2013年11月26日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本 敏男、以下:NTTデータ)は、OSS統合運用ソフトとして公開している「Hinemos®」(以下:Hinemos)において、複数のクラウド環境を一元管理できるクラウド管理オプションの最新版v2.0をリリースします。

本オプションを利用することで、クラウドサービスであるBizホスティング Cloudn(NTTコミュニケーションズ、以下:Cloudn)、アマゾン ウェブ サービス(Amazon Web Services, Inc.、以下:AWS)の環境とオンプレミス環境を組み合わせて利用する際に、定常的なシステム監視やジョブ実行のほか、システムの稼働状況をもとにした需要分析からサーバー増設やバックアップ管理まで、システムライフサイクルの一元的な制御を可能とし、クラウド環境に関わる運用コストの最適化が図れます。

本オプションは本格的なマルチクラウド運用機能を備えるEnterprise版と、クラウド運用の基本機能を備えるStandard版からなり、Enterprise版を11月26日より販売開始します。

背景と概要

昨今、システム基盤の採用にあたってはクラウド環境を用途に合わせて選択する時代となり、お客さま自身で運用を行うオンプレミスと併用して、用途に合わせた適材適所のクラウド環境を導入するケースが増えています。一方、オンプレミス環境と各種クラウド環境(ハイブリッドクラウド)や、各種クラウド環境の併用(マルチクラウド)など、環境ごとに異なる管理法の一元化と自動化や、各種クラウド環境標準のシステム運用管理機能の一層の充実など、運用の利便性向上が求められています。

Hinemosクラウド管理オプションは、オンプレミス環境からクラウド環境への移行支援機能や、マルチクラウド環境に対する一元管理機能です。本オプション製品を導入することで、Hinemosの管理画面上からオンプレミスと、CloudnとAWSが混在するマルチクラウド環境の運用を一元的に制御できます。

【図】

図:Hinemosによるハイブリッドクラウドの統合管理

クラウド管理オプションv2.0の主な新機能

Hinemosのもつ基本的な監視機能、ジョブ機能や、クラウド管理オプションv1のもつクラウドリソースの制御や自動検知、テンプレート機能に加え、以下の機能が利用可能となります。

  1. 1.クラウド専用の監視機能

    CloudnやAWSのクラウドサービス自体が正常に動作しているか(クラウドサービスの死活状態)をHinemosで集約監視し、異常時には運用管理者に通知します。また、CloudnのMonitoringサービスやAWSのCloudWatchといったクラウドサービス専用のリソース情報に対して、オンプレミス環境とシームレスに閾値監視や性能値取得と分析する機能を提供します。これによりシステム運用者はクラウドサービスの状態や、クラウドサービスに特化したリソース情報をHinemosから統合的に管理することが可能となります。

  2. 2.クラウドリソースの自動制御

    サーバーやストレージなどのクラウドリソースの制御の自動化を行います。稼働が不要な時間帯のサーバーを停止するなどの、リソース制御のスケジューリング機能により、複数のクラウド環境、オンプレミス環境に跨って制御することができます。また、クラウド環境上のサーバーやストレージのバックアップやリストアもスケジュールに組み込み、運用の自動化を推進します。これによりシステム運用者の運用負担を削減します。

  3. 3.マルチクラウドの課金管理

    クラウドサービスが提供する課金情報をもとに、サーバー単位・システム単位でクラウドサービスの使用料を分析する配賦管理機能があります。これにより、1つのシステムが複数のクラウドサービス上にある場合や、1つのクラウドサービスのアカウント上に複数のシステムが存在している場合に、これまで明確にならなかった、それぞれのサーバーやシステムの請求料金がどの程度かを確認することができ、効率的な課金管理、リソース管理が容易になります。

【図】

図:Hinemosクラウド管理オプション新機能

提供時期

Hinemos クラウド管理オプションは、クラウドサービスごとにStandard版とEnterprise版の2版を提供します。

クラウド管理オプション v2.0 Enterprise版

  • 販売開始:2013年11月26日(火)
  • 出荷開始:AWS対応 2013年12月中旬、Cloudn対応2014年3月予定
  • 提供方法:Hinemosパートナー企業からの提供
  • 提供価格:別途お見積り

クラウド管理オプションv2.0 Standard版

今後について

対応クラウドサービスについて

Hinemosクラウド管理オプションの対応クラウドサービスを順次拡大していきます。今後、NTTグループのディメンションデータが提供するMCP(Managed Cloud Platform)にも対応予定です。 また、Hinemosの対応クラウドサービスも順次拡大していきます。

Hinemosビジネスについて

NTTデータでは今後も、Hinemosパートナー各社とともに仮想化やクラウドなどの先進的なIT技術を利用する際に求められる運用要件への迅速な対応と、さらなる運用コスト低減につながるHinemosの機能・ソリューションを開発、提供していきます。そしてより一層のHinemosの普及を図るとともに、Hinemosパートナープログラムおよびオプションの提供により、年間10億円の売り上げを目指します。

エンドースメント

NTTコミュニケーションズ株式会社

NTTコミュニケーションズが提供する高信頼で低価格なパブリッククラウドサービス「Bizホスティング Cloudn」と、NTTデータのクラウドの一元管理ができる「Hinemosクラウド管理オプション」を組み合わせることで、お客さまにとって、より安心・安全で運用効率の高いクラウド環境をご提供できると確信しております。

NTTコミュニケーションズはこれからも品質と利便性に優れたICT環境をお客さまにご提供するために、NTTデータとの連携を推進して参ります。

NTTコミュニケーションズ株式会社
クラウドサービス部 担当部長
奥平 進

アマゾン データサービス ジャパン株式会社

アマゾン データ サービス ジャパンは、NTTデータ様がAWSに連携したHinemosのクラウド管理オプションを発表したことを歓迎します。日本でAWSをご利用いただいている2万以上のお客さまの多くが、エンタープライズシステムにおける複数環境の統一的な監視と一元的な運用を必要としています。

今回のいち早いAWSへの製品対応が、今後、よりエンタープライズ市場におけるクラウド利用の推進を加速させることを期待しています。

アマゾン データ サービス ジャパン株式会社
パートナー・アライアンス本部長
今野 芳弘

イベント・セミナーの案内

Hinemos紹介セミナー~クラウド特別編~

2013年12月17日(火)

NTTデータ主催のHinemos紹介セミナーです。今回は、クラウド特別編として、Hinemosクラウド管理オプションを中心に講演と製品のデモンストレーションを行います。

Hinemos×AWS クラウド運用管理ソリューションセミナー

2014年1月31日(金)

NTTデータ主催のクラウド管理オプションとこれを利用したHinemosパートナーソリューションを紹介するセミナーです。本セミナーの中で、Hinemosクラウド管理オプションとこれを利用したソリューションをデモンストレーションを交えて紹介します。

製品情報

注釈

  • 「Hinemos」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • アマゾン ウェブ サービス、Amazon Web ServicesおよびAmazon Web Servicesロゴは、Amazon.com, Inc.または、その関連会社の商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

別紙

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
田中
TEL:03-5546-8051

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
基盤システム事業本部
谷越、山本
TEL:050-5546-2496

ニュースリリースについて

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