ビッグデータ分析基盤と顧客情報分析の標準レポートをセットに低価格で提供

~NTTデータのHadoopノウハウと顧客情報分析・活用ノウハウを一体化したサービス~

2012年6月7日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータは、企業のビッグデータを活用した顧客情報分析を支援するサービスとして、"ビッグデータ分析に必要な基盤"と"顧客情報の分析・活用ノウハウを集約した標準分析レポート"をセットとした、導入支援から分析・活用コンサルティングまでトータルで提供するサービス「BizXaaS®(ビズエクサース注1)BA」の提供を2012年6月11日より開始します。

「BizXaaS BA」を利用することで、企業は独自に分析・活用のテーマ検討やシステム構築をすることなく、低価格・短時間で顧客情報分析(一人当たり売上向上や解約防止等)のレポートが利用可能となります。

本サービスは、今後新たに顧客情報分析を実施する企業や、従来の顧客情報分析に加え、新たにビッグデータを活用した顧客情報分析を検討する企業の利用を想定しており、2014年度末までに10億円規模の受注を見込んでいます。

背景

近年、Hadoop注2に代表されるデータ処理技術の発展により、大量データの蓄積・処理にかかるコストと時間が大幅に低減され、従来実現できていなかったビッグデータの分析活用が可能になってきています。

ビッグデータを活用した顧客情報分析は、個々の顧客の過去の利用履歴等から顧客特性を詳細に把握し、従来に比べてより適切な商品のレコメンデーションや解約防止施策を実施することができる等、従来の顧客情報分析と比較し、企業の競争力強化にとって有力な手段として注目されています。

しかしながら企業においては、分析の元となる情報を蓄積しながらも効果的な活用ができていない、新たに顧客情報分析を始めたいが何から手を付けたらいいのか分からない、ビッグデータ分析に取り組みたいが投資は極力抑えたい、などといった悩みがありました。

これまでNTTデータは、Hadoop技術を用いたビッグデータ蓄積・分析基盤構築のノウハウを蓄積し、国内外のNTTデータグループと連携して発足させた「BI(Business Intelligence)Global One Team」の活動の中で顧客情報分析のノウハウを体系化してきました。そこで、これらのノウハウを生かして、より多くの企業がビッグデータ活用を行うことができるよう、ビッグデータの蓄積・分析基盤から顧客情報分析の標準分析レポート、分析・活用のコンサルティングまで対応するサービスを提供することとしました。本サービスの提供にあたっては、Hadoop等オープンソース技術を最大限活用することにより低価格化を実現し、さらにサービス利用型の料金体系によって、企業が初期投資を抑えながらビッグデータ分析を導入することを可能にしました。

【図】

図1:BizXaaS BAのサービスイメージ

商品概要

1.サービスメニュー

「BizXaaS BA」には、以下の3つのサービスがあります。

  • 「分析環境提供サービス」

    ビッグデータ分析に必要なシステムと顧客情報分析に特化した標準分析レポートがセットにされた分析環境を低価格で利用可能です。決められた形式のデータを用意するだけで、早期に分析レポートが利用可能となります。

  • 「分析・活用コンサルティングサービス」(オプション)

    データ活用の専門家による標準分析レポートを用いた活用支援、最適な分析活用の構想立案、より高度な分析活用テーマの実現などを支援するコンサルティングサービスをオプションで提供します。

  • 「チューニング設定サービス」(オプション)

    個別要件に応じたデータ蓄積・分析基盤の設定/標準分析レポートの出力項目の設定・変更などのチューニング設定を行うサービスをオプションで提供します。

2.価格

  • 「分析環境提供サービス」

    初年度月額240万円~(標準構成の場合の参考価格・税別・最低12ヵ月間のご利用前提)

  • 「分析・活用コンサルティングサービス」
  • 「チューニング設定サービス」

    お客さまのご要望に基づき個別見積もりとなります。

特長

「BizXaaS BA」の特長は以下の通りです。

1.顧客情報分析のノウハウを元に作成した標準分析レポート

顧客一人当たりの売上向上などに必要不可欠な標準分析レポートを提供します。標準分析レポートは、NTTデータの10年以上にわたるデータ分析・活用コンサルティングを通じて得られた知見を集大成し、「データウェアハウス/ビジネスインテリジェンス・ラボ®注3でR&Dとして検証を実施してきた体系的なノウハウを元に作成しています。これにより、分析レポートの設計・実装にかかるコスト・時間が削減され、分析方針を確立しづらい初期段階や初めて顧客分析を導入される方でも優良顧客の可視化や優良顧客化に向けた成長パスなどの分析が可能となります。

【図】

図2:標準分析レポートを利用したアウトプット例

2.スモールスタートが可能な分析環境

NTTデータが構築した分析環境を、サービス利用型で利用できるため、システムの初期構築時に高額な投資が不要となり、スモールスタートで分析を開始することができます。また、Hadoopの拡張性を活かして将来的なビッグデータ分析まで対応可能です。

3.分析・活用の専門家による分析・活用コンサルティング(オプション)

分析・活用の専門家による支援により、分析・活用の構想立案から施策展開、効果測定、分析リテラシーの向上などにかかる作業を効率化できます。

4.プライベートクラウド環境で、お客さま企業のセキュリティーレベルにあわせたシステムを実現

顧客情報を扱うことから、お客さま企業のセキュリティー等の個別要件に柔軟に対応可能なプライベートクラウド型のシステムです。

今後について

「BizXaaS BA」は、NTTデータグループの「BI Global One Team」のナレッジを活用し、標準分析レポートを業界・業種・目的別に高度化・多様化することで幅広い分析ニーズに対応するとともに、お客さまの扱うデータの規模、導入スピード・コストなどに関する多様なニーズに対応するため、パブリッククラウド型の分析環境提供サービスを展開していく予定です。

注釈

  • 注1BizXaaSはNTTデータのクラウドサービスのブランド名称です。長年NTTデータグループが培ってきたシステム構築ノウハウを応用した「安心・安全・信頼」のエンタープライズ向けトータルクラウドサービスであり、共同利用型サービスである「BizXaaSプラットフォームサービス」(http://www.ps.nttdcloud.jp/(外部リンク))と、個別のお客さま向けにクラウドを構築・運用等行う「BizXaaS構築・運用サービス」(http://www.bizxaas.com/index.html(外部リンク))で構成されます。
  • 注2Hadoopはオープンソースの分散処理基盤ソフトウエアであり、広く一般に利用されているIAサーバを活用し、その利用台数に応じて扱えるデータの規模や処理能力を拡張できる利便性の高い分散処理システムが構成できるようになります。
  • 注32008/11/25の当社発表資料(http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2008/112500.html)を参照ください。
  • 「BizXaaS」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • 「データウェアハウス/ビジネスインテリジェンス・ラボ」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
戸田・田中
TEL:03-5546-8051

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
ビジネスソリューション事業本部
プラットフォーム&サービスBU
小橋・浅野
TEL:050-5546-8337

ニュースリリースについて

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