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DXの最前線で身に着けた知識や経験を長野に還元していく

全国各地に拠点を持つNTTデータグループでは、愛着のある場所に住みながら、その地域に貢献することができます。くわえて、NTTデータ本体と同等の育成施策が受けられたり、本体への出向を通じて経験を積めたりと、NTTデータ本体と変わらない成長機会が得られます。NTTデータ信越に業界未経験から入社した五味健治も、地元長野で働きながら、NTTデータへの出向の機会を活用し、最先端の知識や仕事の進め方を学び、やりがいの大きなプロジェクトで活躍中です。そんな五味が、“業界未経験からDX領域で働く”、“地域の発展に貢献するために働く”が両立できる NTTデータグループならではの魅力を語ります。

目次

五味 健治

NTTデータ信越
ソリューションビジネス事業部 営業部
出向先:株式会社NTTデータ テクノロジーコンサルティング事業本部
デジタルテクノロジー推進室

前職では、地方銀行で営業職として個人や地域向けに金融商品の提案をしてきた。さらなる成長が期待されるIT業界でスキル・キャリアアップをしたいと考え、2019年2月 NTTデータ信越に経験者採用にて入社。ソリューションビジネス事業部営業部にて法人向け営業を担当し、2021年7月 現在の所属であるNTTデータ デジタルテクノロジー推進室に出向。最先端の業務を学んでいる。

地元への貢献を志し、未経験からIT業界への挑戦を決意

五味の前職は、長野県内の金融会社の営業職でした。自分の生まれ育った地域の発展に貢献したいという思いで、金融業界に就職し、個人営業から法人への融資、ファンドによる出資などさまざまな業務を経験。経営者への提案やご支援でやりがいを感じる一方で、業界構造や社会課題の変化から、地域に貢献するためには別のアプローチも必要ではないかと考えたと五味は言います。

私は長野県内に住み続けてきましたが、DXが急速に進む世の中で、その流れに取り残されているのではと感じることが多くありました。前職でも、金融面での支援だけでは変化する時代のスピードに追い付けないのではないかと考える場面も多く、地域のDX導入を先導していくことで、働き方の変革や、生産性の向上といった形でお客様へ貢献していきたいという思いが膨らんでいったのです。

そんな中で、五味はNTTデータ信越と出会います。NTTデータグループでありながら、地域に根差して働くことができ、最先端の技術を学ぶ環境や安定した基盤がある。そんな環境に魅力を感じ、入社を決意します。

当時は業界未経験ゆえに不安な部分もあったと五味は振り返ります。しかし、NTTグループが培ってきた育成ノウハウや研修によるサポートがあったため、ここでならキャリアを充実したものにできると確信したそうです。

入社後、知識不足で苦労はしましたが、開発組織の隣で働くことができ、わからないことをすぐに聞ける体制だったことでキャッチアップの面で不安に感じることは少なかったです。アットホームで、仲間や同僚が寄り添いサポートしあう風土にも助けられました。トレンドに合った最新テクノロジーなど、新しい情報に常に触れることができ、刺激的な日々を過ごせています。以前と比べて、日々接する情報の中身はガラリと変わりましたね。

会社や仲間のサポートもあり、長野県内の企業向けセミナーの実施や大手企業へのシステム導入など着実に成果を重ねていきます。DXの力で地元に貢献する確かな実感を持ち始めた五味は、同時により新しい視点を持ちたいと考えていました。そんな中、上司からの打診でNTTデータ本社に出向するチャンスを掴みます。

最先端の環境で、ビジネス課題や働き方に触れる日々

2021年7月にNTTデータ デジタルテクノロジー推進室に出向してからは、DXについての知識や提案におけるコンサルティングの手法を学んでいきます。最先端の技術や知識に触れ、刺激を強く受けていた一方で、五味にとって何よりも学びが深かったことは働くスタンスやマインドセットの部分だったと語ります。

みんながよく口にしていたのは「それはなぜだろう」「その先には何の価値が生まれるだろう」という言葉でした。物事の本質を考えるスタンスを徹底しており、彼らと過ごす中で自分の考えの浅い部分に気づけたのは非常に大きかったです。目先の課題にとらわれがちだった自分が、ビジネスを俯瞰して考え、より高い視座で解決策を考えられるようになりました。自分のスタンスが変わっていったことで、お客様の課題を探るアプローチや提案の中身が変わっていったんです。

DXの重要性を感じているお客様にとって、導入を進める背景や求める価値の本質は生産性の向上や労働力不足の解消など抽象度の高いものであることが多いです。それらを見抜き、適切な解決策をお客様に提示していくことの大切さや、多くの人を巻き込みながら動かしていくビジネススケールの大きな仕事の進め方を周りの社員から吸収していった五味。昨今多くのサービスやソリューションが生まれている中で、そういったトレンドに惑わされずに、お客様の本質的な課題に向き合う大切さを学んでいったと語ります。

上司に、DXの本質を伺った時に言われて衝撃を受けたのが、デジタル化は手段でしかないということでした。お客様のマインドを変え、行動変容を起こしていくことが大事であり、そこをせずに単にシステムやツールを導入していくだけでは本質的な価値にはつながらないと言われたのです。私がいずれ地域へ貢献するという目標を実現するためにも大切な考えだと深く心に刻みました。

加えて五味にとって新鮮だったのが、自治体や大企業といった社会に与える影響範囲が広いお客様との取引です。ステークホルダーが多く、さまざまな関係者を巻き込んで提案を進めていく必要があることはもちろん、根本的な課題を特定し、お客様の行動変容を引き起こすような解決策の提示や支援が社会から求められています。五味はそんな仕事に取り組みながら、上司の言葉の真意を掴んでいきました。

地域に還元するために貪欲に必要な知識・スキルを身に付けていく

NTTデータに出向し、大企業のお客様との取引経験を積む中で五味は、社会に対して良い影響を与えながら仕事をしている実感ややりがいを得られるようになったと言います。デジタルを駆使する企業に触れ、そういったお客様がどんなスタンスやマインドで過ごしているのかを間近で見ていることが大きな刺激になっているのです。

働き方や仕事の進め方が大きく異なりギャップを感じる部分もあります。一方で、それらを単なるギャップととらえず、地域に還元していくために最先端の事例を学んでいるという意識を持つこと、違いを正しく認識して地域社会に実装するためのヒントを多く獲得していくことの2つを強く意識しています。ここで学んだ先に地域を変える未来が想像できるようになったこと、それが一番、NTTデータグループに入ってよかったと思うことです。

多種多様な人財が社内に存在し、それらを吸収するチャンスがNTTデータグループにはあります。多様性を許容する風土・制度が社内にあり、未経験でも意志さえあれば成長できるサポート体制があるからこそ、今の自分があると五味は感じています。

NTTデータグループは社員が学び続けるためのサポートも精力的に行っています。セルフイノベーションタイムという制度があり、5日間は外部研修に行く機会を得られるのです。「これまでの業務とは異なる分野にも挑戦しよう」という文化が醸成されており、絶えず学びを続ける社員が周りにいることが大きな刺激となっています。私のように未経験でもDX領域に挑戦したいと思う方や、地域社会に貢献したい方、新しい領域にチャレンジしたい方にはピッタリの環境だと思います。

そう熱く語る五味。業界を長く支えてきたNTTデータグループで学び、いずれ地域に貢献するという目標へ着実に進んでいます。その思いが叶う日はそう遠くはないでしょう。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです