NTTデータのITマネジメント室がISO/IEC 20000認証を取得

株式会社NTTデータ（以下：NTTデータ）および株式会社NTTデータSMS（以下：NTTデータSMS）は、「NTTデータおよびNTTデータグループ向け基幹系業務情報システムに対する運用サービスの提供を支援するITサービスマネジメントシステム」の認証範囲において、ISO/IEC 20000の認証を取得^注1しました。2015年4月17日に豊洲センタービル（東京都江東区）で、認証書授与式が行われ、認証機関であるBSIグループジャパン株式会社から認証書が授与されました。

ISO/IEC 20000とは、国際標準化機構（ISO）が規定している国際規格であり、組織が効果的かつ効率的に管理されたITサービスを実施するためのフレームワーク^注2です。

NTTデータおよびNTTデータSMSは、NTTデータとNTTデータグループ向けの社内情報システムの運用において、高品質なITサービス提供を実現すべく組織的な改善活動を続けていることが認証機関に評価され、今回の認証取得に至りました。

NTTデータITマネジメント室は、NTTデータSMSとともに、10年以上にわたって社内情報システムを運用している中で、自らのITサービスマネジメントシステムが正しく機能しているか確認することの難しさを感じていました。

そこで、信頼される第三者（認証機関）に評価してもらうことで国際規格に基づいたISO/IEC 20000の認証を取得して毎年認証を更新することで、自らのITマネジメントシステムが正しく機能していることを定期的に確認することができると考えて認証取得を目指すこととしました。

今後、認証取得したITサービスマネジメントシステム（ISO/IEC 20000）だけでなく、情報セキュリティマネジメントシステム（ISO/IEC 27001）、IT統制・内部統制（SOX）などの観点で、社内情報システムの運用プロセスを分析・評価し、さらなる文書化推進をすることで、高品質なITサービス提供を追求していきます。

BSIグループジャパン株式会社（東京都港区 代表取締役社長　竹尾 直章）

BSI（British Standards Institution,英国規格協会）は1901年に英国で工学標準化委員会として設立。BSIグループジャパン株式会社はBSIの日本法人。