RPA「WinActor/WinDirector®」エコシステムが、JISA Awards 2019の最高賞Winnerを受賞
2019年6月11日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)が提供するRPA「WinActor/WinDirector®」エコシステムは、2019年6月11日、一般社団法人情報サービス産業協会(以下:JISA)より「JISA Awards 2019」の最高賞であるWinnerを受賞しました。
「JISA Awards」は独創性が高く、国際的に通用するシステムやサービスの創造者を表彰するものです。
国内シェア1位のRPAツール「WinActor」注1と、WinActorの一元管理・統制を実現する「WinDirector」注2はNTTグループが提供する純国産ソリューションです。NTTデータは、これにRPA開発標準などの全社導入フレームワークから、技術研修・検定などの教育体系、オンサイトとオフサイトのサポート網、AI-OCRなどの連携AIツールまで、さまざまな価値を付加することにより、トータルサービス化してきました。今では、300社を超える特約店の協力を得て、世界十数カ国で3,000社以上に活用されています。今回、こうしたトータルサービス化から世界展開までの一連の取り組みが評価され、最高賞のWinnerを受賞しました。
今後もNTTデータは、WinActor/WinDirectorに先進的な技術やサービスを付加し続け、RPAによるホワイトカラー革命の実現に寄与します。
JISA Awardsについて
あらゆる産業がソフトウエアを駆使して、新たなイノベーションを起こしていくデジタルビジネス時代において、情報サービス産業には、その先頭を走り、大きな革命を起こしていく使命があります。そのためには、情報サービス企業が切磋琢磨し、独創的かつ国際的に通用する質の高い技術・ノウハウ・製品・ITサービスの創造に鋭意取り組んでいくことが重要になります。
また、情報サービス企業が経営高度化を図り、マネジメントシステムおよび諸制度を改革し、グローバルにその先進性を示すことにより、名実ともに魅力ある産業としての基盤を築いていくことも必要となります。
このような認識のもと、JISAは2011年度に広報部会(当時)を中心に、上記のような取り組みを奨励・促進するとともに、その成果を業界内外に示すことにより、情報サービス産業の存在感と重要性を広く社会に情報発信していくための方策として表彰制度「JISA Awards」を創設し、今回で8回目となる「JISA Awards 2019」を実施しています注3。
WinActor/WinDirectorエコシステムについて
国内シェア1位注4のRPAツール「WinActor」と、サーバー上でのWinActorの一元管理・統制を実現するツール「WinDirector」を中心に、全社導入フレームワークから、技術研修・検定などの教育体系、オンサイトとオフサイトのサポート網、AI-OCRなどの連携AIツールまで、さまざまな価値を付加したトータルサービスです。
実力に応じて受講できるよう初級・中級・上級の3段階を用意したハンズオン研修およびeラーニングの受講者は数万人となり、入門、アソシエイト、エキスパートの3種類を用意したRPA技術者検定の合格者および修了者も1万名を超えるまでに活用されています。
また紙の書類まで自動化範囲を広げるため、AI inside社と協業し提供している「DX Suite」注5は数百社に導入され、こちらも国内シェア1位評価を獲得しています。加えて、2019年3月に新たに発表したLGWANを活用したAI-OCRサービス注6も、自治体から高い評価を得ており、既に受注が始まっています。
図:WinActor/WinDirectorエコシステム
注釈
- 注12010年にNTTアクセスサービスシステム研究所で生まれた技術をベースとするRPAツールです。2019年3月時点で3,000社以上に導入され国内シェア1位と評価されています。サーバー型またはスタンドアロン型のどちらかに属するRPAソリューションが多い中で、クライアントサーバー型のRPAソリューションとして、自動化の容易性と管理統制の充実を両立させている点が大きく評価されており、最小1ライセンスから、最大500ライセンスまで、幅広い規模の企業に活用されています。
WinActor webサイト:http://winactor.com - 注2「WinDirector」はNTTデータが企画・開発し、2017年9月29日に提供開始した、多数のWinActorを一元的に管理・統制するための運用ツールです。複数のWinActorに対する実行のスケジューリングや多重実行、即時実行の管理を可能とします。ユーザーの管理機能も備えており、「部署」や「担当」など多階層の組織構造における権限管理も実現します。また、WinActorの実行結果やステータス確認などを容易に行うことができ、ダッシュボードで多数のシナリオの実施状況や稼働率を一元的に監視する機能、詳細なログを収集する機能、シナリオ実行エラー情報をプッシュ型で通知する機能等を備えています。
2019年2月1日「WinActor®」の管理・統制ロボ「WinDirector®」メジャーバージョンアップについて
https://winactor.com/news/9142/ - 注32019年6月11日「JISA Awards 2019」受賞者を決定
https://www.jisa.or.jp/public_info/press/tabid/2809/Default.aspx - 注4IDC Japan「2019年 国内AIシステム/RPAソフトウェア市場企業ユーザー調査」、MM総研「2019 RPA国内利用動向調査」、富士キメラ総研「2019 人工知能ビジネス総調査」
- 注5https://winactor.com/product/DX-Suite
- 注62019年3月28日サービスインフォメーション「AI-OCRとLGWANを活用し、地方公共団体の業務効率化や働き方変革に貢献」
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/services_info/2019/032800/
- 「WinActor」は日本国内におけるNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
- 「WinDirector」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
- 「DX Suite」は日本国内におけるAI inside株式会社の登録商標です。
- その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
製品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
社会基盤ソリューション事業本部
ソーシャルイノベーション事業部
デジタルソリューション統括部
RPAソリューション担当
大塚、中川、標、岡部
TEL:050-5546-7720