2014年7月1日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本 敏男、以下:NTTデータ)は、2014年7月1日より「品川データセンター」と「ITアウトソーシング・オペレーションセンター」を開設します。

今回開設する「品川データセンター」は、通信回線専用の地下トンネル「とう道」や、冗長化された電源・空調設備を有する、事業継続性に優れたデータセンターです。

また、ITインフラの運用に必要となる、電源・空調設備等の施設をはじめ、アプリケーションをさまざまな脅威から守るセキュリティーやクラウドサービスの提供まで多岐にわたる領域の技術者が24時間365日常駐し、ワンストップでシステムの運用を請け負うことが可能な「ITアウトソーシング・オペレーションセンター」を同時に開設します。

背景

情報システム部門のIT予算が抑制される中で、企業は従来のコスト領域にかかる「守りのIT」から、事業を伸ばす「攻めのIT」にIT投資のシフトが求められています。既存事業の拡充や新事業への参画により、ITインフラにかかるコストは毎年増加傾向にあります。また、自社内で開発・運用しきれない部分を、アプリケーションやITインフラごとにさまざまなITベンダーに委託することで、多くの管理稼働が発生するなどの新たな課題も生まれています。

このような状況のなか、プライベートクラウドの構築からデータセンター設備を含むIT基盤の運用まで、ITインフラ全体を一括で委託する「ITアウトソーシング」が注目されています。

また、企業では、数多くのデータセンター・クラウドサービスがある中で、必要な機能が実装された最適なサービスを選定したい、ベンダーに依存しない相互運用性の高いサービス注1を選択したいという要望が徐々に増えつつあります。そこでNTTデータでは、データセンターに求められる基本機能としての設備の堅牢性にくわえ、企業の情報システム部門のニーズに対応するため、「ITアウトソーシングの実現」と、「ベンダーに依存しない相互運用性の高いデータセンター・クラウドサービスの提供」を目的とした新たなデータセンターを開設することとしました。

【図】

図:ITアウトソーシング・オペレーションセンター

概要(特長)

大規模災害に対しても安心・安全な都市型データセンター

品川駅至近の好立地にあり、首都圏主要オフィスエリアからアクセスがしやすい都市型データセンターです。加えて地震や台風などの自然災害や有事に対し万全の対策を行っており、安心して利用できるデータセンター環境を提供します。また、非常用発電設備の無給油連続運転72時間化(2015年度予定)や、構内の受電設備、UPS(無停電電源装置)、空調設備など各種設備の冗長化はもちろんのこと、通信ビルとデータセンター間を「とう道」という通信専用の地下トンネルで直結しています。そのため、大規模災害が発生した場合においてもデータセンター設備に起因するシステム停止が発生することなく、システムを安心して運用することが出来るデータセンターとなっています。

お客さまのIT基盤を支える「ITアウトソーシング・オペレーションセンター」の設置

「ITアウトソーシング・オペレーションセンター」は、NTTデータが提供する国内外のデータセンターサービスの運用集約拠点として活用していきます。

ITインフラの運用に必要なネットワーク、セキュリティー、ファシリティー、データセンター、クラウドサービスのそれぞれのエンジニアを集約することで、従来のように領域ごとに個別管理していた問題を一元管理するとともに、オペレーターだけでは対応が難しい技術的な課題に対しても各領域のエンジニアも含めて対応するなど、シームレスで迅速な運用を実現します。なお、セキュリティー運用については、複雑化、巧妙化する不正アクセスの早期発見や予兆の見える化を図るセキュリティー機器のマネージドサービスと不正アクセス監視をシームレスに提供します

「ITアウトソーシング・オペレーションセンター」を活用することで、ITインフラ全体の運用品質を向上することができ、お客さまはシステム部門の業務負荷を軽減し、ビジネスのコア業務へ注力することができます。

  • セキュリティー運用については、NTTデータにおけるセキュリティー関連の多くの技術を擁するNTTデータ先端技術株式会社のセキュリティー専任チームが常駐しています。

"ODCA"の「利用モデル」に準拠

近年、ユーザー企業では相互運用性の高いサービスを享受したいというニーズが高まっており、今回の品川データセンターでは、データセンターの仕様標準化を目指す業界団体「The Open Data Center Alliance(以下:ODCA)注2」が提唱する「利用モデル」に準拠した、ベンダーに依存しないデータセンター・クラウドサービスを提供します。ODCAの提唱する「利用モデル」はユーザー企業の立場から、データセンター・クラウドサービスに求められる利用パターン(27のUsage Model)や詳細な要件を整理したものであり、ユーザー企業がデータセンター・クラウドサービスを選定の際に必要となる各種項目をどの程度満たせているのかを事前に確認することができます。

なお、NTTデータは2012年3月からODCAに参加し、日本で唯一ODCAの運営委員会のメンバーとしてデータセンター・クラウドサービスの標準化を推進しています。

今後について

「品川データセンター」は、ITインフラの運用・管理に課題を抱える大手企業を中心に、プライベートクラウドの提供や、ITアウトソーシング事業の拡大を図る予定です。

注釈

  • 注1相互運用性について

    相互運用性とは、さまざまなシステムや組織において、相互接続可能、データ移行などが可能な状態であることを指します。

  • 注2The Open Data Center Alliance(ODCA)について

    The Open Data Center Allianceは、グローバルなITリーダー企業によって構成される独立コンソーシアムであり、長期的なデータセンター要件に関し、統一的な視点での提言を行っています。ODCAは、14社の運営委員によって牽引されており、320社以上が参加しています。ODCAに関する公開情報や参加企業の詳細情報は、以下のウェブページよりご確認ください。

別紙

参考

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
古場
TEL:03-5546-8051

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
ビジネスソリューション事業本部
データセンタ事業部
営業統括部
営業担当
TEL:050-5546-8622

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