「第3回 豊洲の港から® presents オープンイノベーションビジネスコンテスト“さあ、ともに世界を変えていこう”」参加者募集
2015年10月28日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、オープンイノベーション注1による新規ビジネス創発活動のさらなる加速化を目指し、ベンチャー企業、NTTデータのお客さま(大手企業)とNTTデータの3者がWin-Win-Winの関係となるオープンイノベーションビジネスの提案を募集するコンテストの第3回目の開催を決定し、本日2015年10月28日より募集を開始します。
現在NTTデータでは、第1回コンテストにて最優秀賞を受賞した株式会社マネーフォワード、ならびに優秀賞を受賞したfreee株式会社とともに検討を進めてきた「ネットバンキングにおけるFinTech促進サービス注2」の開発に着手しています。また、第2回(2015年8月27日開催)で最優秀賞受賞のBANKGUARD PTE. LTDをはじめとした連携希望があった9社ともビジネス化に向けた具体的な検討を進めています。さらに、月1回のオープンイノベーションフォーラム「豊洲の港から®」をきっかけに、2014年度は2件の事業化と22件のマッチングを実現しました。
これらの成果を受けて、NTTデータでは、FinTech、IoT、Energy、BigData、Disruptive innovation注3などの世界中の先進技術やビジネスモデルを保有するベンチャー企業等との新規ビジネス創発注4を加速していくために、「第3回 豊洲の港から presents オープンイノベーションビジネスコンテスト"さあ、ともに世界を変えていこう"」を開催することとなりました。
NTTデータは、当社組織であるオープンイノベーション事業創発室を通じてオープンイノベーションの取り組みを加速させ、広く世界中のベンチャー企業と連携することで、2020年を目途に100億円規模のビジネス案件創発を目指します。
コンテストについて
NTTデータが提供している各種サービス・ソリューションを課題テーマに、オープンイノベーションによってベンチャー企業、NTTデータのお客さま(大手企業)とNTTデータの3者がWin-Win-Winの関係となる新規イノベーションビジネスの提案を募集するコンテストを開催します。選出されたアイデアについては、連携する事業部門とのディスカッションや、社内外の新規ビジネス立ち上げノウハウをもつメンターからのアドバイスを受けプロジェクト化を目指します。
コンテストタイトル
第3回 豊洲の港から presents オープンイノベーションビジネスコンテスト"さあ、ともに世界を変えていこう"
課題テーマ
FinTech、IoT、Energy、BigData、Disruptive innovationなどに関するテーマを募集します。
- 1.新たなIoTクラウドを利用した、サービスの高度化に関する提案
- 2.カード決済総合サービス「CAFIS®」を起点とした生活者を豊かにする未来形ソリューションの提案
- 3.多種多様なデータを活用するサービス実現のための基盤としてのMarkLogic® Server活用についての協業/提案
- 4.センシングデータを活用した保険会社向け新商品・サービスの提案
- 5.スマートフォン・新たなITテクノロジーを活用した銀行取引スタイル創出に関する協業
- 6.NTTデータの標準バンキング・アプリケーション「BeSTA®(ベスタ)」およびその周辺ビジネスに関する協業
- 7.CONTIMIXE®クラウド機能拡充(タブレットを用いた金融機関向け各種アプリケーションの提供)
- 8.電力×異業種の新サービス創出に関する協業
- 9.屋内の位置情報を活用した新規サービスに関する提案
- 10.きらりと光るオープンイノベーションビジネスを募集
募集期間
2015年10月28日(水)15時~12月18日(金)17時
応募方法
オープンイノベーションビジネスコンテスト公式Webサイトから応募することができます。
応募資格
先進技術を有する企業、大手企業(当社お客さまを含む)、NTTデータグループ社員
本選実施日・場所
2016年2月12日(金)・豊洲センタービル36階コンファレンスルーム
- 注当日の参加者に関しては、招待制となります。
選考について
以下の外部審査員ならびに当社審査員によって審査を行い、最終的に1つのビジネスアイデアを最優秀賞として、さらに複数案件を優秀賞として選出します。
外部審査員(順不同)
- 山本 修一郎氏(名古屋大学教授 博士(工学)、「豊洲の港から」フォーラムリーダー)
- 本荘 修二氏(多摩大学大学院客員教授・本荘事務所代表(経営コンサルタント))
- 大澤 弘治氏(Global Catalyst Partners、Global Catalyst Partners Japan Managing Director & Co-founder)
- 西澤 民夫氏(一般社団法人オープンイノベーション促進協議会 代表理事)
- 浪方 竹葉氏(株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ Managing Director)
審査結果発表日
2016年2月12日に、コンテスト会場にて発表します。また、NTTデータ公式Webサイトおよびコンテスト公式Webサイトには2016年2月15日に掲載する予定です。
最優秀賞の特典
最優秀案件には最優秀賞を授与します。また、以下の副賞が与えられます。
副賞:ビジネス化に向けた検討を、当社事業部門とともに3カ月間実施し、その後事業化・投資判断等を行います。
- 受賞案件に関するビジネスディスカッションの場の提供
- 受賞案件のビジネス化サポートチームの提供
- アドバイザーに適宜相談できる機会の提供
- 月1回の交流会への招待
- ビジネス提案の結果を受けた実証実験・投資判断 等
コンテスト公式Webサイト
コンテストに関する詳細は、以下のURLからご覧ください。
今後について
NTTデータでは、本コンテストを今後も継続的に開催する予定です。また、ベンチャー企業とのオープンイノベーションビジネス創発活動を通じて、2015年度に10件の新規ビジネスPOC注5案件の創発を実現し、2020年を目途に100億円規模のビジネス案件創発を目指します。
参考
- 「豊洲の港から」公式Webサイト(外部リンク)
- 豊洲の港から presents オープンイノベーションビジネスコンテスト公式Webサイト(外部リンク)
- ベンチャー企業との連携による新規ビジネス創発を本格始動
- NTTデータ オープンイノベーションフォーラム「豊洲の港から」の設立について
注釈
- 注1オープンイノベーションとは、カリフォルニア大学バークレー校のヘンリー・チェスブロウ博士によって提唱された、イノベーションを促進する新たな概念です。オープンイノベーションの定義は、企業による通常の製品開発プロセスを可視化し、社内外を問わず広く技術やアイデアを集め、今までには不可能だったイノベーションを実現していく、というものです。
- 注22015年10月22日ニュースリリース
- 注3Disruptive innovationとは、ハーバード・ビジネススクールのクレイトン・クリステンセンによって提唱されたイノベーションモデルの1つで、確立された技術やビジネスモデルによって形成された既存市場の秩序を乱し、業界構造を劇的に変化させてしまうイノベーションのことです。
- 注4創発とはナレッジマネジメントの分野では、個人一人一人の発想の総和を超えた、まったく新しいナレッジの創造を行う手段のことを言います。
- 注5POCとは、Proof Of Conceptのことであり、新しい概念や理論、原理などが実現可能であることを示すための前向きな試行のことです。
- 「豊洲の港から」、「CAFIS」、「BeSTA」、「CONTIMIXE」は、NTTデータの登録商標です。
- 「MarkLogic」は米国およびその他の国におけるMarkLogic Corporationの商標または登録商標です。
- その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
広報部
後藤(尾)
TEL:03-5546-8051
本事業に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
金融事業推進部
オープンイノベーション事業創発室
佐藤、角谷、残間
TEL:050-5546-9609