NTTDATA堂島ビルにJPNAPの接続ポイントを開設 ~西日本初、国内主要IXの接続ポイントが集積されたデータセンターに~

ニュースリリース/NTTデータ

2018年9月6日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、国内大手のインターネットエクスチェンジ(IX)注1事業者であるインターネットマルチフィード株式会社が、接続数、トラフィック量ともに国内最大級のインターネット相互接続サービス「JPNAP注2」の接続ポイントを、2018年11月、NTTDATA堂島ビル内データセンターに開設することを発表します。

NTTDATA堂島ビルは、今回のJPNAPの接続ポイント開設により、国内主要IX事業者の接続ポイントが集積された西日本初のデータセンターとなります。これにより、インターネットサービスプロバイダーや、クラウドサービス事業者などが、効率よく、信頼性の高いトラフィック交換を行うことが可能となります。

NTTデータは今後も、接続性の高いキャリアニュートラル注3なデータセンターを多様な事業者に提供し、事業者同士が相互接続し、効率良く信頼性の高いネットワークを構築・維持できる環境を整えることで、お客さまビジネスの成長を支援していきます。

背景

スマートデバイスの利用拡大やコンテンツの大容量化、デジタルビジネスの加速等により、さらなるインターネットトラフィックの増加が見込まれています。それに伴い、インターネットサービスプロバイダーや、クラウドサービス事業者などからは効率よく、信頼性の高いトラフィック交換が可能なデータセンターが求められています。また、近年、事業者が耐災害性の観点から、東京に次いで西日本拠点を開設するケースも多く、西日本でのIX接続ニーズが高まっています。

NTTDATA堂島ビルは、西日本の主要ネットワークハブとしての役割を担い、国内外の多数のネットワーク事業者に活用されています。今回、NTTデータは西日本エリアでのインターネットへの接続性を向上し、主要ネットワークハブとしての役割をさらに強化するため、NTTDATA堂島ビル内データセンターにてJPNAPの提供を開始することとなりました。

概要

今回のJPNAPの接続ポイント開設により、主要ネットワークハブとしての役割が強化されるとともに、堂島データセンターを利用する事業者においては、JPNAPやすでに接続可能な複数のIXと同一ビル内で接続が可能となり、これまで以上に柔軟なネットワーク構築を実現することが可能となります。

なお、JPNAPとの接続サービスは、NTTDATA堂島MMR(Meet-Me-Room)注4にて提供し、NTTDATA堂島ビルを利用している事業者はビル内での接続が可能です。

今後について

NTTデータは今後も、キャリアニュートラルなデータセンターを多様な事業者に提供し、事業者同士が相互接続し、効率良く信頼性の高いネットワークを構築・維持できる環境を整えることで、インターネットのさらなる接続性向上と社会的インフラとしての信頼性向上に貢献していくとともに、公共・金融・法人といった幅広いお客さまビジネスの成長を支援していきます。

参考

In English

注釈

  • 注1インターネットエクスチェンジ:Internet eXchange Point。ISP事業者等が他のネットワークを相互に接続して、経路情報やトラフィックを交換するためのインターネット相互接続点。
  • 注2JPNAP:Japan Network Access Pointの略称。
  • 注3キャリアニュートラル:データセンターサービスで、利用するラック内へ引き込める回線提供業者(キャリア)・回線種別、インターネット接続業者(プロバイダー、ISP)などに制約がないことを意味する。顧客はおのおののシステムに最適なインターネット接続サービスを選択する事が可能であり、また複数のサービスを組み合わせて利用することで回線冗長を図るなど、可用性の高いネットワークを構築することができる。
  • 注4NTTDATA堂島MMR(Meet-Me-Room):NTTデータおよび当社グループ会社であるNTTデータカスタマサービス株式会社が提供するデータセンター。
  • 文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

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