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真摯にお客様の期待に応え、四国の法人ビジネス発展に貢献する

国内トップクラスのSIerであるNTTデータのグループ企業なら、生まれ育った四国のお客様の課題を解決する「真のビジネスパートナー」として地域に貢献できる―。東京と宮城での生活を経て2011年に地元・愛媛へUターンした宮内大輔は、そうした想いを胸にNTTデータ四国に入社。日々お客様と真摯に向き合っています。しかし、はじめからすべてが順調であったわけではありません。挫折と成長、そこから得たやりがいとこれからについて語ります。

目次

宮内 大輔

NTTデータ四国
第一ビジネス事業部 営業企画部
法人営業担当

2011年に経験者採用にてNTTデータ四国入社。前職は新卒で入社したソフトウェア受託開発会社にてSEとしてソフトウェア開発、プロジェクトの管理に従事。子どもを授かったことを機に、地元の愛媛県で働きたいという思いが強くなり、転職活動を開始。経営基盤への信頼性が高く、NTTデータグループの幅広い事例や先端の技術をバックボーンとして四国に貢献する仕事ができるNTTデータ四国に惹かれて入社を決めた。現在は法人営業担当として、お客様が抱える課題を解決する高付加価値ITサービスの提案を行っている。

「課題先進地域」と言われる四国の法人ビジネスの発展に貢献

ライフイベントを機に地元へのUターン転職を意識することは決して珍しいことではありません。宮内もその一人であり、結婚、第一子の誕生という節目を経て、地元である愛媛へのUターンを決意しました。その際に重要視したことは2つ。1つは、四国に本拠を置き、四国に貢献する仕事ができる企業であること。そしてもう1つは、経営基盤の信頼性が高い企業であるということです。

前職では東京と仙台で仕事をしていたので、正直、四国の労働市場の理解は浅かったです。一方で、NTTデータグループの経営基盤については、ソフトウェア開発業務を請け負っていたこともあり、当時から高い信頼性を感じていました。転職先としては最適だと思いましたね。

NTTデータ四国に入社し「法人営業担当」としてキャリアをスタートした宮内。現在は流通業・製造業をはじめとしたお客様が抱える課題に対し、NTTデータグループが持つ豊富なソリューション群や最先端のITノウハウの総合力を結集し、実践的なソリューションを幅広く提案しています。

人口減少や高齢化は現代日本が抱える大きな問題の一つですが、特に四国地域は全国平均よりも10~15年先行していると言われています。「課題先進地域」としても挙げられるこの課題は、古くから四国地場密着で事業を営まれ、作業が属人化してしまっている流通業、製造業のお客様で特に顕著であり、お客様自身も最も課題を感じている点です。そうしたお客様の課題を解決すべく、企業の事業活動全体を情報化してシステムで一元管理し、効率化を図る基幹系システムを提案することが宮内の活動の一つです。

四国地域のお客様には、ベテランの社員の方々が培ってきたノウハウが上手く共有されずに属人化することで非効率な作業が繰り返されるという悪循環が生まれてしまっています。そうした課題をシステム化することで、作業の効率化をはかるとともに、ノウハウや情報を継承できることが大切だと感じています。

とはいえ、宮内の提案活動は最初から上手くいっていたわけではなく、多くの問題を乗り越えてきたと言います。

事業縮小の危機を、ゼロからのリスタートで乗り越える

実は、宮内らが所属する法人営業担当はNTTデータ四国の創業以来、長らく苦戦続きでした。2018年には全社の組織再編により大幅な体制縮小となり、このままだと担当が存続できなくなる事態にまで陥っていたと言います。そんな法人ビジネス担当の再建のきっかけとなったのが、新たに配属された部長の存在でした。

新たに上司となった部長の指導のもと、宮内たちが真っ先に取り組んだことは営業スタイルの見直しでした。これまで漠然と取り組んでいた営業活動の一つひとつを見つめ直し、ビジョンの描き方、ビジョン実現に向けた課題解決の行動、そこに至るまでの考え方といった、すべてをゼロから鍛え直したと言います。

『お客様が本当に求めていることは何なのか。それに対して宮内ならどう応えることができるのか。真摯に向き合っていこう』という言葉とともに的確な指導をいただいたことで、一つひとつの提案活動への意識が大きく変わりました。闇雲に当社のビジネスを語ってもお客様には何も響きません。丁寧に耳を傾け、目線を合わせ、信頼いただくことの大切さをゼロからスタートする中で学びました。

心機一転、新たなビジネスの開拓にチャレンジし続けた結果、法人担当としてのビジネスは新体制移行後の3年間で、売上ベースで約2倍以上に成長することができました。その中でも、宮内が特に印象的だったと語るのは、ある製造業のお客様からいただいた「30年間使い続けた基幹システムを更改したい」という要望だと言います。

『お客様は何を求め、それに対してどう応えることができるのか』という上司の言葉を反芻し、真摯に提案をくり返しました。その結果、複数社の中から私たちが選ばれたのです。はじめのアポイントから成約に至るまで3年、開発に2年の歳月をかけました。そして2022年秋、満を持してのリリースとなります。30年という歳月をともにした基幹システムの更改。これほどの大きな決断を託されるほどの信頼を集めることができたことのうれしさは相当なものでした。

「当社の命運を担う基幹システムを託します。よろしくお願いします。」との言葉もいただき、震えるほどのやりがいを感じたと語る宮内。事業縮小という危機を乗り越え、ついにNTTデータ四国の法人営業担当は「お客様に真摯に向き合う法人営業」という独自の強みを獲得するまでに至りました。

「真のビジネスパートナー」と認知される存在へ

お客様から信頼を獲得できる組織へと成長を遂げたNTTデータ四国の法人営業担当。ここに至るまでに培ったノウハウに加え、NTTデータグループの豊富な導入事例や先端ICT技術・ソリューション、四国の企業・自治体・土地といった資源を上手く活用することができれば、全国に先駆けた課題解決の取り組みを行うことも夢ではないでしょう。

しかし、宮内は「まだスタート地点に立ったにすぎない」と言います。

法人のお客様がITでお困りの際に即座にNTTデータ四国を、もっと言ってしまえば私の顔を思い出してくれるかというと、それはまだ遠い話だと思っています。とはいえ、ここまで成長できた我々なら、先ほど述べたような関係性を持つお客様を増やしていくことは決して困難ではありません。そして近い将来、同じ四国で生きるお客様の課題解決に真摯に取り組める『真のビジネスパートナー』として胸を張れる存在になれていると私は信じています。

また、法人営業として成長を遂げることができたのでは、NTTデータグループとしてのナレッジに加え、上司や開発チームといった仲間の存在があったからこそだと語る宮内。

転職から11年という歳月が流れたいま、あのときの決断は正解だったと自信を持って言えます。これから出会う皆さんとも、共に四国を盛り上げていけたらうれしいですね。

四国の発展を目指して成長を続けるNTTデータ四国。宮内と同じ想いを胸に転職を志望する方にとって、最適な場所となるはずです。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです