IDC社発行の「MarketScape: Japan Artificial Intelligence Services 2025 Vendor Assessment」においてリーダーに選出

選出の背景・理由

本レポートは、日本国内のAIサービス市場における主要ベンダーを対象に、「戦略（Strategies）」および「能力（Capabilities）」の両面から評価したものです。IDCでは、国内企業がAIの本格導入段階である「AI Pivot期」に入り、戦略策定から実装・運用までを一貫して支援できるベンダーが重要になるとしています。

NTTデータは、「Smart AI Agent^®」構想を掲げ、生成AIおよびエージェント型AIを活用した労働集約型からAI駆動型への業務変革を推進しています。本レポートでは、NTTデータの以下の取り組みが高く評価されました。

• 顧客の構想立案から導入・運用・定着までをカバーするエンドツーエンドの支援能力
• アプリケーションからインフラストラクチャーまでのフルスタック支援体制
• 業務特化型の製品群であるLITRONシリーズ（Sales、Marketingなど）や、業務横断の汎用アプリケーションとしてのLITRON COREを活用した支援
• 広範なパートナー戦略に基づいたアプリケーションやデータプラットフォーム領域におけるSaaS/PaaSとの連携強化や、インフラ領域でのグローバルクラウドサービスプロバイダーとの連携
• グループ全社員を対象とする生成AI人材育成フレームワークの開発と、社内での適用実績をベースに、顧客ごとにカスタマイズした人材育成プログラムのコンサルティング

NTTデータのAI関連のサービス・取り組み

NTTデータは、エンドツーエンドでフルスタックなAIサービスを提供し、導入コンサルティングからAIを活用したBPOまで、幅広い領域でお客さまの変革を支援しています。AIサービス「LITRON」では、セールス、マーケティング、カスタマーサポートなどの業務特化サービスと、LITRON COREのような汎用・エージェント型AIプラットフォームを展開中です。
さらに、生成AIを活用してお客さまに価値を提供できる実践的生成AI人財の育成について、2025年10月時点で7万人に達し、2027年度までにNTTデータグループ全社員約20万人へ拡大予定です。人財育成を通じて、より高度で実践的なAIサービス提供を推進しています。

今後について

NTTデータは、AI技術を活用した企業および社会の変革を支援し、信頼できるAI活用の推進を通じて、お客さまの持続的な成長と社会価値創造に貢献していきます。

NTTデータグループが描くAI活用の未来

NTTデータグループは、積極的なAI活用の推進とガバナンスの両輪でお客さまのビジネス、当社のビジネスの変革を推進します。お客さまのビジネスでは、AIエージェントが指示に応じ自律的に対象業務のタスクを抽出・整理・実行する「Smart AI Agent^®」の実現をめざします。当社のビジネスでは、ソフトウェア開発の大幅な生産性向上や実践的AI人財の育成を加速します。これらを通じて、AIネイティブな業務プロセス改革に取り組み、人手不足等の社会課題解決に貢献するとともに、人が付加価値の高い業務領域に注力できる世界を実現していきます。

関連リンク

• NTTデータのサービス 生成AI紹介ページ
  https://www.nttdata.com/jp/ja/services/generative-ai/
• NTTデータの生成AIサービス「AIエージェント」紹介ページ
  https://www.nttdata.com/jp/ja/services/generative-ai/ai-agent/
• NTTデータの生成AIソリューション「LITRON」紹介ページ
  https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/litron/

IDC MarketScapeについて

IDC MarketScapeベンダー評価モデルは、特定の市場におけるITサプライヤー、サービスプロバイダーの競争力の概要を提供するように設計されています。この調査では、定性的および定量的な基準に基づく厳密な採点方法を用いて、特定の市場内における各企業のポジションを単一のグラフィカルな図で表現します。IDC MarketScapeは、ITベンダーの製品・サービス、能力、戦略、現在および将来における市場での成功要因を有意義に比較できる明確なフレームワークを提供します。また、このフレームワークを利用することで、ITバイヤーは、対象ベンダーの現在および将来に渡る強みと弱みを360度で評価できるようになります。