Project Memberプロジェクトメンバー

新川 達貴
2017年入社
NTTデータ関西 第二公共事業部 第一ソリューション担当
総合防災情報システム『EYE-BOUSAI』の複数自治体での保守・運用、カスタマイズ開発、新パッケージの開発支援を手掛けながら、スマートシティポータルアプリ『EYE-Portal』の保守・運用・機能開発も担当する。

鈴木 達
2018年入社
NTTデータ東北 公共事業部 開発部 第二開発担当
入社以来、東北地域における減災システムの構築・導入・保守・ハードウェア更改、他地域へのパッケージ導入などに従事。2024年以降はスマートシティポータルアプリ『EYE-Portal』の機能追加、基盤構築にも携わる。

谷川 さゆり
2022年入社
NTTデータ関西 第一公共事業部 第一行政担当
出入国在留管理サブシステムの改修やコンビニ交付システムの帳票レイアウト変更対応など、住基システムの運用保守を経験。現在は住記標準化開発プロジェクトにおいてグループリーダーを務める。

矢野 詠大
2024年経験者採用
NTTデータ関西 第一公共事業部 第一行政担当
人材サービス会社の営業職を経てIT派遣会社へ転職。約4年間、大手食品メーカー向け会計システムの開発を経験。NTTデータ関西入社後は国民健康保険システムに携わり、現在はサブリーダーとしてパートナーのマネジメントを担当。
Project Structureプロジェクト体制
NiNを経験したことで、新規事業への挑戦意欲が高まった
新川 達貴
2017年入社
NTTデータ関西 第二公共事業部 第一ソリューション担当
プロジェクト参加にあたり事前準備として、フィールドワーク実施前にNTTデータ関西内でNiNに参加するメンバー同士で集まり、西川町の地域特性について情報を共有し合う勉強会を開催しました。町の特徴を事前に把握できただけでなく、参加メンバー同士の顔合わせもできたので、その後の現地での活動や協業が円滑に進みました。
フィールドワークでの現地調査とヒアリングでは、現地の方々が人手不足に課題を持ち、町全体として関係人口(※)の増加を目指していることを知りました。そこで、西川町の「人手不足解消×関係人口増加」に関するテーマに取り組むことを決定。町内のさまざまな仕事と、副業をしたい人材の両者を、AIを搭載したマッチングアプリでつなぐことで関係人口を増加させる提案を行いました。
提案プランの検討に際しては、同じチームの鈴木さんがマッチングアプリのモックを開発してくれました。モックによって提案イメージが具体化しただけでなく、新機能やアイデアを生み出すきっかけにもなったので本当に助かりました。また、今回の提案プランを検討することで、自治体が活用できる助成金・補助金に関して理解が深まったのも良い点だったと思います。
NTTデータ関西では、定期的に社員からの新サービス企画を募集していますが、以前は「自分には縁遠いものだな…」と感じていました。ただ、今回NiNに参加したことで、課題抽出から解決策提案までの一連の流れを体験できたので、今では新サービスの立ち上げについてもフットワークが軽くなったように思います。今後は社内でも、積極的に新しいサービスの立ち上げにチャレンジしていきたいですね。
※関係人口: 移住した「定住人口」でもなく、観光に訪れる「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉
現場に足を運び、ユーザーの声を自分で聞くことの重要性を再認識
鈴木 達
2018年入社
NTTデータ東北 公共事業部 開発部 第二開発担当
私は所属するNTTデータ東北でも、新事業を生み出すビジネス創発に取り組んでいますが、現場での課題抽出からスタートした経験はありませんでした。NiNプロジェクトでは他の地域会社のメンバーと課題の抽出から取り組めるという内容に魅力を感じ、参加を決めました。どんな経験ができるのだろうと、ワクワクする気持ちでキックオフに参加したことを覚えています。
プロジェクトが始まり、西川町に滞在してのフィールドワークを通して、改めて現場の方々の声に耳を傾けることの重要性を再認識しました。また、対面でコミュニケーションを取ることで、皆さんの言葉の裏側にある潜在的な課題・ニーズを拾い上げることもできました。現場の方々は、ストレートに「人が足りない」とは言いませんでしたが、対話を通じて、私は「そこに課題が潜んでいる」と感じたからです。
そのような経緯もあり、提案テーマとしては「人手不足解消×関係人口増加」を選択。新川さんと同じチームで提案を行いました。私は普段の業務でシステム開発に従事していることから、スキルと経験を活かしてアプリのモック開発を担当し、チームの提案内容をより深化させることに注力しました。
NiNに参加したことで、当初から期待していた他の地域会社の社員同士、つながりができました。また、新川さんが発揮したリーダーシップをはじめ、さまざまなメンバーから刺激を受けて、普段の業務とは一味違った貴重な学びも得られました。加えて、偶然のめぐり合わせでもあるのですが、現在携わっているスマートシティポータルアプリ『EYE-Portal』の開発で、新川さんと同じプロジェクトで仕事をすることになりました。地域会社の枠を超え、NiNの仲間と同じプロジェクトで仕事ができていることを嬉しく思いますし、今後もこういった協業をしていきたいです。
最年少でチームリーダーを担当し、新しいリーダーシップを学べた
谷川 さゆり
2022年入社
NTTデータ関西 第一公共事業部 第一行政担当
フィールドワークで地元の方々の解説のもと、西川町の美味しい地酒や山菜を実際にいただいたことで、伸びしろのある観光資源が多くあることを知りました。ただし、それらの資産が有効活用されているとは言えず、対外的な知名度が低いことに課題を感じたため、私は西川町の魅力や素晴らしい資産を効果的に発信する「ブランディング」をテーマに選び、さまざまな施策を提案しました。
提案チームの中では私が最年少でしたが、チームリーダーを任せてもらいました。メンバー全員が他業務も抱えながらNiNプロジェクトに参加しているので、スケジュール上全員が揃わないということもよくありました。
そんな中でも、同じ方向を向いて取り組めるように、参加できないメンバーのフォローや、誰の意見も取りこぼさない提案プラン作りも意識しました。現業でのリーダー業務とは異なるタイプの難しさや苦労もありましたが、リーダーシップやチームビルディングに関して多くの学びがありました。また、多様なバックグラウンドを持つメンバーとのワークで、一人では気付けなかった課題やアイデアを見出せたことも、大きな財産となりました。
現在、新卒採用の活動にも参画していますが、学生さんとのコミュニケーションでNiNプロジェクトについての話をすると、とても興味を持っていただけることが多く、地域社会の課題解決への関心度の高さを改めて感じています。今後の業務においても、今回の経験から得た学びを活かしていきたいです。
全国各地のメンバーとのつながりが、現在の業務にも活きている
矢野 詠大
2024年キャリア入社
NTTデータ関西 第一公共事業部 第一行政担当
NiNプロジェクト開催を知ったときは、入社後2ヶ月というタイミングでしたが、「全国にある地域グループ会社のメンバーとつながるチャンスだ」と思い、自ら手を挙げて参加しました。
フィールドワークを通じて西川町の課題に触れた際、私は現地での雇用創出や関係人口増加が必要だと感じ、NTTデータグループだからこそ提案できる内容にしたいと考えました。そこで「企業誘致」をテーマに選び、NTTデータグループの事業とも親和性が高いデータセンターの誘致を提案。チームの人数は2名と他に比べると少なかったのですが、当事者意識をもって最後までやり切ることができました。
NiNに参加して魅力的だと感じたポイントは、大きく2点あります。1つはNTTデータが培ってきた課題解決の標準フレームワークを学べたこと、もう1つは積極的に人とつながる力、人と人をつなげる力の重要性に入社して間もないタイミングで気づけたことです。
特に人とのつながりについては、プロジェクト終了後の現在の業務にも活かせていると実感しています。NTTデータ関西の新川さんや谷川さんには業務の相談に乗ってもらっていますし、東北や九州のメンバーとも定期的に連絡を取り合っています。
自発的にプロジェクトに参加したことで、課題解決に向けた上流工程を経験でき、全国にたくさんの仲間とのネットワークもできました。今後も積極的に人と人をつなげていくことで、地域社会に貢献していきたいと思います。
全国各地で地域に根ざした事業を展開するNTTデータの地域会社には、「地方創生に貢献したい」という思いを持つ社員が数多く在籍しています。NiNは、そんな社員たちの高い志に応えるプロジェクトです。地域の課題解決について机上で検討するだけではなく、「実際のフィールドに出て、自分の目と耳で課題を見つけたい」あるいは「地域会社の枠を超え、さまざまなメンバーと協業したい」と考える方にとっては、またとない魅力的な機会といえるでしょう。











