2010年7月1日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータでは、『お客様満足度No.1の追求』および『変革の先進企業』を目指す中期経営(2009年度~2012年度)を着実に遂行すべく、先進的なプロジェクトマネジメント手法の研究開発・普及展開に取り組む専門組織として、「プロジェクトマネジメント・イノベーションセンタ」を2010年7月1日付けで技術開発本部内に設置しました。

新組織は約50名の体制とし、NTTデータにおけるプロジェクトマネジメント手法の高度化・グローバル化などを実現し、中期経営の取り組みを一層加速させます。

設置の目的

NTTデータグループは、中期経営として、「サービス提供能力の強化」のためのSI競争力強化、低価格化や納期短縮の要請への対応能力強化、お客様の競争環境のグローバル化への対応能力強化などに取り組んでいます。

この度、「プロジェクトマネジメント・イノベーションセンタ」を設置し、NTTデータグループの強みであるシステム開発のプロジェクトマネジメント力を一層強化するとともに、より先進的なプロジェクトマネジメント手法を研究開発することで、中期経営の取り組みを一層加速させます。

組織編成の概要

現在、技術開発本部ソフトウェア工学推進センタのなかでプロジェクトマネジメントに関する研究開発およびプロジェクトへの普及展開を行っているグループ(約50名)が、「プロジェクトマネジメント・イノベーションセンタ」として独立し、その活動をより強化します。

プロジェクトマネジメント・イノベーションセンタの活動内容

技術開発本部ソフトウェア工学推進センタでは、これまで、プロジェクトマネジメントに関して主に下記の取り組みを実施してきました。

  • システム開発および管理プロセスに関する研究開発
    • システム開発メソドロジーの策定・体系化とグループ会社への普及展開
      • システム開発における、企画からシステムテストまでの標準的な手順を定めたTERASOLUNA開発手順の策定
      • 情報システムにおける「仕様」について、お客様にわかりやすい記述方法および合意方法を示した「発注者ビューガイドライン」の策定
      • システム基盤の発注者要求を見える化する「非機能要求グレード」の策定
    • CMMI®(Capability Maturity Model® Integration)に基づく全社的なプロセス改善活動の推進
      • 防衛システム担当の成熟度レベル5達成、および社保第一統括部のレベル4達成など
    • 先進的なテストプロセス手法の研究開発
      • Wモデルの活用によるソフトウェア品質の向上
  • リソースマネジメントに関する研究開発
    • 制約理論のプロジェクトマネジメントへの実践的応用
      • CCPM(Critical Chain Project Management)による工期短縮の実現
    • SEの職業性ストレス診断に基づく職場環境改善
  • 原価見積り手法に関する研究開発
    • ファンクションポイントベースの規模見積り手法の整備
    • 方式工数見積り手法の整備

新設する「プロジェクトマネジメント・イノベーションセンタ」では、システム開発プロジェクトと密着した実証的な手法でこれらの取り組みを一層強化していきます。システム開発・管理プロセスの高度化、リソースマネジメント、原価見積り手法、リスクマネジメントなどのプロジェクトマネジメント領域における先進的な手法の研究開発により、SI競争力をより強化するとともに、コスト低減および納期短縮の要請に応えていきます。

また、研究成果を国内外グループ会社に普及展開するのみならず、海外グループ会社のノウハウも取り入れて、NTTデータにおけるプロジェクトマネジメント手法のグローバル化を促進していきます。

注釈

  • CMMI(Capability Maturity Model Integration)は、1999年に米国国防総省の援助のもとカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所(SEI)で開発された、システム開発を行う組織の成熟度を表現したモデルです。
    CMMIおよびCapability Maturity Modelは、アメリカ合衆国特許商標庁に登録されています。
  • 「テラソルナ\Terasoluna」、「TERASOLUNA」及びそのロゴは、株式会社NTTデータの日本国内または中国における商標または登録商標です。

関連情報

2007年10月1日報道発表
ソフトウェア工学推進センタを100名体制に強化

2009年12月9日報道発表
NTTデータでCMMI成熟度レベル5を達成

2010年3月17日報道発表
NTTデータでCMMI成熟度レベル4を達成

TERASOLUNA・NTTデータのシステム開発統合ソリューション

実践的アプローチに基づく要求仕様の発注者ビュー検討会

情報システムにおける「仕様」について、お客様にわかりやすい記述方法および合意方法を共同検討することを目的に国内主要SI事業者が結集した検討会。検討会は「発注者ビューガイドライン」を策定し既に解散している。利用者に広く普及させるため「発注者ビューガイドライン」の著作権を独立行政法人 情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター(以下、IPA SEC)へ移管し活動を続けている。

  • http://www.nttdata.co.jp/cview/

システム基盤の発注者要求を見える化する非機能要求グレード検討会

情報システムの実現レベルに大きく影響する応答速度などの性能や障害時の耐性などに代表される非機能要求についてお客様と開発ベンダの両者で共通認識をもてるようにする方法を共同検討するため国内主要SI事業者が集まった検討会。検討会は既に「非機能要求グレード」を策定し解散し、業界のより多くの利用者へ普及するよう成果著作権をIPA SECへ移管している。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
杉山
TEL:03-5546-8051

その他のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
技術開発本部
戸村・小橋
TEL:050-5546-9771

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