第9回 ASPICクラウドアワード2015において、NTTデータが「全曲報告サービス」で総務大臣賞を受賞
2015年10月9日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)が提供する「全曲報告サービス」は、2015年10月6日に、特定非営利活動法人ASP・SaaS・クラウドコンソーシアム(以下:ASPIC)より、第9回 ASPICクラウドアワード2015の「総務大臣賞」および「ASP・SaaS部門 総合グランプリ賞」を受賞しました。総務大臣賞とは、本年より新たに設立された賞で、各部門の総合グランプリを獲得したサービスの中で、最高位のサービスに授与されるものです。
「全曲報告サービス」は、独自技術を活用して、著作権管理事業者および放送業界のお客さまとともに創りあげた共通プラットフォームサービスであり、放送業界に欠かせないサービスとなっている点が評価され、今回の受賞に至りました。
ASPICクラウドアワード2015の概要
クラウドサービスが社会の情報基盤として発展・確立することを目的として、日本国内で優秀かつ社会に有益なASP・SaaS・クラウドサービスを表彰し、クラウド事業者およびユーザーの事業拡大を支援するものです。今回より、総務大臣賞が新たに設立され、5つの部門の総合グランプリを獲得したサービスの中で最高位のサービスまたは企業に授与されることとなりました。
詳細は、ASPICクラウドアワード2015公式サイトをご覧ください。
NTTデータの「全曲報告サービス」について
放送番組で使用された楽曲をFingerPrint技術注により自動検出し、楽曲権利処理に必要な情報(使用楽曲リスト)を提供するサービスで、サービス開始から8年目を迎え、東京・大阪・名古屋を中心としたテレビ局・ラジオ局など30社以上の放送局で利用されています。500万曲以上の楽曲情報、権利処理に必要なメタデータを有する業界唯一のデータベースを完備しており、本サービス開始以前は不可能とされていた「全曲報告」を可能とすることで、権利者への公平な分配を可能にしました。
今回の受賞を励みに、さらなる新サービス創出などのチャレンジに努め、業界並びにお客さまの事業に貢献します。
注釈
- 注Fingerprint技術
指紋による人物の特定と同様に、音や映像から抽出した特徴データ(fingerprint)同士を高速にすることで、音や映像を特定する技術。本サービスは、NTTコミュニケーション科学基礎研究所が開発したFingerprint技術である「ロバストメディア探索技術」(RMS:Robust Media Search)を用いています。RMSには、音・映像ともにロバスト性(音質や画質の劣化や変化への耐性)が極めて高く、背景音楽や、加工や編集が行われた音や映像についても高い精度でコンテンツを特定できるなどの特長があります。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
ITサービス・ペイメント事業本部
メディア・エンターテインメント事業部
メディア統括部
サービス企画担当
高島、山本
TEL:050-5546-8950