人材の育成・確保

昨今の技術の急速な進歩および環境の急激な変化から、産業界ではIT関連投資が拡大しており、先進技術の活用による、コストダウンや業務の効率化、新しいビジネスの創造といった、デジタルトランスフォーメーションへの期待感が上昇しています。
世の中のニーズにスピード感をもって応えるためには、先進技術領域などで卓越した専門性を有した人材の育成・確保の必要があります。
NTTデータは、事業環境の変化に対応するために、自社人材の育成強化および専門性の高い外部人材を採用するADP制度(Advanced Professional)を推進しています。
ADP制度は、主にAIやIoT、クラウド、セキュリティーにおけるエンジニアやデータサイエンティスト、コンサルティングといった高度な専門知識や技術を習得している人材を確保しています。

NoSQLDBの活用

データベースの世界においては、各企業が既に保有している大量のデータについても、それぞれ個別に構造化されたデータベースに格納、最適化されているものの、全体を俯瞰できる状態にはなっていない「データのサイロ化」が課題となっています。また、非構造化データの爆発的な増加に伴い、従来のRDBやアーキテクチャではなかなか扱いづらかった領域をカバーするべき、新しいデータベースが求められています。
NTTデータでは、そういったことが起こりうることをいち早く予測し、有効な解決策として、2009年より次世代のデータベースシステムとされる米国マークロジック社のNoSQL注1データベースMarkLogic®注2を活用しています。

更に2017年には資本業務提携を結び、より一層国内外のお客様がデータを保有・分析・活用できるよう、非構造データをデジタル活用できるソリューションや、サイロ化したデータを統合的に管理するシステムを提供しています。

図3:理想的なビッグデータ活用の姿

図3:理想的なビッグデータ活用の姿

  • 注1:NoSQL…Not only SQLの略で、関係データベース管理システム(RDBMS)以外のデータベース管理システムの総称。
    RDMSが苦手とする領域を補完する形で発展し、大量データの管理を得意とするもの、処理速度の速さを追求したもの、柔軟なデータ構造を特徴とするもの等、さまざまな種類のシステムが存在し、次世代のデータベースシステムとも呼ばれる。
  • 注2:MarkLogicは日本およびその他の国におけるMarkLogic Corporationの商標または登録商標です。

最新技術の活用

ビッグデータの活用・分析においてはその多種多様なデータの構造や意味を理解する必要があります。
一方、企業ではデータの意味がわからないと使えないや、システムによって意味がばらばらで使えないといった課題があります。
NTTデータでは、より人間に近い形でコンピュータやシステムがデータの構造や意味を理解するためにセマンティック・オントロジーという技術の研究・活用を進めています。

  • セマンティック:実データにメタデータの関係(主語・述語・目的語)を紐づけ、意味を持つデータとしたもので、モノとモノとの関連を表現するのに適したデータの持ち方
  • オントロジー:人が持つ知識を、概念体系として整理し、データモデル化したもので、関連を定義したり、ナレッジの拡張を可能にする

セマンティック・オントロジーの活用により、データの意味理解が進み、システム上での管理がしやすくなり、より分析や業務での活用が期待できます。
また、NTTグループは、社会的課題の克服や産業競争力の強化を実現するためにAIブランド「corevo」を展開しています。NTTデータは自らが開発した技術に加え、NTT持株研究所が開発したcorevo技術も活用できます。
corevoが提供する技術には、国際技術評価で世界1位の精度を達成した音声認識技術、40年以上の研究蓄積を背景とした自然言語処理や知識処理技術などがあり、こういった技術を組み合わせてビッグデータの活用・分析に寄与します。

これらの技術力を用いて、政府・公共系機関、金融、ヘルスケア、流通/製造といったエンタープライズ向けを始めとした世界中のお客さまに、さまざまなデータ活用に関する課題解決の手段を提供し、お客さまの価値創出を強力に支援することを目指しています。

図4:セマンティック・オントロジーによるデータ管理のイメージ

図4:セマンティック・オントロジーによるデータ管理のイメージ

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