オラクルのクラウドを活用した、ハイブリッドクラウド分野での3社協業を実施

~NTTデータグループの開発環境に「Oracle Cloud at Customer」を導入し、お客さまのX-Techによる新たな価値創造を支援~

2016年10月20日

株式会社NTTデータ
NTTデータ先端技術株式会社
日本オラクル株式会社

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)、NTTデータ先端技術株式会社(以下:NTTデータ先端技術)と日本オラクル株式会社(以下:日本オラクル)は、ハイブリッドクラウド分野において、お客さまデータセンター内にIaaSおよびPaaS環境を提供するオラクル・コーポレーション(以下:オラクル)の「Oracle Cloud at Customer」を活用した協業を実施し、お客さまのX-Tech注1による新たな価値創造を支援していきます。

協業の第一段階として、2016年中をめどに「Oracle Cloud at Customer」をNTTデータグループ内の統合開発環境へ組み込みます。これにより、NTTデータグループが受注したシステム等の開発において、ライセンス集約によるライセンス・コストの効率化や開発スピードの向上を図ります。

第二段階としては、2018年度内をめどにNTTデータの開発フレームワーク「TERASOLUNA®」を活用したマイクロサービス注2の展開や、オラクルのパブリッククラウドサービスである「Oracle Cloud Platform」サービス群を活用し、商用エンタープライズ環境におけるX-Techを活用したリーンスタートアップ注3を支援します。

背景

昨今の企業のIT投資は、既存のSoR注4領域の保守や拡張だけでなく、新たなビジネス価値を創出するためのSoE注5領域、それらをシームレスに連携することへと拡大しています。これに伴い、これらSoRとSoEの異なるシステム特性を包括し、既存システムのTCO(総保有コスト)削減と新たなビジネス価値創造を両立するプラットフォームの必要性が高まっています。こうした課題を解決するため、ハイブリッドクラウド提供における豊富な経験と実績をもつ「NTTデータ」、オラクルのテクノロジーに関する高度な知識をもつ「NTTデータ先端技術」、「Oracle Cloud at Customer」を提供する「日本オラクル」の3社は、お客さまのX-Techによる新たな価値創造の支援に向け協業することとなりました。

Oracle Cloud at Customerの概要

オラクルが提供する「Oracle Cloud at Customer」は、ハードウエア、ソフトウエア、クラウド管理、サポート、IaaSを月額課金で提供するとともに、オラクルのデータベースやJava開発基盤などのPaaSを定額または従量課金で提供するサービスです。「Oracle Cloud Platform」との完全互換性を備え、お客さまのデータセンター内でも利用可能です。お客さまは災害復旧、開発/テスト、オンプレミス/クラウド間のリフト&シフト方式でのワークロード移行など、さまざまな用途に活用できます。さらに、オラクルが管理と運用を担当するため、お客さまは自社データセンター内でも、同様の操作性・利便性を実現し最新の機能を使用することが可能です。

【図】

図1:Oracle Cloud at Customerの位置付け

3社協業の概要

協業の第一段階として、3社は2016年中をめどにNTTデータグループ内の統合開発環境への「Oracle Cloud at Customer」の組み込みを実施します。これにより、ライセンス集約による開発コストの削減、従量課金による開発コストの最適化、開発環境の維持運用一元化によるコストの削減など、開発環境のライセンス・コストの効率化を図ります。また、NTTデータグループ内の新サービス開発における開発環境として、IaaSおよびPaaSを迅速に提供することで、システム開発の俊敏性を高めます。

【図】

図2:協業展開イメージ

NTTデータ先端技術は、「Oracle Cloud at Customer」を活用するための下記サービスメニューを提供し、お客さまへの迅速な導入を推進していきます。

  • クラウド移行支援サービス

    各種アセスメントやデータ移行等、オンプレミスからクラウドへの移行に必要な技術支援サービス

  • クラウドアドバンスドサポートサービス

    リモート監視や技術問い合わせ対応等、クラウド環境のライフサイクルを網羅したサービス

  • クラウド災害対策サイト構築支援サービス

    オンプレミス環境の災害対策サイトを「Oracle Cloud at Customer」上に構築する技術支援サービス

第二段階として、NTTデータの開発フレームワーク「TERASOLUNA」を活用したマイクロサービスの展開や、さまざまな機器データの相互関連付けや分析などのIoTテクノロジーを提供する「Oracle IoT Cloud Service」やAPIの提供を行う「Oracle API Platform Cloud Service」といった「Oracle Cloud Platform」サービス群を活用し、商用エンタープライズ環境におけるX-Techを活用したリーンスタートアップを支援します。「Oracle Cloud at Customer」環境をベースとした、下記のような各種ハイブリッドクラウドプラットフォームの提供を推進していきます。

  • 迅速なAP開発を可能とする開発基盤/API基盤
  • IoTを加速し、デバイス情報の活用を促進するためのデバイス間連携基盤
  • 顧客プロファイルなどの多彩なマーケティング情報、オムニチャネルを利活用できる次世代デジタル・マーケティング基盤

各社の役割

NTTデータ

  • 「Oracle Cloud at Customer」を組み込んだ統合開発環境の構築とハイブリッドクラウドプラットフォームの提供

    NTTデータは、大規模共同利用センターの構築やお客さま環境に合わせたクラウド環境の提供等における豊富な実績と経験を有しています。今回の協業においてもこれらのノウハウを盛り込んだハイブリッドクラウドプラットフォームを、業界標準の技術をベースとした「Oracle Cloud at Customer」を活用して展開します。

NTTデータ先端技術

  • ライセンスの購入から技術支援、保守サービス等、お客さまへの導入の推進

    NTTデータ先端技術は、Oracle Cloudにおいて、いち早く機能検証を開始し、これにより得た知見を生かしたサービスを展開しています。今回の協業では、ライセンスの購入から技術支援、保守サービスにいたるまでシステムのライフサイクルに沿ったサービスを提供します。

日本オラクル

  • 「Oracle Cloud at Customer」サービスの提供

    既存のクラウドサービスでは実現できなかったセキュアかつコスト効率性の高いプラットフォームと豊富かつ包括的なクラウドサービスで支援します。

参考

「Oracle Cloud Days Tokyo 2016」について

日本オラクルが2016年10月25日・ 26日に開催するカンファレンス「Oracle Cloud Days Tokyo 2016」にて、今回の協業内容について説明します。

基調講演

注釈

  • 注1X-Techとは、洗練されたIT技術を軸として、今までにない価値や仕組みを提供する動向を指します。
  • 注2マイクロサービスとは、小さなサービスの組み合わせによって単一のアプリケーションを開発する方法で、各サービスはそれぞれのプロセスで動き、軽量な仕組みで通信します。
  • 注3リーンスタートアップとは、事業の立ち上げにおいて、仮説の構築、製品の実装、軌道修正という過程を迅速に繰り返すことによって、素早く改良を続け、成功に近づけるビジネス開発手法のことです。
  • 注4SoR(Systems of Record)とは、基幹システムなど従来型の業務システム全般を指します。
  • 注5SoE(Systems of Engagement)とは、企業のビジネスプロセス革新や新ビジネス創造などのデジタル革新を実現するシステムを指します。
  • OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
  • 本文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
後藤(尾)
TEL:03-5546-8051

NTTデータ先端技術株式会社
営業推進部
営業推進担当
広報グループ
大西
TEL:03-5843-6890

日本オラクル株式会社
広報室
谷地田
TEL:03-6834-4835

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
技術革新統括本部
システム技術本部
方式技術部
中村(暢)、寺西
TEL:050-5546-8889

NTTデータ先端技術株式会社
オラクル事業部
営業担当
柴崎、山本(恵)
TEL:03-5843-6897

日本オラクル株式会社
Oracle Digital
TEL:0120-155-096

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