預貯金等照会業務デジタル化サービス「pipitLINQ®」を都道府県警察向けに販売開始

トピックス

2023年4月26日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、預貯金等照会業務のデジタル化サービス「pipitLINQ®(読み:ピピットリンク)」を、2023年4月より、都道府県警察向けに販売開始しました。
都道府県警察においては、車両の放置駐車違反に対する放置違反⾦に係る滞納処分等のため、金融機関あての預貯⾦等照会を書⾯の郵送で⾏っていますが、回答を得るまでに時間を要すること、職員の事務作業の負担が大きいことが課題でした。
NTTデータが2019年から提供している「pipitLINQ」は、預貯⾦等照会をデジタル化することで、回答受領までのリードタイムの短縮や、金融機関・自治体などの職員の負荷軽減に貢献してきました。都道府県警察への導入により、都道府県警察および照会を受ける金融機関側双方の業務効率化に寄与します。
今後も、全国の行政機関および金融機関へ参画を呼びかけ、継続的なサービス拡充を並行して行うことで、行政手続きのデジタル化の実現に貢献します。

背景

NTTデータは2019年より、行政機関および銀行等における預貯金等照会業務のデジタル化の実現に向けてpipitLINQを提供しています。現在では全国700以上の自治体、中央省庁等の行政機関、75以上の金融機関が利用しており、業務効率化に貢献してきました。

都道府県警察が金融機関へ行う預貯金等の照会は、大量かつ多様な書面が残っており、作業にかかる人的負担が大きい業務です。また、車両の放置駐車違反に対する放置違反金の滞納額が全国で数十億円に上るという試算もあり、人的リソースに限りがあるなかでそれらを徴収するためには業務の効率化が課題となっています。この課題を解決するため、NTTデータは照会業務のデジタル化サービスを都道府県警察向けにも販売開始し、都道府県警察業務の効率化に貢献します。

サービス概要(特長)

pipitLINQは行政機関と金融機関をつなぐ全国統一型のサービスです。行政機関と金融機関の双方がpipitLINQに加入することで、加入機関間で電子データによる預貯金等照会が可能となります。書面を取り扱う人的負担や郵送によるコストおよび回答までのタイムラグが大幅に軽減され、迅速かつ適正な業務の実現につながります。
webサイト:https://pipitlinq.jp/

図:「pipitLINQ」の概要と特長

図:「pipitLINQ」の概要と特長

今後について

「pipitLINQ」においては、行政機関および金融機関における業務効率化に貢献するとともに、「デジタル・ガバメント実行計画」に掲げられている「金融機関×行政機関の情報連携(預貯金等の照会)」を通じた行政手続きのデジタル化を実現すべく、全都道府県警察への導入を目指します。

注釈

  • 「pipitLINQ」「OpenCanvas」「AnserDATAPORT」は株式会社NTTデータの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
公共統括本部
第二公共事業本部
ソーシャルセキュリティ事業部(pipitLINQ)
山田、宮川、内田、鴇田
E-mail:pipitlinq@kits.nttdata.co.jp
TEL:050-5547-1661

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