。

NTTデータは、今後も本サービスをはじめとしたFintech（フィンテック）領域での新しい取り組みを進め、利用者のさらなる利便性向上を目指します。

マイナス金利政策等によって金融業界を取り巻く環境が変化する中、金融機関では業務効率化や店舗スリム化のための施策が求められています。一方で、インターネットへのアクセス手段はパソコン（ブラウザー等）からスマートフォン（アプリ等）へシフトしており、個人だけでなく企業においても幅広い業界でスマートフォンがビジネス活用されています。また、働き方改革を推進する上でも、場所に縛られることなく業務ができるスマートフォンの活用に注目が集まっています。

現在NTTデータは、デジタルチャネルを利用した金融サービス領域で国内最大のシェアを獲得しており、法人顧客向けインターネットバンキング「AnserBizSOL」（2012年7月サービス開始）では800を超える金融機関に利用されています^注2。2018年1月、金融業界の課題および環境の変改に対応するため、「AnserBizSOL」の代表的機能がスマートフォンアプリから利用可能となる法人顧客向けアプリバンキングを開発しました。

今回、本サービスが秋田銀行等の経営戦略の推進に資すると判断され、採用・提供開始となりました。

金融機関が本サービスを採用することで、金融機関およびその法人顧客には下記のメリットが生まれます。

秋田銀行では2018年8月よりサービスを開始し、採用が決定している他の大手地銀では2019年1月頃の導入に向けて現在準備を進めています。

また本サービスにおいては、法人顧客向けインターネットバンキング「AnserBizSOL」を導入している金融機関を中心に、さまざまな金融機関で採用が検討されています。

今後もNTTデータは、「アプリバンキングサービス」および「インターネットバンキング」をともに国内トップシェアで提供する強みを最大限に生かし、スマートフォン独自のインタフェースを生かした操作性の向上や店舗スリム化に資する提供業務の拡充、電子請求書との連携といったAPIの活用を順次検討していきます。