2017年1月27日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、情報社会を取り巻く大きな潮流とITのトレンドを示す「NTT DATA Technology Foresight 2017」を、2017年1月27日に公開しました。

AI(人工知能)やロボティクスなどを中心に、ITがビジネス環境や生活環境を変えることで、新たな市場の創出や既存ビジネスモデルの刷新がもたらされています。こうした状況に適応し、最適な経営判断を実施していくには、ITによる環境変化を捉え、進むべき道を解き明かすことが重要となります。

NTTデータでは、政治・経済・社会・技術の4軸で将来変化を捉え、「技術トレンド」と「情報社会トレンド」を毎年策定しています。

背景

AIが職場や日常生活に浸透することで、労働力不足の解消や生活の利便性向上が期待されています。AIは競争力の源泉となり、今後のあらゆる業務やサービスはAIを前提とした設計に変わっていくことが想定されます。例えば、人とシステムの接点の多くは、AIとの対話型インターフェースに移行すると考えられます。さらに、AIを搭載し自律的に動作するロボットが、ビジネスや生活のさまざまなシーンで活躍の場を広げていきます。

このように、テクノロジーは社会やビジネス環境に大きな変革をもたらします。変化を事前に捉え、適切に対処していかなければ、企業の存続が難しい時代が来ています。

NTTデータでは、今後3年から10年後にインパクトを与える先進技術や社会動向を継続的に調査しており、調査結果から導出したトレンド情報を毎年公開しています。このトレンド情報を基に、お客さまと将来に向けたコミュニケーションを深めています。

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トレンド情報概要

「NTT DATA Technology Foresight 2017」は、AI、ロボティクス、VR/ARといった昨今話題となっている技術に加え、サイバーセキュリティ、ライフサイエンス、コンピューターインフラなど、さまざまな分野を幅広く見据えたトレンドとなっています。

NTT DATA Technology Foresight 2017 『技術トレンド』

  • 人工頭脳の浸透
  • 対話型コンピューティング
  • 環境認知ロボット
  • プレシジョンライフサイエンス
  • 超臨場チャネルの獲得
  • IoT時代のセキュリティ
  • ITインフラの多様化とサービス化
  • コラボレーションデザイン

NTT DATA Technology Foresight 2017 『情報社会トレンド』

  • 個の影響力拡大が社会の変革を促進する
  • オープンな連携が新たな社会のしくみを生み出す
  • 進化する価値が既成概念の転換を促す
  • フィジカルとデジタルの融合が生活やビジネスの可能性を広げる

技術トレンドでは、重要性が高まる中心的な技術として、AIを扱っています。また、AIに関連が深い技術として、対話型コンピューティング、ロボット、プレシジョンライフサイエンスの3点を挙げました。さらに、ヒトとシステムのインターフェースを変革する技術として超臨場チャネルを扱っています。そのほか、幅広い範囲を見た上で、システムを支えるITインフラの進化、サイバーセキュリティの2点も、外せないトレンドとして含めました。最後に、これからのビジネスに求められる動きとして、コラボレーションデザインをトレンドに加えました。

情報社会トレンドでは、ITの進展により既存社会の制約が緩和され、社会のしくみに変革がもたらされることを、さまざまな観点で捉えています。社会における個の影響力が高まり、参加型による開かれた連携が拡大している点や、デジタルな世界が日常生活の一部となり、インターネットを通じて常に新たな価値が提供される社会へと向かいつつある点を扱っています。

  • トレンドの概要説明は別紙にも記載しています。

    トレンドの詳細を記述したパンフレット冊子(PDF)を、2017年3月末にWebサイトにて公開予定です。

【図】

図1:ヒトとシステムの関係を軸にマッピングしたトレンド全体図

  • IST:情報社会トレンド
  • TT:技術トレンド

NTT DATA Technology Foresightの活用

セミナー、ワークショップ、展示デモなど、対面でのトレンド解説や意見交換の場を提供しています。ワークショップではお客さまとともに新たなビジネスアイデアを考え、10年後を見据えた中長期のIT戦略を具体化します。これらの活動を通じて、新規事業コンサルテーション等のビジネス案件をこれまでに13件創出しました。

プライベートセミナーでトレンドを詳細解説、先進事例を多数紹介

個別のお客さま単位でNTT DATA Technology Foresightを解説するセミナーを実施しています。業界を問わず、トレンドを裏付ける先進事例を多数交えて解説することで、トレンドがもたらすインパクトを実感できます。合わせて、業界やビジネスの将来についての意見交換も行っています。2013年以降、4年間で300件を超えるプライベートセミナーを実施し、多くのお客さまから今後のIT戦略検討に役立つとの評価を得ています。

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図2:プライベートセミナーのイメージ

共創ワークショップでお客さまとともに新たなアイデアを創出、中長期戦略を具体化

個別のお客さま単位で共創ワークショップを実施しています。トレンドを基に新サービスを発想するワークでは、実際に多数のビジネスアイデアが生まれています。また、将来のお客さまを取り巻く環境を具体化し、10年後に向けた中長期戦略を考えるワークも提供することで、お客さまとともに未来を作る活動を推進しています。2015 年以降、2年間で60件を超えるワークショップを開催し、参加したお客さまから、普段の業務の延長線上では得られない斬新なビジネスアイデアが生まれた、との意見を得ています。

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図3:共創ワークショップのイメージ

映像と展示デモで未来の情報社会を体感

豊洲イノベーションセンターINFORIUM(インフォリウム)にて、トレンドが導く「情報社会の未来の姿」を映像やデモンストレーションで体感できるコンテンツを展示しています。

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図4:豊洲イノベーションセンターINFORIUM

グローバルで幅広く活用、多数の実証実験を開始

北米や欧州を中心に、現地子会社と連携を強化し、グローバル活用を本格化しました。プライベートセミナーや共創ワークショップの他、Gartner Symposium / ITxpo Barcelonaなどでのイベント展示や講演を行いました。2016年は50件を超えるお客さま接点で活用し、各地でブランド認知やイノベーション創出に貢献している点で評価されています。活動の成果として、欧州では生体情報センシングデバイスやコミュニケーションロボットを用いたPoC/実証実験も開始しています。

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図5:Gartner Symposium Barcelona 展示の様子

金融版 NTT DATA Technology Foresight

金融分野にフォーカスを当てた「金融版 NTT DATA Technology Foresight」を新たに整備しました。技術トレンドの金融業界への影響、すなわち、金融業務において先進技術がどのようなサービス革新をもたらすのか、その将来像について紹介します。金融分野のお客さまを対象に、NTT DATA Technology Foresightと並行して、金融版NTT DATA Technology Foresightもプライベートセミナーの運用を開始しています。

NTTデータが目指す姿

NTT DATA Technology Foresightを用いてお客さまとともに未来像を描き、その未来を実現するために必要となる技術やサービスを開発することで、新しいビジネスの創出や社会の発展に貢献していきます。また、開発した新技術や新サービスの実現性や有効性を確認するため、今後もお客さまと共同で実証実験に取り組んでいきます。

注釈

  • 文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

別紙

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
風間
TEL:03-5546-8051

内容に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
技術開発本部
企画部
松下、野村
TEL:050-5546-2308
E-mail:rdhkouhou@kits.nttdata.co.jp

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