2010年7月12日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:山下 徹、以下NTTデータ)は、株式会社エス・エム・エス・データテック(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松原 五夫、以下SMSデータテック)と協力し、同社の運用業務支援製品「SDTサービス・マネージャー」と、NTTデータのオープンソース統合運用管理ソフトウエア「Hinemos®」(ヒネモス)を連携させた、ITIL注1対応の運用管理ソリューションを開発しました。

「SDTサービス・マネージャー」はITILに準拠した運用管理業務を支援するための製品で、インシデント管理注2や構成管理注3の機能を備えています。Hinemosと組み合わせることで、Hinemosで行うシステム監視やジョブ管理についてITILに準拠した運用が行えるようになります。利用者は本ソリューションを導入することで、品質の高いITサービス管理を実現できます。

本ソリューションにおいて、NTTデータとSMSデータテックはHinemosソリューションパートナー契約を締結しています。SMSデータテックが販売を行い、NTTデータは技術サポートを行います。

背景

NTTデータは2005年より、エンタープライズ環境で求められるシステム監視やジョブ運用などの一元的なオペレーションを実現する統合運用管理ソフトウエア「Hinemos」をOSSとして公開しています。「Hinemos」は、パートナー各社ならびにNTTデータのSI事業において幅広く導入されています。運用改善の手段としてご利用頂く中で、「Hinemos」にもITILに準拠するための機能のご要望を多く頂いておりました。また、クラウド技術や仮想化技術が発展する現在、複雑なシステムに対する高度な運用管理を行えることが「Hinemos」に求められています。そうした中で、SMSデータテックとは3月にソリューションパートナー契約を締結し、「Hinemos」のITIL対応に向けて検討を重ね、今回のソリューション提供開始に至りました。

本ソリューションの特徴

「Hinemos」を運用管理システムとして使用した場合、監視対象システム上で各種障害などの事象発生に対して、事象の登録・管理・調査・レポートなどの作業に取り組むために、従来は「Hinemos」とは別の仕組みを用意する必要がありました。本ソリューションを導入することで、システムの監視と、インシデントの管理といった一連の対応が効率的に行えるようになります。

「Hinemos」と「SDTサービス・マネージャー」はそれぞれ単独で導入することも可能で、各領域で効果を発揮しますが、本ソリューションとして導入することで、更なる運用管理上のメリットを出すことが可能となります。具体的なメリットとしては以下となります。

  • 「Hinemos」で検出されたイベントを「SDTサービス・マネージャー」でインシデント情報として管理することができます。
  • 「SDTサービス・マネージャー」の構成管理情報として、たとえば障害が発生したとき、影響があるシステム要素(サーバーやソフトウエアなど)の把握や、調査の必要がある対象を事前に認識できるようになります。
  • ITIL上のプロセスとしてのインシデント管理と構成管理を一元的に扱うことが可能となり、運用業務の改善活動につなげ、調査が必要な時間を短縮することができます。

SDTサービス・マネージャーについて

「SDTサービス・マネージャー」はITILのプロセスごとにモジュール化されており、(1)インシデント管理、(2)構成管理の2つのモジュールから構成されます。

  • インシデント管理機能(「SDTインシデント管理」)

    サーバー/ネットワーク上の障害や事象をインシデントとして登録し、一元的に管理して、閲覧や検索などを行える機能です。またFAQ情報としてのユーザー/管理者への情報提供やレポート機能も実装しています。

  • 構成管理機能(「SDT構成管理」)

    システムを構成する機器、ソフトウエア、ドキュメントなどを一元的に登録して管理する機能です。現実には各種の情報は表計算ソフトや、データベースなどに分散して記録、管理されることが多いですが、情報ソースが多岐に渡っているために、タイムリーな調査ができなかったり、利用しづらかったりする環境が少なくありません。本機能はそれらを改善して、常に最新のシステム情報を一元的に管理することにより、障害時や環境の変更時にもすぐに情報にアクセスすることを可能にします。

    「SDTサービス・マネージャー」の詳細については下記SMSデータテックのプレスリリースをご参照ください。

    SDTサービス・マネージャー製品発表プレスリリース

    • http://www.sms-datatech.co.jp/topics/article/topic_100712-3.html

本ソリューションの提供方法

SMSデータテックからの販売となります。

今後の展開

複雑化を増すシステム運用管理において、基盤レイヤーのみならず業務サービスレイヤーまでを含めたトータルな運用管理ソリューションを「Hinemos」パートナー企業と共に充実させていきます。これによりお客様のシステム運用管理コストの削減に一層寄与してまいります。

また、「Hinemos」の開発元として、本ソリューションの中核を担う製品である「Hinemos」の機能拡充と、サポートの提供を継続していきます。

出展・セミナー情報

本ソリューションにおけるマーケティング活動を予定しております。第一弾として、7月22日(木)~7月23日(金)に開催されるitSMF Japan Expo 2010への出展いたします。第二段として、8月23日(月)にクラウド時代の運用品質向上策として本ソリューションをご紹介するセミナーを開催いたします。各詳細は以下の通りです。

itSMF Japan Expo 2010出展

日時

2010年7月22日(木)、23日(金)11:00~18:00

場所

日経ホール JAビル会議室(東京・大手町)

主催

特定非営利活動法人 itSMF Japan

共催

日経コンピュータ

参加料

無料/事前登録制

詳細と参加お申込み

http://conf.itsmf-japan.org/expo/index.html

出典内容

本ソリューションのデモ展示を行います。

セミナー概要

『クラウド時代に期待される運用品質とオープンソースによるコスト削減』
~統合運用管理ツールHinemos(OSS)とSDTサービス・マネージャー~

日時

8月23日(月)14:00~16:30(受付開始:13:30)

場所

豊洲センタービル10F セミナールーム

主催

SMSデータテック株式会社

共催

株式会社NTTデータ、スーパーオフィス株式会社

対象

ITILに準拠した運用改善にご興味のある方

参加料

無料/事前登録制

詳細と参加お申込み
  • http://www.sms-datatech.co.jp/topics/article/topic_100823.html

注釈

  • 注1ITIL

    英国の政府機関がITサービス管理・運用規則に関して実績があったIT業務プロセスを包括的にまとめた一連のガイドブックのこと。ITILに準拠することで要求される要件を満たす品質の高いシステム運用が可能になる。

  • 注2インシデント管理

    ITサービスの中断(事故)を意味する「インシデント」について、インシデントの発生から対策および解決までの一連の流れを管理するプロセスのこと。

  • 注3構成管理

    ITサービスを提供するために必要な構成要素と、構成要素間の関連性についての情報を維持管理するプロセスのこと。

  • Hinemosは、日本国内におけるNTTデータの登録商標です。
  • その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
高橋
TEL:03-5546-8051

Hinemosに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
基盤システム事業本部
加納・中西・谷越
TEL:050-5546-2496

SDTサービス・マネージャーに関するお問い合わせ先

SMSデータテック株式会社
広報担当 高橋(立)
TEL:03-6222-0831

ニュースリリースについて

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