ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン

「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(※)」をグローバル競争に勝ち抜くための重要な経営戦略のひとつとして捉え、「多様な人財活躍」と「働き方変革」の2軸で新たな企業価値の創出を目指しています。

方針・体制

基本方針

NTTデータグループでは、グループビジョンである「Trusted Global Innovator」の3本柱のひとつとして、“働く一人ひとりの多様性を尊重することにより創造力を高めていくこと”を掲げ、全世界共通の「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン・ステートメント - Bloom the Power of Diversity”」のもと、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを推進しています。NTTデータでは、この「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン」をグローバル競争に勝ち抜くための重要な経営戦略のひとつとして捉え、「多様な人財活躍」と「働き方変革」の2軸で新たな企業価値の創出を目指しています。

推進体制

2008年より人事統括役員をトップとしたダイバーシティ推進室を設立し、「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン」を推進しています。2012年度からは、特に「女性活躍推進」、「働き方変革による総労働時間の適正化」に注力し、社員一人ひとりが活躍できる職場環境の実現を目指しています。
また、世界各国のリーダーが集結する「NTT DATA Global Conference」において女性活躍をテーマとしたセッションを定期的に開催しています。

女性のエンパワーメント原則(WEPs)の取り組み

2019 年3 月に女性のキャリア推進とビジネスの発展をグローバルにリードする「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」(※)に署名しました。このため情報収集やネットワーキングがグローバルおよび各国で容易となることから、その知見をグループ全体で活用することにより、グローバル全体でさらにダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの推進を行うことが可能となりました。

【WEPs原則1】トップのリーダーシップによるジェンダー平等の推進

  • (※)
    WEPs(Women's Empowerment Principles)
    2010年3月に、国連グローバル・コンパクト(UNGC)とUNIFEM(UN Women)が共同で作成した女性のエンパワーメント原則。女性の活躍推進に積極的に取り組むための行動原則で、企業が現在の慣行や基準、行動を調査し分析するための実践的な手引きとなっている。

経団連「2030年30%へのチャレンジ」の取り組み

一般社団法人・日本経済団体連合会が提唱する「2030年30%へのチャレンジ」で掲げる目標「2030年までに役員に占める女性比率を30%以上にする」に賛同し、実現に向けて取り組んでいます。

2030年30%へのチャレンジロゴ

経団連「2030年30%へのチャレンジ」

人権等に配慮したサプライチェーンの取り組み

人権や環境への配慮、製品やサービスの品質・安全性の確保など、社会の要請に配慮した調達について、以下に定めています。

【WEPs原則5】事業開発、サプライチェーン、マーケティング活動

  • (※)ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンとは:
    持続可能な社会の実現のために取り組むべき多様性、公平性、包摂性のこと