ビッグデータとは何か

ビッグデータの定義として挙げられる要素として、次の3つの”V”があります。

  • Volume(量)⇒データの総量をさします
    米調査会社IDCによると、2012年に2.8ゼタ(1兆の10億倍)バイトだった全世界のデータ量は、20年には14倍の40ゼタバイトに膨らむと予測されています。
  • Variety(多様性)⇒データの種類をさします
    データの種類として、そのデータが構造的か構造的ではないかといった観点で2つにわけることが可能です。構造化データと呼ばれるものは、従来から業務システム等で扱う購買や顧客などに関する表形式のデータです。一方、非構造化データと呼ばれるものは、SNSやメールといったテキストデータ、画像や同動画、音声のデータ、様々なデバイスから得られる位置情報やセンサーデータです。
  • Velocity(流動性)データの生成されるスピードをさします
    現在では、今この瞬間でも人やモノから様々な情報(データ)が発信されています。またそういったデータは更新が頻繁に繰り返されており、”今”をとらまえるリアルタイム性が求められています。

最近では、上記3つのVに、Value(価値)を加えた4Vや更にVeracity(情報の正確さ、信憑性)を加えた5Vとも言われています。

NTTデータは、この中で特に”Variety(多様性)”に着目し、いかに多種多様なデータへのアクセシビリティを高め、業務やビジネス、経営にとって有用な知見を得られるか。その点が、今後ますます加速するデジタル世界において重要なポイントになると考えています。

図1:(出典)総務省情報通信審議会ICT基本戦略ボード「ビッグデータの活用に関するアドホックグループ」資料より弊社作成

図1:(出典)総務省情報通信審議会ICT基本戦略ボード「ビッグデータの活用に関するアドホックグループ」資料より弊社作成

データの爆発的増加

デジタル化の進む近年、世界中で生成・蓄積されているデータ量は急増しています。
これは、急激にあらゆるものがデジタル化され、データとして蓄積・利用可能になっていることが最大の変化と考えています。
2020年には40ZB以上まで増えると予測されている全世界のデータ量のうち、非構造化データは8割を占めると言われています。
また、自動車、建物、家電、産業機器等がインターネットに接続(IoT)されたことによって生み出されるデータ量は、世界のデータ量の10%を占めると予想されていることからも、従来企業が扱ってきたデータや情報の定義が変わってきています。

これまで情報とすら認識されたいなかった”モノ”が、デジタル化によって、”データ”となり、更に”見える化”されるようになる。
こういった状況で、業務やビジネスはどう変化していくのでしょうか。

図2:(出典)総務省「情報流通・蓄積量の計測手法の検討に係る調査研究」より弊社作成

図2:(出典)総務省「情報流通・蓄積量の計測手法の検討に係る調査研究」より弊社作成

BI(ビジネスインテリジェンス)とは

BI(ビジネスインテリジェンス)は、一般的には経営・会計・情報処理などの用語で、企業などの組織のデータを、収集・蓄積・分析・報告することで、経営上などの意思決定に役立てる手法や技術のことと言われています。昨今は、ビジネスのグローバル化、日々大量に発生する企業内トランザクションデータ、外部データのビジネス活用等、ビッグデータの活用に基づいた迅速な意思決定が、競合他社に対する競争優位性発揮の差別化ポイントとなっており、その手法であるBIに期待が高まっています。
BIを実現するためのツールは、利用目的に応じてBA(Business Analytics)ツールとBIツールに分類することができます。現在では、多数のツールがあり利用者の拡大が進んでいます。

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