NTTデータ関西発「GOATUS」に込めた、 “地域を元気にしたい”という想い

地域会社で活躍する社員が、地域会社のリアルをお届けする「こちら、チイキ編集部!」。
今回は、NTTデータ関西で採用を担当する益山が取材します!

「地域を元気にしたい」
「挑戦する人を支えたい」
「ITで、まだ世の中にない価値を生み出したい」

そんな想いから生まれた、NTTデータ関西のスポーツ支援プラットフォーム「GOATUS(ゴータス)」。自治体向け防災システムの担当者が、なぜ“スポーツ”という未知の領域へ挑戦したのか。そして、なぜNTTデータグループだからこそ、その挑戦を形にできたのか。今回は、GOATUSの立ち上げを推進してきた飯田健太さん、松宮美穂さんにお話を聞きました。

目次

この記事に登場する人

Profile

飯田 健太 Kenta Iida

2016年入社 第二公共事業部 第一ソリューション担当

2016年キャリア入社後、自治体向けの防災システムEYE-BOUSAI の営業に携わる。現在はスポーツ支援プラットフォーム「GOATUS」の新規事業立ち上げを担当し、企画・営業から事業推進のリーダーとして推進している。

松宮 美穂 Miho Matsumiya

2016年入社 第二公共事業部 第一ソリューション担当

2016年新卒入社。「GOATUS」のディレクター兼サービスデザイナーとして、自治体やアスリートなどのエンドユーザの視点を反映したサービス設計や機能開発、プロジェクトの運営を推進している。

Story 01
「ITで地域を元気にしたい」その想いが、スポーツにつながっていった

NTTデータ関西で公共領域を担当していた飯田さんと松宮さん。二人とも、もともとは自治体向け防災システム「EYE-BOUSAI」に携わっていました。“地域を支える”という使命感を持ちながら仕事に向き合っていた二人が、次に挑戦したのは、まったく新しいスポーツテック事業でした。

飯田 健太

2016年入社
第二公共事業部 第一ソリューション担当

現在は、第二公共事業部のスマートシティ担当の中で、スポーツテック事業に取り組んでいます。GOATUSという、アスリートとファンをつなぐギフティング型SNSサービスの企画・営業・事業推進を担当しています。もともとは自治体向け防災システム「EYE-BOUSAI」の営業を担当していて、災害時にどう住民を守るか、自治体の方々と議論しながら、地域インフラを支える仕事をしていたんです。

ただ、その中でずっと思っていたことがあって。「ITって、もっと地域を前向きに盛り上げることにも使えるんじゃないか」って。防災はもちろん大切です。でも、“守る”だけじゃなく、“地域を熱くする”ようなことにも挑戦したいという想いが、自分の中にどんどん強くなっていきました。そんなタイミングで、社内の新規事業創出制度が始まったんです。しかも、その制度が面白かったのは、事業部の垣根を越えて挑戦できることでした。NTTデータ関西って、公共分野、法人分野、金融・ヘルステック分野と、それぞれ強みを持っている会社なんですけど、逆に言うと、今までは“公共は公共”みたいな空気も少なからずあったんです。でも、新規事業制度では、「面白いと思ったら分野・事業部問わず一緒にやろう」という空気があった。そこが、GOATUSのスタート地点だったと思います。

Story 02
「応援する力が、地域を変えていく。」スポーツが持つ“熱量”に、可能性を見出した

GOATUSは、アスリートとファン、そして企業・自治体をつなぐスポーツ支援プラットフォーム。ファンは応援したい選手へギフティングやメッセージを送り、アスリートは継続的な支援を受けながら競技に集中できる。しかし、最初から“GOATUSを作ろう”と決まっていたわけではなかったという。

松宮 美穂

2016年入社
第二公共事業部 第一ソリューション担当

最初からスポーツをやりたかったわけではないんです。「地域を元気にするには何ができるか」を自治体の方々と議論していく中で、“スポーツって、人を動かす力があるよね”という話になって。例えば、地方のスポーツチームって、その地域の人たちを本当に元気にする力があるじゃないですか。試合の日になると街が盛り上がったり、子どもたちが選手に憧れたり。それって、単なる“スポーツ”ではなくて、“地域のエネルギー”なんですよね。ただ、その一方で、スポーツにはまだまだ課題も多い。「応援したいけど応援する場所がない」「競技を続けたくても、お金が理由で諦める」そういう声も、実際にたくさん聞きました。だからこそ、GOATUSでは、“する人”“見る人”“支える人”をつなげることで、スポーツを通じて地域を元気にできないかと考えたんです。

Story 03
“使ってもらう”ではなく、“応援したくなる”をつくる

GOATUS開発で向き合った、これまでにないユーザー体験

ただ、その挑戦は決して簡単ではなかった。NTTデータ関西にとって、GOATUSはこれまでの事業とは大きく異なる、“BtoCサービス”だったからだ。

松宮:
正直、めちゃくちゃ難しかったです(笑)。今までのNTTデータ関西の仕事って、自治体や企業向けのBtoBビジネスが中心だったんですよね。でもGOATUSは、一般ユーザーの方が直接使うサービスです。つまり、「使いやすいか」「安心できるか」「応援したくなるか」みたいな、“感情”まで含めて設計しないといけなかった。それって、今までとは全然違う世界でした。
例えば、自治体向けシステムなら、要件定義をして、仕様を固めて、導入するという流れがある程度決まっています。でもBtoCって、“本当にユーザーが求めているもの”が見えづらいんです。ユーザーは、困っていても必ずしも声を上げてくれるわけじゃない。だから、アスリートの行動や、ファンの反応を見ながら、「本当は何を求めているんだろう」と考え続ける必要がありました。今までSEとして培ってきた、“相手の本質的な課題を見抜く力”が、ここで別の形で活きた感覚がありましたね。

Story 04
一社では、きっと辿り着けなかった

地域会社、グループ会社、仲間たち――つながりがGOATUSを前へ進めた

GOATUSの立ち上げでは、NTTデータグループのネットワークも大きな力になった。スポーツ領域に知見がない中で、多くの人とのつながりが、事業を前へ進めていった。

飯田:
これは本当に、NTTデータグループだからできたことだと思っています。GOATUSのような新しい領域のビジネスをゼロから立ち上げるのは、かなりハードルが高いんです。でも、NTTデータグループには、全国の地域会社や法人部門、金融部門、さらにはドコモさんのようなグループ会社まで、本当にたくさんのネットワークがある。法人部門からスポーツチームを持つ企業をご紹介いただいたり、金融事業部経由で地域金融機関をご紹介いただいたり。さらに、NTTデータ東北やNTTデータ中国といった地域会社とも、「スポーツで地域を盛り上げられないか」という話をさせてもらいました。スポーツ領域って、地域課題とすごく近いんですよね。だから、“地域を元気にしたい”という想いを持っている地域会社の皆さんとも、自然につながっていった感覚があります。GOATUSは、NTTデータ関西だけのサービスではなく、NTTデータグループ全体で広げていきたいと思っています。

松宮:
当時のNTTデータ関西には、スポーツ領域のノウハウもアセットもありませんでした。だから、本当にいろんな人に助けてもらいました。「スポーツ関係者を紹介するよ」「こんなチームがあるよ」「こういう課題があるんじゃない?」そんなふうに、グループのいろんな方が声をかけてくださって。“自分たちだけで作ったサービス”というより、“みんなで育ててきたサービス”という感覚の方が強いですね。あの時のつながりがなかったら、GOATUSはここまで来られていなかったと思います。

Story 05
挑戦したい気持ちを、諦めなくていい社会へ

だからこそ、“支え合える仕組み”をITでつくりたい

GOATUSが目指しているのは、トップアスリートだけを支援する世界ではない。地域で頑張る子どもたちや、夢を追い続けるアマチュア選手たちも含め、“誰もが挑戦し続けられる社会”をつくることだ。

飯田:
今、日本では部活動の地域移行が進んでいます。これまで学校で無料に近い形でできていたスポーツが、地域クラブ化によって、お金がかかる時代になってきている。そうすると、経済的な理由でスポーツを諦める子どもたちも出てくるかもしれない。それって、すごくもったいないことだと思うんです。GOATUSを通じて、“支えたい人”と“挑戦したい人”がもっと自然につながる世界を作れたら。スポーツを通じて地域が元気になって、その先に、日本全体が元気になる。そんな未来を、本気で目指しています。

Story 06
“やってみたい”を、本気で応援してくれる会社

GOATUSの挑戦が証明した、NTTデータ関西のカルチャー

今回の取材で印象的だったのは、お二人とも“挑戦できる環境”について何度も語っていたことだった。公共領域から、未知のスポーツテック領域へ。その挑戦を後押ししたのは、NTTデータ関西のカルチャーそのものだったのかもしれない。

松宮:
NTTデータ関西って、“関西の会社”ではあるんですけど、関西だけがフィールドとなる会社ではないと思っています。関西で培った知見を、全国へ広げていける。しかも、「こういうことをやりたい」と声を上げた時に、相談に乗ってくれる上司や仲間がいるんです。挑戦したい人にとっては、本当に面白い環境だと思います。

飯田:
NTTデータ関西って、“やりたいこと”を本気で応援してくれる会社なんです。もちろん、新規事業って簡単じゃないです。苦しいこともいっぱいあります。でも、自分の想いを持ち続けて、「やりたい」と言い続ければ、必ず応援してくれる人がいる。GOATUSは、まさにそうやって生まれたサービスでした。だからこそ、これからも挑戦し続けたいですし、“誰かの挑戦を支えられる存在”であり続けたいと思っています。

地域をもっと元気にしたい。誰かの挑戦を支えたい。
そんな想いから始まったGOATUSの挑戦は、今も広がり続けている。

チイキ編集者よりひとこと

益山 智哉

今回、取材を担当したNTTデータ関西の益山です。GOATUSは、NTTデータ関西だけでなく、組織や会社の垣根を越えた仲間との共創から生まれたプロジェクトです。その“つながる力”にも注目していただければと思います。(2024年キャリア入社 人事総務部 人事担当 採用グループ)

※掲載記事の内容は、取材当時のものです