2020.03.17

銀行員時代に感じた課題を解決するソリューションを、全国の金融機関へ

以前は大手金融機関に勤務し、法人顧客へ最適な既存サービスの提案をしていた小坂衣美。その中で感じた「システム面から金融業界のお客様を支援していきたい」という想いを叶えるために、NTTデータへの転職を果たします。現在は新規サービスの企画営業を担当し、イキイキと活躍している小坂の姿をご紹介します。

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前職経験を生かした提案が、新規サービス企画営業の道を拓く

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小坂 衣美
第一金融事業本部
金融ITマネジメント事業部 サービス企画室

マイナス金利やネットバンクなど新たな競合の参入により、金融機関を取り巻く環境は厳しくなっており、従来のサービスや仕事のやり方で戦っていくのは難しいと肌で感じたことがきっかけとなり、小坂は転職を意識するようになります。

小坂「金融機関の一部では従来のやり方のままで、効率的になっていないところがたくさんあります。これからの時代は、ITサービスをもっと取り入れて、銀行が抱える課題を解決していくことが重要になっていくのではと思っていました。また、自身の結婚を機に、転勤することなく、首都圏で安定的にキャリアを積んでいきたいと考えるようになり、IT業界への転職を検討しました」

金融機関での営業経験を生かせること、お客様にソリューションを提供できる基盤があること。それが、転職において重視した点だと話す小坂が、NTTデータに決めた理由とは──。

小坂「金融システム分野におけるシェアが高く、充実した顧客基盤があるのはもちろん、金融システムの維持発展に貢献してきた実績と蓄積してきたノウハウを、新しいサービスに生かせると思ったからです。質の高いソリューションを、よりお客様に届けやすい会社であることが決め手になりました」

2018年10月に中途入社した小坂がOJT研修を経て任されたのは、大手金融機関に提供している既存システムの企画営業。

小坂「具体的には、お客様との調整をはじめ、融資関連のシステム更改や小さな案件の中身をチェックしたり、見積りを出す業務などを行っていました」

それから1年も経たないうちに、小坂にはNTTデータで実現したかった夢を叶えるチャンスがやってきます。

小坂「中途採用者を中心に部内の社員が新しいサービスを考えるというコンテストがあり、そこで、銀行員時代に私が感じ、考えていた、銀行員の目標管理業務をシステム化するソリューションを提案しました。すると、『実装化へ向けて検討を進めよう』という話になり、2019年7月から新規サービスの企画営業を担当することになったのです」

自ら情報を集め、アイデアを出し、提案していくプロセスが楽しい

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最初、小坂が所属していたチームでは、お客様の既存システムを安定的に回していくといった業務がメインでした。新しいチームでは、現在の業務をより良くするソリューションを自ら考え、様々な金融機関に提案していかなくてはなりません。

小坂「新規提案の経験がないため、手探り状態ですが、周囲の方のアドバイスをいただきながら、提案方法なども自分で考えて仕事を進めています。自ら情報を集めたり、アイデアを出しながら提案していくプロセスがとても楽しく、やりがいにもなっていますね」

文系出身であることから、IT知識のキャッチアップに苦労した、とも語っています。

小坂「当社には独自に開催している勉強会など、仕事を進めやすくするための情報共有や学びの場が豊富にありますし、自身が課題に思う点があれば、外部のセミナーや研修を受講することも可能です。技術面の知識に関しては、自分で調べたり、IT関連の資格取得の勉強もしていますね。自身の知見を出し惜しみせず、丁寧に教えてくださる方が多いので、わからないことがあれば相談したりして、壁をひとつずつ乗り超えながら業務に励んでいます」

逆に、周囲の仲間たちからは新しいシステムを考える際に、小坂が前職で培った金融業界の専門用語や、実際の業務内容について質問されたり、頼られることも多いそうです。

しかし、新規ソリューションの企画提案は、なかなかすぐには成約に繋がらないのが現状。そんな中、小坂のモチベーションの源となっているのは、事業部長がかけてくれた言葉だと語ります。

小坂「部署の中で手掛けていた案件が行き詰ってしまった時、事業部長がチームメンバー全員に『できない理由を探さずに、どうしたらできるかを考えるように』という言葉をかけてくださり、前へ進むことができました。それ以来、この言葉を肝に銘じて仕事に取り組むようになりましたし、この言葉が私自身の原動力にもなっています」

自分を磨きながら、新規ソリューションの実装化を目指す

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入社してまだ2年も経たない小坂ですが、現在、感じているNTTデータの印象について質問してみると、「顧客を大切にする会社」という答えが返ってきました。

小坂「私が所属している部署では、単にお客様にサービスを切り売りする、ということはしません。お客様サイドにも優先順位があるので、予算や内部調整といったところにも深く関わりながら、一緒に課題の打開策を考えます。NTTデータはこのように、自社の利益ばかりを追求するのではなく、顧客にとって良いこと、役立つことを真剣に考え、取り組んでいる会社です」

さらに、NTTデータの「グループ力の強さ」も常日頃、実感していると言います。

小坂「目標管理システムのソリューションは、特定の金融機関に限定せずに提供していくことを目標としています。そのため、全国にある支社と連携したり、関連会社などにご協力をお願いしながら、様々なお客様へアプローチしていかなくてはなりません。皆さんご自身の仕事でお忙しいはずなのですが、前向きに同じ目線で検討していただけたたり、アドバイスしてくださるなど、協力体制がしっかりしているのには驚きました。これが、NTTデータならではのグループ力だと、日々実感していますね」

小坂の提案から生まれた目標管理システムのソリューションは、すでに取引のある金融機関に持ち込まれており、まだ実装化には至っていないが、このチャンスをものにして導入実績を築くことができれば、全国にある他の金融機関への展開が期待できます。

小坂「限られたルーチンワークでは、私のモチベーションは上がりません。それよりも多彩な可能性が広がる環境に身を置いたほうが、ずっと頑張れます。だからこそ、実装化を実現するために、サービスの強みをお客様に訴求できる営業スキルやシステム関連の知識を、今以上に強化していきたいと考えています。そして、これからも自分自身を磨きながら、お客様の役に立つ提案を続け、いつか若手に教えられる立場になりたいですね」

自己発信型で、常にポジティブな小坂。彼女の提案から生まれたソリューションが花開く日は、すぐ目の前に近づいているのかもしれません。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです