あおぞら銀行が金融機関向け基幹系システム「BeSTAcloud®」の利用を決定

ニュースリリース/NTTデータ

2013年7月31日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区/代表取締役社長:岩本 敏男、以下NTTデータ)の提供する金融機関向け基幹系システム「BeSTAcloud®」について、このたび株式会社あおぞら銀行(本店:東京都千代田区/代表取締役社長:馬場 信輔、以下あおぞら銀行)の利用が決定しました。

「BeSTAcloud」としては、フィデアホールディングス株式会社(株式会社北都銀行、株式会社荘内銀行)に次ぐ利用決定行となるとともに、NTTデータの標準バンキング・アプリケーション「BeSTA®注1」を適用した基幹系システムにおいて、地域金融機関以外で初の採用となります。

NTTデータは、今後も地域金融機関のみならず、幅広い金融機関に「BeSTAcloud」を提案していきます。

経緯

NTTデータは、あおぞら銀行と、NTTデータ基幹系システム「BeSTAcloud」の利用について協議を重ねてきました。

その結果、あおぞら銀行のビジネス戦略をより発展させるために必要となる次期基幹系システムとして、「BeSTAcloud」の高い拡張性・柔軟性や、東西2センターによる国内最高水準のバックアップ機能、またNTTデータの基幹系システム運営実績などを評価され、このたび「BeSTAcloud」が採用されました。

概要

「BeSTAcloud」は、NTTデータ「地銀共同センター」などで利用し、高い実績を持つ標準バンキング・アプリケーション「BeSTA」を適用する、金融機関向けの基幹系システムです。「BeSTAcloud」は、利用金融機関ごとに専用サービスを提供し、個別のニーズに柔軟に対応しながら、ハードウエアやセンター設備等を共有して効率化を図ることで、利用金融機関の「システムの自由度確保」と「システムコストの低減」の両立を実現します。

このたび、あおぞら銀行に最適な次期基幹系システムとして「BeSTAcloud」が採用されました。NTTデータは、「BeSTAcloud」の提供を通じてあおぞら銀行の個別ニーズに迅速に対応することで、あおぞら銀行が掲げる経営方針・経営戦略の実現をサポートします。なお、あおぞら銀行の「BeSTAcloud」利用開始時期は、2015年度下期中を予定しています。

今後の展開

今後NTTデータは、地域金融機関に限らず幅広い金融機関に「BeSTAcloud」を提案し、おのおのの金融機関が抱える基幹系システムの課題解決を図るとともに、標準バンキング・アプリケーション「BeSTA」のさらなる利用先拡大を目指します。

「BeSTA」採用実績

2013年7月30日現在、国内の多数の金融機関が「BeSTA」を採用しています。当社提供スキームでの採用実績は以下の通りです。(利用予定含む)

  • NTTデータ「BeSTAcloud」:3銀行
  • NTTデータ「地銀共同センター」:15銀行注2
  • NTTデータ「STELLA CUBE®」:8銀行
  • 共同利用システム:4銀行
  • 労働金庫:13金庫

注釈

  • 注1「BeSTA」(Banking application engine for STandard Architecture)は、ベンダーを特定しないNTTデータの標準バンキング・アプリケーションです。
  • 注2「BeSTAcloud」を利用予定の荘内銀行を含みます。
  • 「BeSTAcloud」「BeSTA」「STELLA CUBE」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
甘田(かんだ)
TEL:03-5546-8051

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第二金融事業本部
第二バンキング事業部
BeSTA企画担当
松原
TEL:050-5546-8937