社会貢献活動

グローバルな企業グループとしてより良い社会の実現に貢献するため、国内外で多彩な活動を続けています。

NTTデータは、1992年4月に社会貢献活動を企画・推進する専任組織「社会貢献推進室」を設置して以来、幅広い領域で活動に取り組むとともに、社員一人ひとりのボランティア意識の醸成や活動の促進支援、事業を活かした活動、グループに広がりのある活動の推進など、様々な活動を展開しています。

障がい者の生活を支援するモバイルアプリVOSAPの開発

グローバルボランティアウィーク活動

社員のスキル・ノウハウを活用した非営利団体の広報・マーケティング活動支援

カーシェアリング用アプリの開発による環境保全への貢献

フェアトレードへの取り組み

障がい者の生活を支援するモバイルアプリVOSAPの開発

開発途上国における深刻な障がい者問題

VOSAPを活用して設置されたスロープ
世界保健機関(WHO)によると、世界の障がい者の数は10億人を超え、世界人口の約15%を占めると想定されています。インドなどの開発途上国では、交通、ビル、インターネットなどのインフラへのアクセス環境が整備されていないことから、障がい者の多くは自らの力で学校や職場へ通えず、社会の支援からも取り残されているという課題があります。そこで、NTT DATAServicesの社員を中心に2015年、ITによる交通機関や施設へのアクセシビリティを改善し、教育、就業における障がい者の自立を支援するための非営利団体を立ち上げ、誰もが障がい者支援のボランティアに参加できるモバイルアプリVOSAPを開発しました。

SNSを通じて、障がい者の安全な生活を支援できるアプリVOSAP

VOSAPのアイコン
VOSAPは障がい者の生活に関する問題点や解決策、有益な情報をボランティア登録者から集め、発信することにより社会の認識を変えることを目的としたアプリです。ボランティア登録者は、オンライン上でコミュニティに参加し、共通の課題解決に向けてネットワークを構築しながら、チームとして活動することができます。
VOSAPの特徴は、ボランティア登録者が銀行、ATM、レストラン、病院などの施設をアプリのカメラで撮影し、障がい者が利用しやすい施設かどうかをランク付けして投稿し、マップ化できることです。障がい者はマップを見て利用のしやすさを判断することができ、行動範囲を広げることが可能になります。

活動の成果と今後の取り組み

アプリ開発のメンバー
VOSAPは2018年に一般公開され、現在、米国、インド、英国において4,000人以上がボランティア参加者として登録しています。2018年以降は、さらなるボランティアへの参加を促すため、政府・メディアへの働きかけや、企業や大学との連携でISR(Individual Social Responsibility)の考え方を啓発していきます。また、インドのみならずインフラの整備が未開発な地域を支援できるよう、国ごとのモデルを開発していきます。

グローバルボランティアウィーク活動

インドの村に根づく貧困問題

ミシンの寄付
NTT DATA Servicesでは、毎年グローバルボランティアウィークを定め、個人やチームで地域支援活動を行っています。2017年は、10月4日から10日間、7,000人以上の社員が、約200件のボランティアを行いました。コインバトールチームでは、インドのAttukal村を支援しました。
Attukal村は、インド南部の大都市であるコインバトールから約50km離れた、約60世帯からなる村です。村民は、かつては森の奥で生活していましたが、野生のゾウやブタによる被害が頻発したことにより、現在は政府の支援で移住をして暮らしています。Attukal村は、国連が発表する、経済・社会の成長の達成度を測るための「人間開発指数」が低く、健康や環境、雇用に関する課題が深刻な地域です。

持続的な生活の質向上を目指した支援の実施

Attukal村の住人とボランティアスタッフ
コインバトールチームは、物品を支援するだけではなく、村民の就労支援を目的に、ボランティア期間以降も継続的に活動を行っています。ボランティアを開始するにあたり、チームではAttukal村の中で特に課題となっている健康、環境、飢餓、教育、雇用をテーマに、200人ずつ5つのチームに分かれ、村民たちとの協働を始めました。村民の免疫力向上のため、栄養価の高い食物に対する学習の提供、安全な水の確保、ソーラーパネルの提供による電気とデジタル環境の整備、女性への就業訓練などを実施し、村の開発と生活の質の向上を支援しました。

活動の成果と今後の取り組み

苗植えによる農業支援を手伝う子どもたち
2017年は女性たちが自身で稼ぐ力を支援するため、10台のミシンを寄付し、講師も派遣しました。また、永続的に教育の機会が得られるよう、約9km離れた学校への通学の手段として自転車を30台提供したり、植樹や住人が集うコミュニティーホールを建設しました。NTT DATAServicesでは、今後もこの取り組みを継続し、特に健康分野に関して新たな支援策を設けながら、村民の生活の向上に寄与していきます。

社員のスキル・ノウハウを活用した非営利団体の広報・マーケティング活動支援

非営利団体とのパートナーシップ構築

チャリティランニング参加メンバー

社会課題の解決に向けて活動する非営利団体では、活動に対する理解の促進や、寄付・支援者を増やすためのマーケティング・広報が欠かせない状況にもかかわらず、企業に比べて広報活動の予算が限られていることから、十分な情報発信を行いにくいという課題があります。そこで、NTT DATA UKでは2017年、社員の経験とスキルを用いて、非営利団体の活動を最大限に支援することを目的に、アフリカの子どもへ教育支援を行うレッスンズ・フォー・ライフ基金とのパートナーシップを開始しました。

IT技術を用いた運営支援

2017年3月、NTT DATA UKの支援チームは、自転車でパリへ向かうチャリティ・サイクルイベントと、パリマラソンへの参加により、寄付金約2,000英ポンドを集めました。
2017年下半期には、IT技術による課題解決のため、セールスフォースの実装の評価、情報分析と最適化、コンテンツ管理システムの選択へのアドバイスなど、デジタルの供給状況の改善や、デジタル戦略の構築を支援しました。

活動の成果と今後の取り組み

チャリティーイベント参加メンバー
レッスンズ・フォー・ライフ支援の活動は、デジタル企業としての強みを活かせるだけでなく、普段の業務でかかわることのないチームのコンサルタントや、領域が異なるクライアントを担当する社員がひとつのチームとして集結することで、チームとしての体制強化と、NTT DATA UKへの所属意識を高めることにもつながりました。今後も社員のノウハウを活かしながら、非営利団体の活動をサポートしていきます。

カーシェアリング用アプリの開発による環境保全への貢献

環境負荷を考慮した移動手段の導入促進

カーシェアリングアプリUnite-eの画面
近年、世界中でシェアリングエコノミーが普及する中、NTTデータグループでは、カーシェアリングサービスの開発により移動の効率化やCO2排出量削減に貢献しています。2017年、NTT DATA Germanyでは、ITによる交通の利便性向上に向けたソリューションとして、カーシェアリングアプリiCSを開発し、一般公開しました。また、スペインでは首都マドリードの交通状況が悪く、中心街において交通規制があり、通勤にも影響が出る事態となる中、everisの ITモバイル部門では、社員がスムーズに通勤できるように、カーシェアリングアプリUnite-eを開発、提供しました。

予約やマッチングなどのアプリを開発

NTT DATA Germanyが開発したiCSは、利用者が車両の予約、会計処理をアプリ上で一貫して行うことができるアプリです。乗車場所、利用シーンや人数、自動車の種類の選択肢を設けることで、様々なニーズの利用者に対応しています。また、地方自治体や企業で使用されていない車両をカーシェアリング向けの車両として利用できる機能を追加し、より多くの人々の利用を可能とし、環境保全への貢献にもつながっています。
everisが開発した社内向けアプリUnit-eでは、車の所有者と目的地が合致する社員をマッチングさせることで、交通費やCO2排出量を削減することができます。アプリ提供開始後、2カ月で1,250ダウンロードを記録し、2018年現在175のルートで使用されています。

活動の成果と今後の取り組み

NTT DATA Germanyでは、今後 CO2排出量削減に向けて、電気自動車を用いたカーシェアリングを普及させることで、街のスマートシティ化に貢献していきます。everisでは2018年、アプリの利用範囲を広げ、マドリードだけではなく事務所があるスペイン国内16地域すべてのオフィスでの運営を開始しました。今後も社員へのメールやコーポレートブログでのアプリの宣伝、説明会の実施を通じて利用を促進するとともに、コンテンツの改善などにより環境問題の解決に貢献していきます。

フェアトレードへの取り組み

フェアトレードは、「貧困対策」「児童労働の削減」「環境保護」の改善に向け、開発途上国の原材料などを適正な価格で継続的に取り引きし、生産者の自立や生活の改善をめざす「人と地球にやさしい貿易のしくみ」です。
NTTデータグループは、2007年より国際的な社会課題の改善に向けた取り組みとしてフェアトレードへの取り組みを進めています。

1.株主総会での提供

国際フェアトレード認証ラベル

(1)フェアトレードオリジナルケーキ

2014年からご来場の株主への手土産として、国際フェアトレード認証ラベルつきのオリジナルケーキを企画・製造して約1500個ご提供しています。
国際フェアトレード認証ラベルは、国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)が定める基準に従って生産、貿易、製造された製品にのみ、貼付することが許可されています。

特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン

(2)フェアトレードクッキー

2014年から障がい者の就労支援施設が作った国際フェアトレード認証ラベルつきのクッキーを約1500個会場でお配りしています。

協力:特定非営利活動法人「樹林館」

(3)喫茶コーナー フェアトレードコーヒー

2010年から喫茶コーナーで提供するドリンクにフェアトレードコーヒーを用意しています。来場者からは美味しいと評判をいただいています。

2.企業連携プロジェクト

 

2015年から5月のフェアトレード月間に、大日本印刷株式会社・コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社と連携してフェアトレードケーキを社内販売しています。
NTTデータは、4日間社員レストランでフェアトレードランチコース(フェアトレード認証材料をすべての料理に使用)を実施し、約100食が販売されています。

3.フェアトレードコーヒーの提供

2013年から豊洲本社の来客用会議室や社員レストランで、フェアトレードコーヒーをお出ししています。フェアトレードであることをPOPで添えて、お客様にもご紹介しています。

4.フェアトレード販売会の開催

2007年から東京都江東区豊洲の本社で、特定非営利活動法人がフェアトレードコーヒーとチョコレートの販売会を年一回程度行っています。毎年1.5時間のランチタイムに、約800個のフェアトレード商品が販売されています。

5.エコバッグとしてフェアトレードコットンバッグを活用

2014年からNTTデータオリジナル フェアトレードコットンバッグを社内ノベルティとして利用しています。

6.社内・社外向けイベントのお土産として、フェアトレード商品を活用

NTTデータでは、各種イベントで使用されるノベルティ・お土産にフェアトレード商品をお出しするよう推進しています。
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