ミャンマー子会社の営業開始について ~オフショア開発拠点の拡大および現地ビジネスの展開に向けて~

ニュースリリース/NTTデータ

2012年12月3日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータは、経済発展の潜在力を持つミャンマーで子会社NTT DATA Myanmar Co., Ltd.の設立に向け、2012年5月より準備をしてきました。この度ミャンマー政府より正式に許可を受け、2012年11月8日より営業開始いたしました。今後、NTTデータのアジア地域における新たなシステム開発拠点として、5年後に500人の体制を整備します。

背景・目的

NTTデータは、中国、インド、ベトナムにおいて、日本向けのシステム開発(対日オフショア開発)の拠点拡大を進めています。昨今民主化進展が著しく、日系企業のミャンマーへの進出が加速する中、IT分野における高いポテンシャルを考慮し、ミャンマーにも拠点を設立いたしました。コスト競争力、優秀な人材が豊富に確保可能なこと、ミャンマー語と日本語の類似性などの観点から、対日オフショア開発拠点として多くの利点が見込まれています。

オフショア開発拠点開設に伴い、現地従業員を採用することによる雇用創出を実現し、また現地コンピュータ大学との連携によりIT人材育成に貢献し、ミャンマー経済近代化、発展に寄与します。

当該子会社を日本からのソフトウエア開発の受託を中心としたオフショア開発拠点として位置付けるとともに、日本からミャンマーに進出した企業のサポートや、当社の国内実績を踏まえた現地金融機関・官公庁向けビジネスの展開についても視野に入れています。

経緯および現在の状況

法人設立

2012年5月にミャンマー投資委員会へ設立申請書を提出、2012年11月営業許可証を受領。(旧外国投資法のもとでの設立)

拠点

ヤンゴン市内MICT Park内に400m2を確保。今後もMICT Park内を中心に拡大予定。

採用活動

10月より社内研修を開始し、当初の予定通り12月時点で50名程度の社員数となる見込み(非常勤役員を除く)。

営業活動

アジア地域のNTTデータグループ会社と連携を開始し、実プロジェクトの開発に着手中。

現在ミャンマーからベトナム現地法人へ従業員6名を派遣中。12月にインド現地法人へ7名、日本へ2名を派遣することを決定。今後はタイ現地法人との連携も予定。

大学との連携

現地ヤンゴンコンピュータ大学への寄付講座の提供を開始し、12月から奨学金の制度もスタート予定。引き続き、IT人材の育成のため、大学との連携強化を検討中。

会社情報

1.会社名称および代表者

会社名称

NTT DATA Myanmar Co., Ltd.

代表者

堀川 雅紀(代表取締役社長)

2.資本金

80万USD

3.事業内容

システム設計・開発

4.出資者

NTT DATA Asia Pacific Pte. Ltd.
株式会社NTTデータ

注釈

  • 2012年11月2日に新外国投資法が成立しています。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
田中
TEL:03-5546-8051