日本歯科医師会会員向けレセコンASPサービス「レセック」が、ASPIC「第6回ASP・SaaS・クラウドアワード2012」にて、ASP・SaaS部門 社会・業界特化系グランプリを受賞
2012年7月3日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下、「NTTデータ」)が、社団法人日本歯科医師会の企画・開発協力を得て開発した「日本歯科医師会会員向けレセコンASPサービス『レセック』」(以下、「レセック」)が、2012年6月20日に開催された特定非営利活動法人ASP・SaaS・クラウド コンソーシアム(ASPIC)主催による「ASP・SaaS・クラウドアワード2012」において、"ASP・SaaS部門 アプリケーション分野 社会・業界特化系グランプリ"を受賞しました。
今回の受賞を機に、NTTデータは、歯科電子レセプト請求の普及率向上へのさらなる貢献を目指します。
第6回ASP・SaaS・クラウドアワード2012の概要
「ASP・SaaS・クラウドアワード2012」は、ASP・SaaS・クラウド関連業界の活性化、市場創造、情報基盤の確立、中小企業の生産性向上、さらには日本経済の発展に寄与することを目的に、ASPICが総務省などの後援の下で、日本国内で提供されているASP・SaaS・クラウドサービスとデータセンターおよびそれらを利用するユーザー企業から優秀なものを選定して表彰するものです。
本年度は、112サービスの応募の中から、ASP・SaaS部門21サービス、データセンター部門10サービス、ユーザー部門8サービスが各賞の表彰を受けました。
「レセック」について
「レセック」は、インターネット上に構築したオンデマンドVPNによる安全な通信路上で、日本歯科医師会会員に対してレセプト作成ソフトウエアの機能を提供するASPサービスです。通常、医療機関が診療報酬請求の際に審査支払機関に提出する電子レセプトの作成には、レセプトコンピューター(レセコン)などに搭載される専用のソフトウエアが必要ですが、「レセック」の利用者は、必要なときにネットワーク経由でアクセスし、レセプト作成機能を利用することができます。
レセックは、レセプト作成ソフトウエアの基本機能である、「患者登録」、「診療入力」、「窓口精算」、「電子レセプト作成」等の機能を持ち、領収証、指導文書、薬剤情報提供文書、処方せん等の印刷が可能です。また、個別の歯科診療所の使い方に合わせた、よく使う診療行為、薬剤、特定機材、コメント等のカスタマイズを可能としており、各診療所に適した状態での利用が可能です。
詳しくは公式HPをご覧下さい。
注釈
- 注ASP
Application Service Provider。インターネット回線を通じてアプリケーションプログラムを提供するサービスを指す。
- 注SaaS
Software as a Service。ネットワーク経由で提供するソフトウエアサービス。ASPと同義(ASPICにおける定義)。
- 注クラウド
ASP・SaaSの集合体。(ASPICにおける定義)