2022.03.22

「UiPath™」による自動化で、ホワイトカラーの生産性に革新を

今、世界が注目するRPAプラットフォームが「UiPath™(ユーアイパス)」です。従来は自動化が難しかったシステムにも対応でき、その自動化適用範囲の広さや、精度の高さが評価されています。NTTデータでも、日本国内でサービスが提供された2017年に、いち早くUiPathとパートナー契約を締結。現在、前川雄一の率いるCRM統括部RPA担当では、NTTデータの知見と、業界最先端のRPA技術の組み合わせにより、お客様の期待を超えるイノベーションを提供しています。前川がRPAの提供に込めている思いや、新しい人財に対する期待についてもインタビューしました。

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前川 雄一
コンサルティング&ソリューション事業本部
デジタルビジネスソリューション事業部
CRM統括部 RPA担当 課長

2002年、大手通信キャリア入社。2008年、BtoBコールセンターのスーパーバイザーとしてグループ会社への出向を経て、2011年に法人ビジネス戦略部へ。ここで震災復興時の企業・NPO支援と、社内専担組織の立上げに従事。以後、Enterprise分野のグローバルパートナーとの協業や、中期戦略策定、組織再編などの企画・戦略業務で活躍。顧客営業部門を経て2019年にNTTデータに転職し、現在のポストに就任。同社内のUiPath事業責任者を務める。

「NTTデータの知見✕最先端RPA」によるソリューションを提供

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前川のチームは、RPA導入による業務の自動化とコンサルティングサービスを提供しています。メインで扱っているプラットフォームはUiPathで、RPAソリューションとしてはグローバルでトップクラスの評価を受けています。同部署が提供するサービスの特色は、単発の業務で括るのではなく、複数のアプリケーションにまたがって実施される作業に着目していることです。これにより、ホワイトカラーの一連の業務をシームレスにつなぎ合わせた業務自動化を目指しています。

たとえば、あるお客様は、発注情報を社内の各部署に分配する業務の自動化を求めていました。しかし、その発注情報の作成にも、社内の複数のデータベースからオペレーターが情報を集めており相当な手間がかかっていたため、その部分も含めてトータルで自動化を実現しました。その結果、発注情報の収集から各部署への連絡までが毎日の決まった時刻に自動実行される業務プロセスに刷新されました。お客様からは期待以上の効果だと、非常に喜んでいただきましたね。

もう一つのミッションは、IT部門の業務効率化です。ソフトウェア開発試験やIT基盤の運用業務の自動化などを手掛けており、NTTデータの関連部門と連携してソフトウェア開発業務の生産性向上を目指しています。

私たちが提供する自動化ソリューションが、お客様に対する直接的な価値向上だけでなく、NTTデータという企業が提供するソフトウェア開発業務そのものの価値向上につながるのではないかと考えています。今はまだプロジェクトを進めている段階ですが、近い将来に非常に重要な役割を担っていくと感じています。

社内外において、業務自動化ソリューションで大きなインパクトを与える同チームですが、精度の高いRPAを開発できる理由は、3つあります。

まずは、質の高いエンジニアの存在です。WEBアプリケーション開発経験が長く、RPAも業界に先駆けてチャレンジしてきた開発リーダーが在籍し、その豊富な経験が開発を支えています。また、その知見はこれまでのエッセンスが詰まったRPA開発標準やレビュー用のドキュメント、開発モジュールに落とし込まれており、NTTデータ独自のロボット開発メソッドとして確立しています。

2つ目は、社内のさまざまなアセットや専門部隊と組み合わせたソリューション開発が可能なことです。例えばServiceNowSAPSalesforce、AIやクラウドなどを担当する組織と連携することで、先進的で技術的な魅力度の高い自動化ソリューションの開発や提供ができます。

3つ目は、お客様の現場に入り込んで業務の可視化と開発を行う顧客重視のスタイルです。従来型のITサービスと異なり、RPAソリューションではお客様の業務部門と私たちのコンサルタントやSEが直接接しながら、伴走型で業務手順の見直しと自動化を進めます。開発者自身がお客様の業務部門の声を直接聴きながらプロジェクトを進める点は、NTTデータの中でもユニークなのではないでしょうか。

DXの推進が経営課題となる昨今において、現場の業務部門が主体性を持って仕事の流れを効率化できるRPAは、業種を問わず欠かせない存在になっています。一方で、導入したけれど十分に使われていないというお客様をこれまで私たちは数多く見てきました。先進的なテクノロジーを取り入れながらも、正確に動作して現場が使い続けられるRPAというあたりまえの価値提供も大切にしています。

『もう、RPAがなかった時代に戻れない』と言われます。ITサービスの開発者が、そういった声を直接伝えられることは珍しいですよね。技術者冥利に尽きますよ。

企業活動は、社会貢献とつながっている

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前川はグローバルの目線で比較したときの、日本のホワイトカラーに対する評価の低さを、忸怩(じくじ)たる思いで見つめています。

諸外国と比べて日本のホワイトカラーは生産性が低いと言われていますが、優秀な人財が本当はたくさんいるのに、悔しいですよね。単純作業や連携作業に時間を取られているなら、非常にもったいないことです。業務を自動化してそれらが解消できるのなら、世の中のため、国のためにも、私たちの仕事で役に立ちたいと考えます。

そのような社会貢献を意識した広い視野は、前職で東日本大震災の復興支援活動に関わりを持ったことがきっかけでした。以前は、企業が社会貢献するには、寄付やボランティアという形ぐらいしかないと感じていた前川。しかし、震災発生後、被災地にタブレット端末とモバイル通信を提供することで、避難所の情報が一元管理できるようになりました。

自分たちの事業が、社会に役立っていることを肌で感じました。企業活動を通じて、社会と共有できる価値を創造できることの原体験です。

今後も、企業の生産性向上のため、熱い思いで行動を積み重ねていくことで、中長期的に日本のホワイトカラーの競争力が伸びていくことに貢献したい、と前川は考えています。

お客様の業務理解に、前職での専門性を生かせる

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UiPath」は、ソースコードを読み取る機能が特に優れており、あらゆるシステムの自動化が可能で適用範囲が広く、さまざまな可能性が広がっています。そのため、ビジネスが加速的に伸びている領域です。また、RPAを利用するお客様と直接やりとりし、現場のフィードバックも得られるので、開発の手応えもダイレクトに感じられます。刺激を求めるエンジニアにとって、非常にエキサイティングと言えるでしょう。

そんな同部署で活躍できるのは、さまざまな業界の会社の業務プロセスに興味があり、現場の話を聞きたい人だと前川は考えています。業務の特性上、情報システム部門や経営層だけではなく、現場の人から、どのような仕事に取り組んでいるのかを深く知る必要があるためです。

経験社採用入社を目指す方なら、何らかの専門性を過去の経歴で身に付けていると思います。現場のお客様の話を聞くときに、その専門性がきっと役立つはずです。オールインダストリーのお客様が対象なので、どんな経歴でも生かせます。技術志向の方も、現場ユーザの生産性向上に貢献したい方も、ぜひ一緒にお仕事しましょう。

【参考】コンサルティング&ソリューション事業本部とは?

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前川の所属するデジタルビジネスソリューション事業部は、NTTデータのなかのコンサルティング&ソリューション事業本部に属しています。コンサルティング&ソリューション事業本部は、デジタル変革のためのソリューションやサービスによって、お客様の事業発展を支えるミッションを担う全社横断組織です。さまざまな業界のお客様に対して、ビジネス観点と磨き上げたソリューションで課題解決にアプローチし、お客様と共に、経営環境にイノベーションを起こします。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです