2014年4月14日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は2014年4月14日より、オムニチャネル戦略における主要機能が用意されたプラットフォーム「BizXaaS®(ビズエクサース)オムニチャネル」を、複数の顧客接点をもつ企業向けに提供を開始しました。

「BizXaaS オムニチャネル」は、従来ECサイトや実店舗等で個別に管理していた商品情報、顧客情報、在庫情報、注文情報の一元管理を可能とするものです。本サービスを利用することで、顧客企業は在庫不足などによる販売機会のロスや新規チャネル追加時のシステム連携等にかかるコストを抑制することができるほか、さまざまなオプション機能との組み合わせによって、より高度なマーケティング施策の実現が可能になります。

NTTデータは本ソリューションを含めたオムニチャネル領域で、年間100億円規模の売り上げを目指します。

背景

近年、スマートフォン等の普及により、消費者の購買行動は各チャネルを自由に横断し、いつでもどこでも商品が買える状態となりました。このような消費者の行動の変化に対し、企業は消費者との接点をより増やすために、従来のECサイトや店頭販売等の個別最適化されたチャネル運営から、全ての顧客接点をまたいだ全体最適のチャネル運営に変えていく必要性が高まっています。このようなチャネル運営を行うためには、商品情報、顧客情報、在庫情報、注文情報を全てのチャネルから集め、一元管理できる仕組みが必要になります。

そこでNTTデータは、このようなオムニチャネル時代の市場のニーズに鑑みて、オムニチャネル・コマース分野で多くの実績を持ち、急成長しているコマース・プラットフォーム・プロバイダー「独ハイブリスソフトウェア社(an SAP Company)」のソフトウエアパッケージ「hybris Commerce Suite注1」を採用し、従来の顧客接点領域における実績とノウハウをもとに「BizXaaS オムニチャネル」として提供することとしました。

概要

「BizXaaS オムニチャネル」は、従来の消費者情報の統合に加え、自社の商品情報、在庫情報、注文情報をあらゆるチャネルから集めて一元管理するクラウドサービスです。また、ポイント管理やレコメンドソリューション等、NTTデータが提供する各種ソリューションとの柔軟な連携も可能です。

BizXaaS オムニチャネルの主要な機能

  1. 1.オムニチャネル対応に適したデータ管理機能
    • 全てのチャネルの商品情報を一元管理
    • ECサイトや製品カタログ等、チャネルごとに必要な表示情報だけを配信可能
    • 商品情報の多言語登録(各国別商品タイトルの設定)など項目追加が容易
  2. 2.複数拠点で在庫を柔軟に融通できるオーダー管理
    • 全てのチャネルの注文情報と複数拠点にまたがる在庫情報を一元管理
    • 店頭在庫とEC在庫をまたいだ引き当て
    • リアルタイムに各拠点への配送指示を分配することが可能
  3. 3.BtoC/BtoB向けともに対応可能なEコマース機能
    • 同一プラットフォーム上で構築可能なBtoC/BtoB向けECサイトのテンプレート
    • 定期注文・見積もり・クーポン・ソーシャルメディア対応等、豊富なEコマースマーケティング機能が標準で利用可能
    • Webコンテンツ管理機能・問い合わせ履歴管理機能などECサイト運営に不可欠な管理機能

導入メリット

  1. 1.在庫情報の一元管理による機会ロスの抑制

    在庫情報が実店舗やECサイトなどチャネルごとに管理をする場合、顧客企業は企業全体として在庫があるにも関わらず、売り逃しが多数発生することがあります。本サービスの利用により在庫情報を一元管理することで、顧客企業はあるEC店舗に在庫がない場合でも、店舗に在庫がある場合は即時発注等の対応ができるようになります。これにより在庫切れによる販売機会のロスを抑制すると同時に、消費者の利便性・満足度の向上が見込まれます。

  2. 2.顧客情報の一元管理によるマーケティング施策の高度化

    全てのチャネルから得られる顧客情報や購買情報を一元管理することで、顧客企業は消費者が利用するチャネルをまたいだ購買動向や嗜好情報を把握することが可能です。その上で、マーケティング活動のプロセス(対象顧客の特定、販促活動、成果評価等)を自動化可能な「マーケティングオートメーションツール注2」を活用して、顧客企業は継続的な施策の実施および効果の把握が可能となり、売上向上を実現します。

  3. 3.業務スピードの向上とITコストの最適化

    従来、新規チャネルが追加された際は、その都度他システムとの連携を個別に行い、商品マスタの変換や出荷先との接続等、必要となる情報を同期していました。本サービスを導入することにより、各チャネルに必要となる情報をクラウド上で一元管理することができ、システム連携に掛かる時間とコストが最適化されます。

「BizXaas オムニチャネル」と連携可能なソリューション群

本サービスを「レコメンドプッシュ」と連携させることで、店頭にある商品に興味があり、かつ店舗の近隣にいる消費者に対してGPS、Wi-Fi(無線LANおまかせサービス)等と連動したレコメンドをポップアップで通知し販売機会を広げることが可能となります。また、「BizXaaSコンタクト」「SmarP®(エスマープ)」と連携して、チャネルごとで分断されていたクレーム・問い合わせ等の顧客応対履歴を一元管理やポイント制度の統合をすることでサービスレベルを統一するなど、必要に応じて柔軟なサービスの拡張が可能です。

  • レコメンドプッシュ

    ECサイト内でのユーザーの購入履歴等を基に分析したユーザーごとのおすすめ商品情報等をスマートフォンの待受画面にポップアップで配信するサービス(株式会社アイリッジのpopinfo®を活用)

  • 無線LANおまかせサービス

    無線LANの構築と運用をセットにした企業向けサービス

  • BizXaaSコンタクト/VOICE

    問い合わせの履歴入力/管理やFAQ管理、ソーシャルメディア連携など機能を持つ、コンタクトセンター向けサービス

  • SmarP

    ポイントサービスによる費用対効果の高いセールスプロモーションを支援する販促ソリューション

今後について

今後NTTデータは、小売、流通、製造業界でのシステム構築実績や、ECシステム、POSシステム、コールセンターシステムの構築実績でのノウハウを生かして「BizXaaS オムニチャネル」の販売を展開し、本ソリューションを含めオムニチャネル領域で、年間100億円規模の売り上げを目指します。

エンドースメント

ハイブリスジャパン株式会社

ハイブリスジャパンは、NTTデータ社による「BizXaaS オムニチャネル」の発表を歓迎いたします。

「BizXaaS オムニチャネル」に採用された「hybris Commerce Suite」は、さまざまなデータや複数チャネルをシンプルに一元管理し、企業に競争力をもたらすコマース・プラットフォームとして、グローバルに豊富な導入実績を誇ります。ハイブリスジャパンでは、NTTデータ社とのパートナー契約締結をもとに、今後もお客さまのオムニチャネル戦略の推進を技術面で支援してまいります。

ハイブリスジャパン株式会社
代表取締役社長
森田 正昭

SAPジャパン株式会社

SAPジャパン株式会社は、「BizXaaS オムニチャネル」の出荷開始を心より歓迎いたします。このたび、コマースソリューションであるhybrisを採用した「BizXaaS オムニチャネル」が市場投入されることにより、お客さまのオムニチャネルニーズに対するトータルソリューションの提供が可能になり、さらにお客さまの売り上げ向上、コスト削減が促進されるものと期待しております。今後のSAPジャパンはhybris softwareと共に、NTTデータ社との協業関係を強化し、お客さまのオムニチャネル施策への貢献とさらなる消費者の利便性向上のための支援に努めて参ります。

SAPジャパン株式会社
ストラテジック営業統括本部長
バイスプレジデント
関根 淳

注釈

  • 注1hybris Commerce Suiteとは、さまざまなデータや複数チャネルをシンプルに一元管理し、企業に競争力をもたらすコマース・プラットフォームです。
  • 注2「マーケティングオートメーション」はオプションサービスです。
  • 「BizXaaS」「SmarP」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • 「無線LANおまかせサービス」は日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
  • 「popinfo」は日本国内における株式会社アイリッジの登録商標です。
  • 「レコメンドプッシュ」は株式会社NTTデータ、株式会社アイリッジ、ナビプラス株式会社の日本国内における商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
TEL:03-5546-8051

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
ビジネスソリューション事業本部
クラウドコンピューティング事業部
風間、杉原、今井
TEL:050-5546-8337

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