米国DigitalGlobe社とAW3D®全世界デジタル3D地図提供サービスの販売代理店契約を締結

~DigitalGlobeおよびその販売代理店100社以上が販路に加わり、さらなるグローバル展開へ~

2017年2月14日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、民間衛星会社として業界を牽引する米国DigitalGlobe社(以下:DigitalGlobe)と、NTTデータが提供する「AW3D®全世界デジタル3D地図提供サービス(以下:AW3D)」注1の販売代理店契約を締結しました。

AW3Dとは、宇宙航空研究開発機構(以下:JAXA)とDigitalGlobeの衛星画像を利用した世界最高精度の3D地図です。災害対策やインフラ整備などを中心に300プロジェクト以上で活用されており、アジアなどの新興国を中心に世界70カ国以上での利用実績があります。

このたびのDigitalGlobeとの販売代理店契約により、DigitalGlobeおよびその傘下の代理店100社以上がAW3Dの販売を担うことで、グローバルマーケットへのさらなる販路拡大が実現します。NTTデータは今後、防災・資源・都市計画・電力・通信サービス等、幅広い分野へのAW3Dの適用を通じて、地理空間情報の利用拡大、市場創出に寄与していきます。

背景

昨今、新興国の災害対策・インフラ整備・資源確保や、先進国の通信電力サービスの高度化等を背景に、現地での測量をする必要なく効率的な地形の分析を行える3D地図への需要は高まっています。

NTTデータは、最新の衛星画像技術を駆使した高精細な3D地図としてAW3Dを開発・提供することで、こうした需要に短納期・低コストで応えてきました。AW3Dは2014年2月に販売を開始し、共同販売者である一般財団法人リモート・センシング技術センター(以下:RESTEC)とともに国内のみならず海外市場への展開を行ってきました。

販売代理店契約締結について

これらの背景を踏まえ、このたびNTTデータはさらなる海外市場での事業拡大に向けて民間衛星会社として業界を牽引するDigitalGlobeと販売代理店契約を締結します。同契約締結により、DigitalGlobeとその傘下の世界100社以上が新たにAW3Dの販売を担います。DigitalGlobeは民間衛星会社の先駆けとして、政府のみならず民間部門への衛星画像の導入実績を数多く有し、アジア・ヨーロッパ・アフリカ・北アメリカ・南アメリカ・オセアニアにわたり全世界に衛星画像分野に長けた販売代理店を持っています。このたびの代理店契約は、都市計画・通信・電力・資源等の民間部門への展開や、今後AW3Dの活用が見込まれる南アメリカやアフリカ等の新興国でのさらなるビジネス拡大を目的とした契約です。

今後について

販売代理店契約による販路拡大を通じて、世界中の防災・都市計画・通信・電力・資源等におけるニーズに対応したAW3Dの提供を促進するとともに、サービスラインナップをさらに充実させ、地理空間情報の利用拡大、市場創出に寄与していきます。

参考

AW3Dについて

「AW3D全世界デジタル3D地図提供サービス」は、世界で初めて5m解像度の数値標高モデル(DEM)で世界中の陸地の起伏を表現する3D地図として2014年2月にサービス提供を開始しました。JAXAの陸域観測技術衛星「だいち(ALOS:エイロス注2)」によって撮影された約300万枚の衛星画像を用いて、RESTECと共同で開発・販売しています。都市計画等の分野において利用を広げるために、2015年5月からは米国の民間衛星会社DigitalGlobeの衛星画像を活用した高精細版3D地図の提供を開始しました。これにより最高0.5m解像度を実現し、都市エリアを中心とした「建築物」レベルの細かな起伏の表現が可能となりました。

2016年3月には、その高い技術力と、世界60カ国にわたる幅広いサービス提供を通じて、世界各国の産業・行政をはじめとする社会基盤の高度化・効率化を支援し、日本の宇宙開発利用の普及啓発に大きく貢献したことが評価され、内閣府主催の「第2回宇宙開発利用大賞」において、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をし、極めて顕著な功績を認められる事例に贈られる内閣総理大臣賞を受賞しました。また、2017年1月4日に発表された株式会社日本経済新聞社主催の「2016年日経優秀製品・サービス賞」では、「優秀賞 日経産業新聞賞」を受賞しました。

DigitalGlobeについて

DigitalGlobeは、商業高解像度衛星画像市場におけるリーディングカンパニーです。2016年11月11日には最新鋭衛星WorldView-4の打ち上げに成功しました。保有する世界最高性能を誇る7基の高解像度衛星コンステレーションは、年間10億km2以上の画像取得を実現しており、その画像情報はさまざまな分野、地域、ステージにおける問題解決に寄与しています。

注釈

  • 注1デジタル3D地図とは、地表の3次元座標値(水平位置と高さ)が記録されたデータで、高さを示す数値標高モデル(Digital Elevation Model, DEM)と、水平位置を示す正射投影(オルソ補正)画像の2種類のデータから構成されます。正射投影画像とは上空から撮影された画像の地形にともなうゆがみを除去し、正しい位置情報を付与した画像です。
  • 注2陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS, エイロス)とは、2006年1月から2011年5月まで運用された日本の地球観測衛星で、高精細な全世界観測を実施し、地図作成・更新、災害状況把握、地域環境観測等に貢献しました。本事業では運用期間中に撮影された約650万枚の画像のうち、パンクロマチック立体視センサー(PRISM, プリズム)が撮影した被雲が少ない約300万枚を活用しています。
  • 「AW3D」は、株式会社NTTデータと一般財団法人リモート・センシング技術センターの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
近藤
TEL:03-5546-8051

サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第一公共事業本部
e-コミュニティ事業部
第三営業担当
大竹、白石、エルフィ
TEL:050-5546-2507

以下、参考画像

【図】

図1:世界最高精度の3D地図「AW3D」イメージ

【図】

図2:世界最高精度の3D地図「AW3D」イメージ

ニュースリリースについて

ニュースリリースに掲載されている、サービス内容、サービス・製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、ニュースリリースにおける計画、目標などは様々なリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。