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社会を支えるハイブリッドクラウド。ミッションクリティカルなシステムを扱うのは、若きエンジニアチーム。

近年、AWSやAzureといったメガクラウドが主流となる一方で、多くの企業がクラウド活用の最適化に向けた見直しを進めています。地政学リスクやデータ主権の観点も踏まえ、メガクラウド一辺倒では対応しきれない高度なセキュリティ要件やパフォーマンス要件に応じたインフラ設計が求められるように。NTTデータでは、この潮流に対応すべく、占有型のプライベートクラウドと共有型のパブリッククラウドを柔軟に組み合わせたハイブリッドクラウドサービス、「OpenCanvas」をリリース。今回は、サービスに携わる西本、作本、竹内の3名に、サービスの特徴、この組織だからこそ得られるやりがいなどについて伺いました。

目次

Profileこの記事に登場する人

Project プロジェクトの意義

加速するハイブリッドクラウドへの回帰

金融機関や官公庁といった社会インフラを支えるお客様は、一般的なパブリッククラウドのセキュリティレベルや、システムの柔軟性の低さに頭を抱えており、ハイブリッドクラウドへの転換が加速していました。

強みを生かした新たなクラウドサービス

運用・保守性に優れ、他サービスとの連携も容易に行えるクラウドサービス「OpenCanvas」をリリース。一般的なクラウド基盤の特徴とNTTデータが持つセキュリティ面のノウハウや強みを併せ持っています。

社会の根幹を支え、新たな価値を実現

2030年までに1000億円の売上を目指す注力サービスに成長。クラウド基盤の提供だけに留まらず、APIや認証機能、AIなどのサービスを組み合わせていくことで、新たな価値の提供を実現しています。

高い信頼性とセキュリティを誇る、新たなクラウドサービス。

――まずはクラウド&データセンタ事業部について教えてください。

西本 靖章 西本

クラウド&データセンタ事業部では社内・社外の組織向けに「Cloud」「Data Center」「VDI」のケイパビリティを提供しています。その中で私たちのチームで提供している「OpenCanvas」は「Cloud」に該当し、主に公共・金融のお客様向けにミッションクリティカルにも対応したセキュアなIaaS基盤を提供しています。

――次に、「OpenCanvas」について教えてください。

西本 靖章 西本

昨今、システムを作るうえでキーワードとなる“クラウド”ですが、大きくはパブリッククラウドとプライベートクラウドに分かれています。私たちが主に担当する公共・金融のお客様の業務には、パブリッククラウドでは実現できない高い信頼性とセキュリティ、品質や透明性の高さが必要不可欠です。そこで生まれたのが、NTTデータが過去培ってきた運営ノウハウや高品質・高信頼サービスの知見、大規模開発プロジェクトの経験を基に作り上げた「OpenCanvas」です。占有型のプライベートクラウドと共有型のパブリッククラウドを柔軟に組み合わせ、お客様の個別要件に基づいたITインフラを提供しています。

――これまでになかった新たなクラウドサービスということですね。現在までの実績と、今後の目標についても教えてください。

西本 靖章 西本

多くの企業からの高いニーズを受け、事業は順調に拡大。2017年にリリース以降、売上は毎年20%成長を続けており、NTTデータの中でも”2030年までに1000億円の売上”を目指す注力サービスとなっています。

――そんな急成長中のサービスである「OpenCanvas」のサービス運営に携わる皆さんの、入社経緯と現在の業務内容についてお伺いさせてください。まずは西本さんから教えてください。

西本 靖章 西本

大学では情報系を専攻しており、学んだ知識を仕事に生かしたいと考え、IT業界を中心に就職活動を進めていました。その中で、さまざまな業種のお客様と関わることができ、上流から下流まであらゆるフェーズを経験可能なNTTデータが、最も成長できる環境だと感じ、入社を決意しました。現在は「OpenCanvas」運営に従事しています。

――これまでに経験された業務について教えてください。

西本 靖章 西本

入社してから6~7年まではAWSやMicrosoft Azureといったパブリッククラウドに携わり、海外グループ会社への出向も経験しました。「OpenCanvas」には2024年から携わっており、サービスを提供し続けるために必要なリソースの増強や新規機種の導入といった業務を担当しています。例えば、今後の利用状況を予測したサーバやNW機器の調達や、安定運用に向けた新規機器の選定から導入など、幅広いプロジェクトを推進しています。

――ありがとうございます。次は作本さん、入社経緯と現在の業務内容を教えてください。

作本 菫玲 作本

国内トップクラスのIT企業として、大規模かつ社会的影響力の大きいプロジェクトに携われる点に、大きな魅力を感じていました。ただ、最終的な決め手となったのは社員の雰囲気です。イベントやOB・OG訪問の際、学生に対して真摯に向き合ってくださる姿勢が印象的で、自分自身の性格とも合っていると感じ、NTTデータを選びました。現在は、西日本の新データセンタへOpenCanvasを拡張する開発プロジェクトに参画しています。

――企業としての魅力も感じつつ、社員の雰囲気に惹かれたのですね。維持・開発担当として携わってきた業務について教えてください。

作本 菫玲 作本

最初の1年間は、お客様からの申し込みに応じて「OpenCanvas」環境からリソースを払い出す業務に従事し、提供しているサービスの内容や基盤全体の仕組みを学びました。翌年から、開発案件に参画し、設計業務や案件の立ち上げ、プロジェクト管理などを幅広く経験。その後、これまでの経験を生かして、クラウドの新基盤更改に関わる開発案件にも挑戦しました。

――ありがとうございます。次は竹内さん、入社経緯と現在の業務内容を教えてください。

竹内 奏 竹内

大学時代から社会インフラを支える大規模システムに携わりたいという思いが強く、ITを通じて社会基盤を維持するプロジェクトを多く持つNTTデータに魅力を感じました。ITインフラが安定稼働している、そんな“当たり前”を根幹から支えている会社なら、自身のやりがいに繋がると考えて、入社を決めました。現在は「OpenCanvas」の維持・運用を行っています。

――維持・運用の業務内容や、心掛けている点について教えてください。

竹内 奏 竹内

お客様にお渡しする前段階ではなく、でき上がったサービスを支えるポジションです。どんな軽微なエラーも見逃さず、何が原因なのか、どんな影響が出てしまうのかまで徹底的に究明し、日々の維持・運用に努めています。お客様はもちろん、私たちも安心できるサービスになることを心掛けるという考え方が根付いている組織であり、それが「OpenCanvas」の高品質に繋がっていると思います。

ミッションクリティカルなシステムを扱う、責任感とやりがい。

――続いて「OpenCanvas」に携わるからこそ、得られるやりがいや、実際の業務エピソードについてお伺いしたいと思います。まずは西本さんから、お願いいたします。

西本 靖章 西本

IT基盤に関するスキル全般を学べるのはもちろん、システムの特徴としてミッションクリティカル性が非常に高い点が魅力だと思います。金融や公共分野で使用されるサービスのため、僅か1~2秒停止するだけでも、社会に与える影響は甚大です。そのため、リリースできればOKではなく、影響範囲を細かく調査し、然るべき手続きを踏み、定められた時間にリリースすることが求められます。通常のシステムとは異なる考え方やスピード感を経験できるのは、「OpenCanvas」ならではの魅力です。一方で、社会やお客様の業務を確実に支える責任も大きいので、これをメンバー全員で乗り越えていくことにやりがいを感じています。

――社会的影響力の大きいプロジェクトですね。プロダクトの特徴について教えてください。

西本 靖章 西本

サービスの立ち上げから運用まで一気通貫で対応しているのも、「OpenCanvas」の特徴です。積み重ねてきたノウハウはありますが、それでも分からない問題が発生したときは、各チームや担当フェーズを超えてNTTデータ内の有識者に相談が可能。私もさまざまな方に話を伺って、課題を乗り越えてきました。

――ありがとうございます。次は作本さん、お願いいたします。

作本 菫玲 作本

私も社会的影響力の大きなプロジェクトに携われることに、やりがいを感じています。また、若手のうちから裁量権の大きな仕事を任せてもらえる点も、この組織の特徴です。責任ある役割を担いながら挑戦できる環境があることで、成長を実感しながら仕事に取り組めています。

――実際にどのような役割を経験できましたか?

作本 菫玲 作本

2年目で初めてアサインされた開発案件でリーダーを経験しました。これまでは先輩と一緒に案件を進める中で、指示されたタスクを着実に実行することが中心でしたが、この案件では「次に何をすべきか」「どのようなタスクが必要か」を踏まえた、主体的な行動が求められます。案件を立ち上げて上位層への承認を得ることや、プロジェクトリーダーとして進捗や課題の管理も担うことになり、責任の大きさに戸惑う場面もありました。当時は分からないことだらけで苦労しましたが、試行錯誤しながらもやり遂げたことは大きな自信につながりました。

――リーダーを経験したからこそ、主体的に行動する力が磨かれたのですね。次は竹内さん、お願いいたします。

竹内 奏 竹内

やりがいは数億円単位の案件を担っていること。そして多くの人の“当たり前”を支えていることです。トラブルが起きた際も、この当たり前を支えているという自負が支えになっており、無事に乗り越えた際の達成感は格別です。

――実際にトラブルを乗り越えた際の、お話を聞かせてください。

竹内 奏 竹内

あるトラブルが発生した際の話です。影響範囲が大きく、迅速な復旧対応が求められました。当時の私は、専門知識も十分とは言えず、責任ある判断を下せる自信もありませんでした。それでも、誰かがリーダーとして陣頭指揮を取らなければならない状況。維持チームのPMとしてメンバーをドライブする覚悟を決めて、ほぼ丸一日、夜間も含めての復旧対応に取り組みました。知識面で不安がある中、判断を誤ると影響が拡大する可能性もあり、正直プレッシャーは大きかったです。

ベンダや協力会社を巻き込み、最終的には1日でトラブルを解消できました。自分の知識や経験が不足していても、覚悟を持って一歩前に出れば、チームを動かし、結果を作ることができる。その気づきが成長につながり、今の私の自信にもなっています。

――ありがとうございました。さまざまな経験を積める「OpenCanvas」にて、新たに入社される方はどのようなキャリアを歩めますか?

西本 靖章 西本

事業領域が幅広いので、あらゆることに挑戦できます。私個人のキャリアを例に挙げると、公共・金融・法人すべてのお客様を担当し、要件定義~運用・保守までの各フェーズも経験しました。もちろん1つの専門性を突き詰めることも可能です。上流工程やPMを目指したり、異なるインダストリのお客様と関わったり、開発のスペシャリストになるなど、自由にキャリアを描けます。

――西本さんは現在、課長代理として活躍中ですが、キャリアの希望はどのように伝えてきましたか?

西本 靖章 西本

定期的に上長との面談の機会が設けられており、現在の業務内容についての振り返りはもちろん、抱えている悩みの相談をしていました。また、キャリアについても意思を伝え、必要なスキルのアドバイスをもらったり、前回の目標から変更がないかなど、細かく丁寧に確認してもらえます。私もマネジメント希望の意思を伝え、実績を積み重ねて、課長代理へとキャリアアップしました。現在はキャリアの幅だしのため、自己研鑽と日々の業務に取り組んでいます。

交流も活発な、20代が中心となって活躍する組織。

――続いて、組織についてお伺いしたいと思います。まずは、雰囲気から教えてください。

西本 靖章 西本

平均年齢は20代後半で、若手が多く活躍しています。世代が近いことに加え、一気通貫の組織であることもあって、風通しの良い雰囲気です。チーム内はもちろん、チームを超えても気軽に質問や相談ができます。また、NTTデータの中でも仕事以外の交流の機会が多いのも特徴かもしれません。

――例えば、どんな交流の場がありますか?

作本 菫玲 作本

メンバー同士でよくゴルフを楽しんでいます。担当フェーズやチームの枠を超えて開催しているため、例えば維持・運用担当の竹内さんとご一緒したことも。普段の業務で関わりのない方とも触れあう機会があるからこそ、業務中にも気軽に話しかけやすくなり、組織全体の連携力に繋がっていると思います。

――交流の場を思い切り楽しむことが、業務を進めるうえでもプラスになりますね。プライベートの時間も充実していると感じましたが、働きやすさについても教えてください。

西本 靖章 西本

一部業務では難しいこともありますが、リモートワークが可能です。また、フレックスタイム制などにより勤務形態が選べるので、柔軟に働けるのもポイントです。例えば、私は子供を送ってから出勤したり、家庭の事情で早退したりするケースがあります。そんなときもフレックスタイム制を活用して、仕事と家庭が両立できています。午前中はリモート、午後から出社するなども可能で、それぞれが柔軟に働いています。有休も取得しやすく、1週間の長期休暇を取得して海外旅行を楽しむメンバーも多くいます。

――臨機応変に働けるスタイル、お休みが取得しやすい環境だと感じました。運用だと夜間の対応もあると思いますが、いかがですか?

竹内 奏 竹内

夜勤明けは必ず休みを挟むため、負担は少ないと思います。土日には込み合うお店に行ってみたり、市役所での用事を済ませたりなど、平日の昼間を有効活用できる点も魅力です。急遽、夜間の対応が発生した場合も、振り替え休日が発生するので、プライベートの時間もしっかり確保できています。

――夜勤だからこその魅力がありますね。次に、組織にマッチする人物像について教えてください。

西本 靖章 西本

“最後までやりきろう”という風土があります。それぞれが目の前に課題を抱えていますが、それを途中で投げ出すような人は1人もいません。何とかして乗り切ろう、ゴールを目指そうと前向きな姿勢の方はマッチすると思います。

作本 菫玲 作本

ミッションクリティカルなシステムに携わるため、責任感の強い方がマッチすると思います。お客様と直接関わらないポジションだったとしても、自分の行動がどのような影響を与えるかを想像して、業務に取り組める方が活躍できる環境です。

竹内 奏 竹内

良い意味で“鈍感な人”にピッタリかもしれません。お伝えしたように、どなたにでも気軽に相談できる組織です。「喋ったことがないから話しかけづらい」「今は忙しそうだな」と躊躇うのではなく、気にせず踏み込んでいけば、受け入れてくれる方ばかりなので、積極的に声をかけてください。きっと自身の成長にも繋がるはずです。

――ありがとうございます。そんな新たな仲間に、組織として何を期待していますか?

西本 靖章 西本

現状の組織にはない新しい視点を期待しています。組織として、従来のやり方を当たり前に受け止めてしまっている側面があると感じており、これまで蓄積してきたナレッジに沿って業務を進めるだけでなく、“改善”も重要なテーマとなっています。新しく仲間になっていただける方には、これまでの経験を生かして、「〇〇って改善できないかな?」「もっと〇〇した方がいい」などの意見を積極的に発信してもらい、組織に変化を起こす役割を担ってもらいたいと思っています。

――他社での経験があるからこその、新たな視点に期待しているということですね。最後に、新たな仲間へメッセージをお願いします。

西本 靖章 西本

あらゆる経験を積める組織です。一気通貫で行っているからすべてのフェーズに携わるチャンスがあり、また、インダストリカットがないからさまざまなお客様を担当するチャンスがあります。本来なら転職しなければ挑戦できないようなことに組織内でチャレンジできる、とても魅力的な環境です。キャリアの選択肢が幅広い組織で、理想のエンジニア像を叶えてください。

作本 菫玲 作本

やりたいことに挑戦できる環境です。別部署へ配属となった同期と会話しても、「もうそんなことにまでチャレンジしているんだ!」と驚かれます。さらに、それぞれの領域にプロフェッショナルが揃っており、1つのことを極めたい方にもピッタリな環境です。私も今後、新サービスの企画に挑戦したいと思っています。一緒にさまざまなことに挑戦しましょう。

竹内 奏 竹内

周囲が背中を押してくれます。今でも印象に残っているのが、先輩からの「竹内が失敗しても、必ず俺が拾うから自信を持って行動してみて、それがチームだから」という言葉です。誰でも初めての仕事や自分のスキルに自信がないタスクには足踏みしてしまうと思いますが、ここなら安心してチャレンジできると思います。

――

社会的影響力の大きいプロジェクトに携わるエンジニアたち。若手のうちから大きな裁量を持って、次々と新たな業務に挑戦できる環境は、この組織ならではの魅力です。責任感の大きい業務に向き合うからこそ、成長スピードは速く、課題を乗り越えるたびに大きな達成感が待っています。本記事を通して「OpenCanvas」に興味を持たれた方は、ぜひエントリーをご検討ください。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです