さいたま商工会議所向けにWinActorのシェアリングメニューを提供開始 ~より身近なRPAで中小企業のDX推進を支援~

サービスインフォメーション

2021年10月29日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、2021年10月より、さいたま商工会議所(会員数12,175事業所 2021年3月31日現在)に対して、RPAソリューション「WinActor®注1のシェアリングメニューの提供を開始しました。従来1端末1ロボットの形態で提供していたWinActorを、さいたま商工会議所の会員企業同士(従業員100名以下)でシェアが可能となります。
本メニューは、さいたま商工会議所が取り組む「身の丈IT支援事業」注2のDXツールの一つとして、中小企業でも使いやすいサービス体系・価格として開発しました。
NTTデータでは、本取り組みをモデルとして、さいたま商工会議所以外のRPA単独導入に課題を持つ中小企業にも展開することで、今後5年間で3,000社の導入を目指します。

背景

コロナ禍でのリモートワーク化や働き方変革の流れを受けて、企業におけるDXは今や必要不可欠とされています。NTTデータでは、業務自動化の手段としてRPAソリューション「WinActor」を3,500社以上の企業に提供してきました。大企業を中心にWinActorの導入が進む一方、中小企業は「RPAを導入したいが、企業単独ではコスト負荷が大きい」といった声も多く上がっていました。
こうした中、NTTデータは、中小企業のDXを推進するため、さいたま商工会議所が中小企業向けに実施している「身の丈IT支援事業」におけるDXツールの一つとしてWinActorを提供することとしました。

概要

さいたま商工会議所が取り組む「身の丈IT支援事業」では、中小企業のデジタル化推進に向けて「身の丈IT診断」「シェアリングモデル」「アフターフォロー/サポート」の3点を提供しています。そのうちの一つ、シェアリングモデルでは、中小企業のニーズを踏まえたDXツール群を「DXツール”SAI‐デジ”」として整備しています。
NTTデータでは、「DXツール”SAI‐デジ”」の一つとして、さいたま商工会議所向けにWinActorシェアリングメニューを構築して2021年10月1日より提供しています。従来のWinActorは1端末1ロボットでしたが、シェアリングメニューではさいたま商工会議所の運営の元、利用する企業でロボットをシェアして利用できます。中小企業向け(従業員100名以下限定)に安価でWinActorを提供することで、コスト面の負担を少なく身近なツールとしてDXを始められ早期に業務自動化効果を出せる費用対効果の高いメニューとなっています。
本メニューを利用することで、Winactorの適用業務において業務時間を80%削減の効果が見込まれます。注3

図:WinActorシェアリングメニューの概要

図:WinActorシェアリングメニューの概要

今後について

NTTデータでは、本取り組みをモデルとして、RPAの単独導入が難しい中小企業のWinActorの利用拡大を推進し、今後5年間で3,000社の導入を目指します。さらに、各業界・各企業のDXノウハウを集約し共通化していくことで、誰でもDXが始められるプラットフォーム注4を提供していきます。

エンドースメント

さいたま商工会議所(会頭:池田 一義)は、このたびの株式会社NTTデータさまの「さいたま商工会議所向けにWinActorのシェアリングメニューを提供開始」の発表を心より歓迎いたします。中小・小規模事業者のデジタル化推進が強く求められる中、今回発表のWinActorのシェアリングメニューが市内中小・小規模事業者に利用いただくことで業務効率化や生産性向上につながり、ひいては地域経済の発展に寄与することを期待しております。

注釈

  • 「WinActor」は日本国内におけるNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
社会基盤ソリューション事業本部 ソーシャルイノベーション事業部
RPAソリューション担当
橘、小谷、若月
TEL:050-5546-7720
Web:https://winactor.com

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