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Profile

中村 慎吾 Nakamura Shingo
2017年入社 公共事業部 地域ビジネス統括部 営業推進部 山口支店 支店長
広域自治体や市町など幅広い自治体のインフラ基盤を担当。予算・人材制約の大きい地域課題に対し、安全性と効率性を両立する解決策を、営業・開発・パートナーと一体のチームで生み出し続けている。

渡辺 雅洋 Watanabe Masahiro
2008年入社 公共事業部 地域ビジネス統括部 技術開発部 課長
広島・山口・島根エリアを中心に中国地方の自治体向けインフラ基盤を担当。多様な課題が集まる山口エリアを「地方の課題解決を先行して実践する場」と位置づけ、仮想化基盤やクラウド連携などの検証・提案をリードしている。
Story01
枠にはまらない提案で、自治体とともに地域DXを推進する
中村 慎吾
2017年入社
公共事業部 地域ビジネス統括部 営業推進部 山口支店 支店長
私たちのミッションは、自治体や大学といった公共機関に対し、ITインフラやネットワークを中心とした最適なソリューションを提案・提供することです。特徴的なのは、「この商品を売る」という発想ではなく「このお客様にとって何が本当に有効か」を考えることからスタートする点です。お客様を起点に、本当に役立つものを考えながらサービスを提供していくスタイルです。
山口支店は、数年前まで広域の地方公共団体のみをお客様とし、社員はたった2人の小規模な組織でした。そこからニーズの増加に応える形で、徐々に市や町、国立大学などにもサービス提供を広げ、現在は営業3人・開発4人、外部パートナーも含めると約10人まで組織が拡大してきました。
地方の市役所や町役場のお客様は「予算の確保が難しい」「IT人材が少ない」という課題を抱えています。情報システム担当が実質1人だけの、いわゆる“ワンオペ情シス”も珍しくありません。その中で、総務省やデジタル庁のガイドラインをできるだけ守りつつ、限られた予算でどう安全で安定したシステムを実現するかを、一緒に考え続けるのが私たちの役割です。
NTTデータ中国はメーカーではないため、提案内容は特定の自社製品に縛られません。さまざまな製品を組み合わせる“マルチベンダー”として、仮想基盤やネットワーク、クラウド接続などを変幻自在に組み合わせながら最適解を探します。品質を守りながらコストも抑える、その制約の中で工夫すること自体が、技術者にとって面白い部分だと感じています。
営業としての醍醐味は、“チームをつくる”仕事であることです。お客様の背景を踏まえて「何を活用するか」を考える提案力に加え、「誰と一緒にやるか」を考え、社内外の技術者やパートナーを巻き込んでチームをつくる。お客様も含めたチームで磨き上げた最適解が、実際に自治体の業務を支えるインフラとして役立っている姿を見るとき、この仕事の意義を強く実感します。
山口支店はとてもコンパクトですが、だからこそ全員の意識を合わせて大きな成果を出せる組織だと思います。
Story02
自治体DXの最前線で、長い目で見た“最適解”を探す
渡辺 雅洋
2008年入社
公共事業部 地域ビジネス統括部 技術開発部 課長
私は、山口・広島・島根のエリアを担当するチームの課長として、自治体のお客様のIT環境づくりを支えています。長年の取り組みを通じて、お客様との確かな信頼関係を築いてきた地域です。クラウド活用や新サービスへの期待も高く、「実証実験から一緒にやろう」と声をかけていただく機会も多くあります。こうした関係性を強みに、Microsoft 365やTeamsの活用など、自治体にとっては新しいテーマに先駆けて取り組み、その知見を会社全体へ広げていくことを意識しています。
一方で、地方自治体には限られた予算の中で、高度なセキュリティを保つ必要があります。自治体職員の皆さんは、私生活ではスマホで便利なサービスを使いこなしているからこそ「なぜ業務システムではできないのだろう」というギャップに悩まれます。一般論として、個人端末の業務利用などの情報漏洩リスクが高まるのはそうした課題を抱えているときです。増え続けるガイドラインへの対応やテレワーク環境の整備に追われる情報システム部門の方々を支え、トラブルを未然に防ぐことも私たちの使命だと感じています。
山口支店の特徴は、営業と技術が密に連携し、お客様の「こうしたい」という思いにチームで応えるスタイルです。最適なメンバーを社内外から集め、必要に応じてパートナー企業も巻き込みながら、より良い組み合わせを提案します。エンジニアも提案の前段から関わるので、生成AIのような新技術の情報を日頃から幅広く集め、「この案件ならあの技術が生かせるのでは」と発想を膨らませていく力が自然と鍛えられます。
システムを導入して終わりではなく、保守・運用の現場で日々お客様と向き合いながら信頼関係を築いていけることも、この仕事の大きなやりがいです。長年お付き合いのあるお客様だけでなく「NTTデータ中国に任せてよかった」と言っていただける関係を、より多くの自治体に広げていきたい。お客様の今の課題に応えるだけでなく、期待を超え、長い目で見た最適なIT環境をともにつくっていく――私たちは、そんな価値をこれからも提供し続けていきます。
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セキュリティと利便性の両立、限られた予算と人員――地方自治体のリアルな制約の中で、山口支店はお客様とともに次の一手を考え続けています。決まった答えも、扱う商品の制約もないからこそ、発想力と技術への好奇心がそのまま価値になる環境です。自治体DXの“新しい当たり前”を生み出していく。そんな刺激的な仕事が、山口にはあります。
※掲載記事の内容は、取材当時のものです










